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ブレイクスルー・トライアル
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ブレイクスルー・トライアルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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展開としてはスリル×サスペンス=エンターテイメントを志向しているようですが、たぶん主人公の2人が無事に勝利するんだろうなというのがミエミエで、ドキドキハラハラ感は一切ありませんでした。 メガネ3人衆や泥棒3人衆など個性的な脇役の味がイマイチ活かされなかった感、設定が興味をそそるだけにもったいない感もあります。 防犯とか金庫破り、侵入などのキーワードに引っかかる方にはオススメできるかもしれません。 逆にそれ以外の方は2014年1月21日現在で1円の本とは言え、「ダメ元」の覚悟が必要です。 | ||||
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人物、仕掛け、解決策等々。細部には個性があるのに作品自体になぜか面白く感じる個性がなかったと思う。 確かに解説(文庫)に書かれているような作風は魅力かもしれないが、その作風のせいでアクションや仕掛けが迫力もスピード感もなくサラっと流れて行ってしまう。途中、強盗団の仲間割れには割合ハラハラしたのに、最後の仕掛けの方はそれほどでもなかった。キャラのせいか、サブストーリーの方がスリルがあるのは如何なもんでしょ? 主人公達の友情もなんだか過剰な上にセンチメンタル。率直に言えば、上滑りだと思う。ま、湿った(湿り過ぎた)友情には、ちょいとニヒルになってしまいました。 全体的に解説の通り「お上品」です。お上品な割に、あれやこれや細部に凝った事をしようとして、そればかりが目に付いてしまった。「へぇ、どうなるんだろ」と思いつつ「あれ? これだけ?」と肩透かし的かな。例えば、ハッカーの紹介や背景、仕事内容は非常に凝っていて「なんかやってくれそう」と期待させつつ、本筋では「小物」を用意する程度。「2チームに関わってた」って部分も活かされずにスルー。こんな感じで「設定は凝っててもサラサラ流れてしまう事」がホントに沢山ある。黄色いノートも同じですね。途中、大学内で「それ」を実行する場面(やっぱりサブストーリー)は面白げなのに、黄色いノートを利用したのはそれだけ。ガジェットとして相当入れ込んだ設定なのに全然活用しない。せいぜい「友情確認」程度。友情確認に使うのなら、設定を凝る方向が違うんじゃね?とか……。 読み終わって「良かったね」とは思ったが、何も残らなかった。 | ||||
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このミステリーがすごい!の大賞受賞作ということで読みました。 読みやすく、ページをめくる手も進みます。 が、読み終わった後に なんか軽い感じがします。 細かな仕掛けを文章で仕掛けてくるのですが、これらは映像化なら もっと驚きをもって迎えられそうですが ちょっと冗長に感じます。 もちろん、丁寧に書くのが悪いのではないと思います。 ただ この作品では他のかたも言われるように登場人物が色々いて 個性を発揮できそうな持ち味もあるのに なぜかあっさりした 進み方です。 読んでみて 楽しい、、、けど なにか物足りないという作品でした。 大賞受賞作という視点での評価で☆1マイナスしての評価です。 | ||||
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セキュリティシステムを掻い潜る大会に出るという、題材としては面白いと思うものだったが、ストーリーに 意外性や発展性がなく非情に物足りなさを感じた。主人公の門脇や丹羽の過去にスポットを当てるよりも、純粋に 大会で競う部分で勝負すれば良かったと思うし、唯一出てくる女性の梓と、主人公が絡むといった発展性が必要 だったように思う。また、友情や恋愛にかかわる描写や登場人物の発言は「ダサイ」感が強く、感情移入がほとんど 出来なかった。これを読むと、文章力の良否がかえって分かる感じがします。 | ||||
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全てにおいて中途半端な小説だった。 作者は何を伝えたいのか、何をメインに書きたいのか、伝わってこない。 まず、導入部が長すぎる。 これは「IT企業の研究所へ侵入するイベント」の物語かと思いきや、 それまでの話で半分以上を消費している。 確かに、必要な部分なのかもしれないが、バランスが悪すぎる。 次に登場人物を無駄遣い。 せっかく個性豊か(と予想される)人物たちなのに、生きていない。 例えばサポートの中井は何故出したのか分からない。 ハイテク機も持ち腐れである。 キャラクターも、紙の上で動かしている域を超えていない。 一番残念なのは物語の方向性が見えないこと。 ハードボイルドなのか、知能犯ものなのか、技術者ものなのか。 このどれかひとつにスポットを当てて、丁寧に書けば面白い話になったかもしれないのに残念。 見事に持ち味が双殺されて、非常に中途半端な作品に仕上がっている。 はっきり言って期待外れだった。 ご都合主義の展開が酷過ぎて、途中で読むのをやめようか…と何度も思ってしまった。 これで『このミステリーがすごい!』の大賞とは。理解できない。 | ||||
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最後まで読むのに時間がかかった。人物が魅力的でない。 軽妙な会話(風)なセリフが多く鼻につく。 一言でいってつまらない。 | ||||
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「外部の警備会社に頼らない独立型自動警備システム」という設定ですが、番犬や警備ロボットがあっさり突破されすぎてアホに見え、「警備会社に頼った方がよかったんじゃない?」と白けてしまいました。セキュリティ技術も実用化されているかそれに近いものがほとんどで目新しさがなかったし…。 それでも人間ドラマが面白ければ許せるのですが、洒落た言い回しを使おうとしてる割に描かれている友情や恋愛感情にリアリティが感じられなかったので共感できませんでした。一言で言うと「クサイ」。 また、海外作品に影響を受けているのか、下手な翻訳物、もっと言えば入試の英文和訳のような読みにくい文章のため読み進むのが辛かったです。 一生懸命書いているのはわかるのですが・・・。 | ||||
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第5回『このミステリーがすごい!』大賞の受賞作.07年01月の単行本の文庫化です. セキュリティ企業への侵入大会ということで,スパイやハッキング的な内容かと思いきや, 主人公らがそこへ侵入する理由がメインで,そちらへ期待してる人にはおすすめできません. このため過去や因縁ばかりが語られ,別チームの事情など半分を過ぎても延々と続けられます. 終盤に差し掛かってようやく大会が始まるも,そのあたりはあまり深く描かれておらず, 侵入の緊張感や別チームとの対峙や騙し合い,ギミックの類を楽しむまでには至りません. チームや人がそれぞれ異なる思惑を抱き,勘違いをしている様子はおもしろく見えましたが, それが混乱や予想外の結果に繋がったり,何かのユーモアを生み出すというわけではないため, ただ淡々とその場の様子を語るだけに思え,細かな場面転換も却って退屈と混乱を招いています. また,主人公とその相棒である男二人.彼らの友情というか信頼関係がどうにも気持ちが悪く, これ以外にも唐突な仲違いやその後の和解など,予定調和的なやり取りが安っぽくてしらけます. ほかにも,中盤からチラホラ織り込まれる別チームの恋愛模様も果たして必要だったのかどうか…? 結末も重さを持たせていた割にあっさりしていて,明るい余韻を残しているのはよいのですが, こちらも予定調和的というかありふれているようで,どうしても物足らなさが残ってしまいます. | ||||
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第5回『このミス』大賞受賞という事で読んでみた本ですが、 期待はずれの作品でした。 ミステリー要素も殆ど無く、冒険活劇と呼んだ方が適切に思えます。 企業のセキュリティに侵入するという要素を取り入れているのは、 世情を現しており、非常にテーマとしては面白いのですが、何か残念。。。 何故これが大賞を取ったのかよくわからないが、正直な感想です。 | ||||
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このミスの大賞受賞作ということで単行本のときから気になっていたので、文庫本になったと知ったとき迷わず購入しました。まだ読み終わっていませんが、途中でやめたくなるつまらなさですね。これが大賞とは・・・。いくらフィクションとはいえ、ご都合主義にすぎるし、ストーリーが大雑把すぎて、全然この世界に入っていけません。状況の描写がいまいちで場面のイメージが湧かないので何度も読み返しては、どういうことかな?って感じです。文庫本でよかったです。それにしてもこれが大賞??? | ||||
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このミス大賞受賞作であり、期待して読んだのだが、読書中止にしたくなるような内容でした。 セキュリティを破る競争をするということ自体もあまり魅かれなかった。 しかしながら、大賞受賞ということは、その筋道にどんでん返しや驚きがあるのだろうと信じて読み進めたのですが、その気持ちは裏切られました。 シリアスなものにしたいのか、コメディに持ち込みたいのか。内容的にはとても漫画チックで、コメディに持ち込みたいのなら多少わかりますが、それでも中途半端です。色を明確に打ち出さなければ、迫力は感じないし、説得力もありません。 要するに、何なの? | ||||
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スリルなし、意外な展開なし、アクションなし。発想だけがあるが、それも中途半端。1番酷いのは、折角キャラをはっきり立てたライバルチームがいるのに全くそれが生かされていない点。幾つかのチームを作ったものの十分活躍させるだけの力量がなかったと感じた。次作に期待したいが、何故本作が大賞なのか、些か疑問が残る。 | ||||
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なんか、あまりにも都合よすぎて… こんな時は、こうあるべき、みたいな進行だったような気がします。 知識はすごいけど、それをつなげる「語り」がイマイチでした、残念。 | ||||
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設定は中々面白いものがあるものの、地の文、会話文共に まだまだというか下手くそですね。 そのため 人物設定と文章から受ける人物像が乖離して感じられて、 最後まで登場人物を上手く受け入れることが出来ませんでした。 この値段でこの内容はちょっと無しですね。 文庫なら星二つ位つけても良いかなといった所です、 これを単行本にして売ってしまおうという編集者や、 大賞に選んだ選考委員は何を考えているのやら。 | ||||
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設定は中々面白いものがあるものの、地の文、会話文共に まだまだというか下手くそですね。 そのため 人物設定と文章から受ける人物像が乖離して感じられて、 最後まで登場人物を上手く受け入れることが出来ませんでした。 この値段でこの内容はちょっと無しですね。 文庫なら星二つ位つけても良いかなといった所です、 これを単行本にして売ってしまおうという編集者や、 大賞に選んだ選考委員は何を考えているのやら。 | ||||
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