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死のチェックメイト
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死のチェックメイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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大戦中に殺人事件が発生し、警察が捜査を開始するが・・・というお話。 守銭奴だった被害者を巡り誰が犯人かのフーダニットが展開される典型的な推理小説で結構のよくできた本格派の作品ですが、はっきりいってただそれだけの小説なので些か喰い足りませんでした。この作品が悪いのではなく、当方が30年近く推理小説を読んできたもので、よっぽどのことがないと驚かない、+αを求めてしまう人間なので単なる推理小説だと一寸・・・。私みたいに黄金時代の推理小説の未訳の傑作の発掘、伝説の作品の復刊だと無性に血が騒ぐというようなマニア向けの感は否めないと思います。悪い小説ではないですが・・・。 大戦中の庶民の生活がわかるところとかは資料的価値があると思いますが、それだけだとなんだかなぁと思いましたがどうでしょうか。 著者のロラックは生涯で70冊以上の推理小説を書いているそうですが、残念ながらこれが代表作とはいえないと思うのでさらなる発掘作業が望まれます。今度でる「悪魔と警視庁」というのが最高傑作らしいので期待していますが・・・。 | ||||
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