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スリー・カード・マーダー
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スリー・カード・マーダーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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全体的には面白い。でも、最後が……。シリーズ化したいのだろうから しょうがないか。 | ||||
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作家についても作品についても何の知識もなく本書予約してしまった。警察官の姉と詐欺師の妹が挑む密室殺人という宣伝に魅せられてしまったから。 一、一回目の読書。 ◯読み始めると、プロローグの缶落とし詐欺(?)は面白かった。これで、その先を期待させられたのだが、そのあとがよくない。 ◯ちょっとコミカルな話になるかと予想したが、どうも違う。密室不可能殺人が起きて、姉のテスが警部補として初めての捜査指揮に乗り出すと、殺された男がテスの深刻な過去に結びつく男だと知ってしまう。15年前に妹セアラの命を助けるために殺した男の関係者だった。殺人の過去がわかると警察はクビ、一方密室殺人の謎を解いて犯人を捕まえないと、警部になれず、ライバル警部補に先を越されてしまう。 テスは14年間会っていない詐欺師の妹セアラに事情を聴くために、セアラの詐欺の現場を押さえる。その後、テスとセアラの間に、協力、反撥、騙し合いがあって、セアラの推理で密室の謎の解明が進むが、第二の不可能犯罪が起き・・ ここまでが、本書の半分ちょっと未満。ここまでがたいへん読みにくい。テスの世界に馴染みにくい。テンポもよくない。たとえば、人を殺した女性がその後に警察官になって、警部補まで出世するという設定に馴染みにくいし、その警部補の妹が有能な詐欺師で、父親が詐欺の大元締めという設定も馴染みにくい。そして、現代警察小説に似合わない密室不可能殺人にも馴染みにくい。 で、もう読むのを止めたくなったが、第二の不可能犯罪も起きたので、最後まで読むことにした。後半は慣れもあってちょっと読みやすくなったが、設定の馴染みにくさは最後まで続いた。 二、読後 ◯いったいこの作品がどういう評価をされているのか、ネットの批評、感想、レビューを読んでみたが、どちらかというと不評のようだった。共感。 ◯次に、原書のアマゾンレビューを読んでみると、逆に好評のものが多かった。この作者は多くの作品のある人気作家で、常連読者には信頼感があるよう。ふーん、そんなものかな。(馴染みにくいという不評意見もあり、共感) ◯それで、もう一度読んでみることにした。 三、二回目の読書 ◯一回目とはまったく異なり、最初から最後まで楽しく読めた。作者の作る世界に慣れてしまったよう。つまり、作者の作る世界にリアリティがあれば、現実の世界のリアリティが欠けていてもかまわないと思えるようになった。 ◯で、二回目の感想は、①女性警部補姉と女性詐欺師妹の協力、反撥、騙し合いが面白い。②不可能密室殺人が三件も出てきて、トリックはなかなかよくできている。(厳しい日本人読者には、ボロボロという意見があるかもしれない)③妹セアラが詐欺の実行をする場面が楽しい。④後半の強引な人物設定は、こんなことをよく考えるな、と敬意。⑤終わり方もユニーク。 四、私的評価 ◯一回目が☆☆☆、二回目が☆☆☆☆☆、平均をとって、☆☆☆☆。 五、今後 ◯続編の翻訳出版の予定があるよう。ぜひ読みたい。 | ||||
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ひさびさに読んだ時間が無駄だった!と思いました。キャストの魅力も内容もなくエンディングまでひどい。 | ||||
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