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望月の烏



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【この小説が収録されている参考書籍】
望月の烏

望月の烏の評価: 4.69/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.69pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 1~20 1/2ページ
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No.26:
(5pt)
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今後の雪哉の物語が楽しみ

新章はあまり見たくないなと心の片隅で思っていたけれど、読み始めるやいなや面白過ぎて、次世代への期待が高まりました。
と同時に雪哉に対しての感情が複雑で辛かった。
主を失い宗家の責務を一挙に背負った雪哉の苦しみは誰が理解してくれるのだろう。
3人で楽しく過ごしていた頃の純粋で優しい雪哉に戻れる日があってほしいなと願う。
雪哉は最も理性的。だけど節々に見える(個人的願望で歪んで見えるだけ?)理想的な正義を望むような言葉や行動に本来の雪哉が残っている気がして、その救いを望まずにはいられない。理想論であり、ある種の弱さであることは間違いないけれど、それでもそんな平和的未来が存在してほしいと思うし、この考察がことごとく裏切られている、いつもの的外れであってほしくないと願う。
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No.25:
(3pt)
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澄生に魅力を感じない

ここからどうなるのでしょう
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No.24:
(4pt)

雪哉がかわいそうすぎる。

もっとも奈月彦を理解していた雪哉がかわいそうすぎると思う。
願わくば作者様が彼に次回作以降、安らかな死を予定されることを願うばかりだ。
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No.23:
(4pt)

登場人物の複雑性

このシリーズは登場人物が読み進めると深みを増すのが魅力です。正直嫌な奴と思っていた、あるいは好きだったキャラクターが巻を重ねると(外伝も含めて)また違って見えてくる。一つの物語で最後に起こるどんでん返しがシリーズ全体にも垣間見え、それが政治闘争の複雑さの反映でもあるのが魅力です。ここまで一気に読みましたが、読み終わって次巻を待つ間に、前の巻で、最初はストーリーを追うのに夢中でゆっくり立ち止まらなかった細部を読み返したくなっています。
雪哉はオーベルシュタインかといった感想も浮かびますが。。ストレートな主人公より、醒めた策謀家に肩入れしがちな私です。
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No.22:
(5pt)

次の話が早く読みたい

続きはいつですか?雪哉沼に落ちてしまった。
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No.21:
(5pt)

好きになれない登場人物だけれども

八咫烏シリーズ、面白く読んでいるが当初から雪哉が好きになれなかった
なにかを守るために非情な決断をして動くという設定は大好物なのに、どうにも性格が苦手で彼が主ではない物語の方が読みやすかった。
だが、好きになれなくとも、彼が真の金烏を支え、山内を守るため戦ってきたことは事実。犠牲を出すことも嫌われることも厭わず、ただ滅びへと向かう運命を食い止めようと...。

うん、嫌い(笑)
自分だけが背負っている感が嫌い
奈月彦の遺言に傷ついている姿が嫌い
彼ならば理解し自分にまかせてくれる、その思いを裏切られたと思う姿が嫌い

だからこそ、救われろ!と思う。

殺せなかった姫宮に、
雪哉がそうなったときの備えをしていた浜木綿と真赭の薄に
手の上で転がしているはずの女たちの、ささやかだけど変化をうながす行動に

一矢報いられるとよい。
自分とは違う方法で山内を変えられ、山内が新しい道を歩む姿を見ればよい

この物語がどこに帰着するにせよ、次世代の八咫烏たちが自分の道を見つけて飛び立ってくれるとよいと思う
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No.20:
(5pt)

毎度のことながら、

ここまで読み進めると作者の手の内がわかりそうなものですが、いつも見事にひっくり返されます。そして、物語の余韻の中から抜け出させない技が隠されていますよね。
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No.19:
(3pt)
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この1冊でガッカリした。雪哉が可哀想

雪哉の変貌と澄尾の娘美女澄生。
雪哉を貶しているのがたまらなく読んでいて悲しくて堪らなくなる。
購入しなかったら良かったと私は後悔した。
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No.18:
(5pt)

望月の後は…欠けるばかりじゃない。若い世代の意思の強さに期待。

とにかくおもしろい。感想があれもこれもと浮かんでくる。
アニメから入ったくちだが,あっという間に外伝以外の原作を読んでしまった。
1章ではなんとなく,ただの宮廷権力争いものの成長ファンタジーものかぁと,
展開にそれほど面白く思わなかったけど,2章になってからは断然面白い。
どうやら登場人物の人生ではなく,もっと大きな価値観みたいなものを描いている様子。
真の金烏なんて,肩書だけ大きいけどカッコつかない立ち位置だもんなぁ。

現代スタートの『楽園の烏』は,意外にもチャラ系のはじめのキャラがいいなぁと思っていたけど,
『望月』よんだら,あのキャラが今後にどう生きてくるだろうなとワクワクする。
『追憶』で怒涛の展開となり胸が痛んだままの『望月』突入ですが,
新たな世代との対決がテンポよく進んでいきます。

澄生は,おばさんの私からしたら,苦労知らずの理想が高くなんとも青臭い考えで,
下手をすると,彼女の描写は鼻をつくかもしれない。
だけど,いやいや若者はこれくらいの理想を掲げて進んでもらわないといけないのよ,
青臭さは若ささゆえの特権なんだから!と,応援したくなってます。
民主主義的な考えは,パパさんから受けた思想なんだろうか。

一方で,雪哉の変貌のきっかけは明らかに奈月彦の死だけど,
彼のやり口が一概にひどいとも思わない。
主の死と同時に悟ってしまったんだろうな,悲しいけど。
大人ならわかるけど,変化を起こすにはmarginal groupでは絶対に実行できなくて,
己がトップに立たないといけなくて,しかもマジョリティに属して権力をもっていないといけない。
(国の政治と一緒)しかも,きれいなやり口では達成できない。
でもね,変化のためにこのこと以上に難しいことって,人の意識を変えることなのよ。
じゃ,どうする? 意識変革できない人は,古い体制の下で滅びるしかない。
これは私の考えだけど,さぁ,雪哉はどうおもってるんだろう?

雪哉の施策は反感買うものだけど,本当に合理的だと思ったわ。
例えば,日本が50年後に滅びるとわかっていたら,親としてなら何をするか…
とるべき道は一つ。逃げる場所があるなら,子供をそこへ逃がすすべを考える。
しっかり外国語を身につけさせて能力をつけさせ,海外で暮らせるように自立させる。
金持ちはおそらくお金持ってるからなんかできるけど,貧しい人たちはどうなる?
家族という小さな規模なら自分のことだけ考えていればいいけど,
国を統べる為政者としては,国民全員を逃がす場所を探すことになる。
なのに,あちらを立てればこちらが立たずで一向に進まない。とる道は独断強行突破のダークヒーロー。
ノアの箱舟に乗せるのは,意識変化ができない大人や上位貴族ではなく,
手垢のついていない子供のほうが八咫烏という種をより未来へ残すために必要。
雪哉のとった策はこれに近いものを感じたけどね。
奈月彦の発した厄災に対する備えみたいなお触れ,あんなものは何の役にも立たない。
目に見えない危機には人は具体的には動かない。
日本の地震への備えは地域によって0と100の差がある。これと同じ。

とまぁ,雪哉に肩入れする解釈をしてしまったけど,
これもそれもやっぱり最後はこいつの性根は昔のままであってほしいという希望的観測といえばそうなる。

『望月』読んで感じたのは,若い世代の女性たちの意識の変化。
姫たちも自分たちが家の道具として使われることに不満を感じている。
若い金烏も自分で考えてる。意思を持って動こうとしている。

私はこのシリーズを読んでいて嫌悪感を持ったのが,女性達の人形的な立ち位置と描かれ方だった。
藤波も白珠姫,胸糞悪い大紫の御前もみんな男たちの政治の犠牲者にしかみえない。
人気のないあせびだけど,無知なままにやっぱり利用されているとしか私には見えないんだよね。
作者は女性なのに,政治に虐げられる女性ばかりを書いていて楽しいのだろうかと心配になったぐらい。
だけど,ここにきてかなりホッとした。
きっと彼女たちの意思(+若き金烏も+楽園で出てきた頼斗くんもがんばれ!)が,
八咫烏の行く末を明るいものにしてくれると信じて,続刊も読んでいこうと思う。
このシリーズの切に願うラストは,垂氷の雪哉に戻って垂氷の家族と笑いあう姿。
垂氷のお兄ちゃんや弟,梓母さんなら,きっと「おかえり」って言ってくれる。

雪哉も澄生も死んだ100年後に,荒山という場所に「新山内市」とかいう町ができていたら,
新人類は八咫烏の自覚はないかもしれないけど,ある意味成功なのか?
望月が欠けるように,山内は滅んでいくのだろうけど,
八咫烏は朔のあとの月のように,新たな場所で満ちていくのかもしれない。
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No.17:
(4pt)

早く続きが読みたい

アニメを見てその先が知りたいと思ったが最後、あっという間に全巻読んでしまった。この巻のみ読んでいる方がいるかどうかわからないが、その方の感想と、逆に烏に単は〜、烏は主を〜しか読んでいない方の感想とでは登場人物に対する思いに相当な乖離があるだろうなと想像する。そしてそんな物語を書ける作者に恐れおののいてしまう。それなのになぜ星4つかと言えば、これは単に私のわがままで、初期の頃のあの山内がとても好きだったからなのだ。どうしようもなく懐かしく愛しく思ってしまうからなのだ。そして今の雪哉を憐れだと思っているからなのだ…。
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No.16:
(5pt)

新しい世代、滅びる世代

とうとう、真の金烏に変わる金烏代が出てきてこれからどうなるのか、不安いっぱいで読み終わりました。
雪哉の変貌をどう捉えていいのか一読者は混乱しております。
先生!皆に優しい世の中になるようお願いします。
雪哉が本当はいい人間だと思いたい読者です。
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No.15:
(5pt)

わくわくしました

一気に読んで、本棚にしまいました。読後感を味わいながら、烏は主を選ばないに戻って、数回目を読み始めました。
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No.14:
(5pt)

面白い

思った通り、面白かった
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No.13:
(5pt)

一気に読めます!

初めは、え?また四姫集めて嫁選び?
と、思いましたが、なんのなんのさすがの展開でした。続きが早く読みたい!
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No.12:
(5pt)

想像以上の面白さ

読み応えも程よい
どこに伏線が隠されているのだろうか
早く次回作が読みたくて仕方がない
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No.11:
(5pt)

引き込まれました

久々にシリーズ本読みましたが、世界観に引き込まれました。
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No.10:
(5pt)

雪斎さま…

美貌の女性官吏が何者か気づいていて放置してたの?自分があの子を見間違えるわけないって、愛情を感じるけど…
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No.9:
(5pt)

もう続きが待ち遠しい

八咫烏シリーズはほんとに面白い
登場人物の言葉にどんな思惑があるのか想像しながら読むのが楽しい
澄生と博陸候の舌戦は面白かった
続きが待ち遠しい!
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No.8:
(5pt)

あせびの君こわい

うおお、ここから「楽園の烏」に続くのか!この世界どこまで広がるのか。たのしみすぎる〜。そして、シリーズ1作目から衰えぬあせびの君の存在感よ…。
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No.7:
(5pt)

第2部の背景が透け見え始めた巻ネタバレ注意

第2部1作「楽園の烏」で自分を「わたしは幽霊ですから」と言いながら
安原はじめを案内した彼女は、なるほど幽霊になっていたのです

猿との大戦で心を失い暗闇の中で執務していた雪哉が抱きしめて落涙した一族の幼子
雪哉の心を取り戻させ支えとなった存在の彼女「紫苑の宮」
二人の目指す先は同じですが道筋が異なる
どちらも聡明で互いの考えも理解している

次の第2部5作め舞台は現代日本社会へ行くのでしょうか
それぞれの思惑は山内をどう導いてゆくのか
作者さんは山内の歴史を既に決めておられるそうです
刊行が待ち遠しいですね

それにしても東西南北各大貴族のなかから西家よ
朝廷での権力闘争では他三家の後塵を拝していながらも
何と言いますかこう、生きる心に寄り添う大らかで高潔な御家ですね
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