高校生の志帆は、かつて祖母が母を連れて飛び出したという山内村を訪れる。

山内の朝廷の実権を掌握した若宮。彼に仕える雪哉は、全軍の参謀役となった。

「この山を売ってはならない理由が分かるまで、売ってはいけない」 資産家である養父の奇妙な遺言とともに、ある「山」の権利を相続した安原はじめ。

八咫烏の一族が支配する異世界・山内。

風変わりな天才巫術師の少女と許婚が謎を解く、中華退魔ファンタジー! 霄(しょう)の京師(みやこ)には、稀代の巫術師(ふじゅつし)がいる。

世界の南のはずれ、蛇神の抜け殻から生まれた島々。 領主は「海神の娘」を娶り、加護を受けていた。

世界の南の端にある「花勒」「花陀」「雨果」「沙文」の四つの島は海神のものだという。

『神様の御用人』浅葉なつ による新シリーズ『神と王』第二巻! 丈国の建国十年を祝う式典への招待状が斯城国王・琉劔のもとに届いた。

前代未聞の「女東宮候補」として、八雲の院の御所に集められた五人の姫君たちーー。

「天から与えられた才能はどこへ消えた？」 舞台はヴィクトリア朝京都。

数えで12歳となった白菊丸は、今日、母と離れ寺へと入る。

「こんな結末は耐えられない」絶対に読んではいけない、禁忌の本が誕生。 こんな結末は耐えられない――。

「源氏物語」に隠された、或る夜の出来事。

割りあてられた「男」という性別から解放され、高校の演劇部で人魚姫役を演じきった。

第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作、文庫化です! 紀元前1300年代後半、古代エジプト。

この人は人生をリノベーションするつもりだ――亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽者だ」といいだす。

鷹央先生、 これまで本当に……。

ラスト、せつなさ迫るミステリー 「知ってる? 川上さん、親に殺されたらしいよ」僕が通う小学校で広がった、少女の死の噂話。

大正九年の東京。侯爵令嬢の瀧川鈴子はとある事情から浅草出身で、怪談蒐集を趣味としている。

御用人である萩原敏益のもとを訪れたのは、子どもの姿をした神様・久久紀若室葛根神。

京都が生んだ、やさしい奇跡。