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あなたが殺したのは誰
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あなたが殺したのは誰の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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2つの事件が何処で繋がるのか…と思いながら読んでいました。途中でちょっとわかってしまったけれど、でもなるほど…という感じでした。ただ、読んでいてちょっと辛い気持ちになりました。事件が起こるまでも長い気がします。 | ||||
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パスカルシリーズ第3段。第一作の「あの日、君は何をした」のタイトルに惹かれて読んで以来、3作とも読みましたが、毎回前作を超えてくる。話の内容は暗いのですが、登場人物に清涼感があるので、嫌な暗さにならないのも素晴らしい。 本作は、女性の殺人事件を描く現在と、バブル崩壊後に希望が失われている90年代の鐘尻島を舞台に交互に物語が進んでいきます。特にこの作者は、自己顕示欲の強い狂った女性を軸に、その関係者の描写を多角的に描くのが上手いと感じます。ある人から見たらこうだけど、他の人から見たら実は違って見える、その別角度の視点を提示された時、物語がガラッと違って見えます。 最終的には表題の「あなたが殺したのは誰」とあるように、被害者の女性は、加害者にとっては少なくとも3人の人物としての意味を持つことになります。うまいなぁと感心します。 最後の「ふたりの呪い」のくだりで、三ツ矢は事件の元凶を作った2人の名前を挙げますが、田所刑事は別の2人を思い浮かべたとの描写があります。この2人とはおそらく自死を選んで行った2人の親であり、三ツ矢よりも田所の方が、事件の真相を理解した瞬間でした。ただの助手のような存在から、三ツ矢を支える存在になりつつある田所。シリーズの続編が楽しみです。 | ||||
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まさきとしかさんのパスカルシリーズは全て読みました。 シリーズ最初のあの日君は、何をした があまりハマらず、 2作目は悩みながら読み始めたらかなり面白い作品で、 この3作目はそれら以上でした。 離島という閉鎖された空間が好きなのもあり、 過去の描写は読み進めるのが楽しかったです。 | ||||
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リゾート開発の闇、愛と欲の業、呪いの連鎖、特に凄まじい母娘の愛憎に衝撃。 | ||||
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地理的時系列的に全く関連性を想起させない二つの物語が進行していく。 読者も「つながるのだろう」とは思うわけだがいかんせん、話しが見えてこない。 ようやく繋がった時には物語は終結、しかも後味がねぇ。 | ||||
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はやく次回作が読みたくて楽しみにしていたので 今回も独特な内容でも やはり面白かった。 | ||||
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なんか。読みづらい。 | ||||
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変わり者だが敏腕刑事三ツ矢と若手刑事田所コンビシリーズ第三弾。結論から言って私には、前作の 「あの日、君は何をした」「彼女が最後に見たものは」をしのぐ最高傑作のように思う。東京で起きた 若妻殺人事件、そしてその前に発生した老人殺人事件、この事件は何の関係もなさそうだが、 若妻殺人の現場には、老人殺人事件の被害者の残した「私は人殺しです」というメモ。そして、その 2事件の捜査を担う三ツ矢と田所の奮闘を描きながら、1990年台前半の北海道の小さな島の住人 達の様子が語られる。この町はリゾート開発が、時のバブル崩壊に伴い破綻し、住人たちも幻滅を味わう ことになる。そこで起きる自殺、殺人事件。これらの事件の接点はどこにあるのか、作品の3分の2 程度を終わってもなかなか収束の様子がない。ハラハラさせる。北海道の島では描かれる2つの家族。 それぞれの家族の一人一人の掘り下げが巧めだ。著者お得意の家族間の葛藤が見事に描かれる。 やがてこれらの事件は時代と場所を超えて交わることになる。ミステリーとしても逸品である。描かれる 人間像も悲哀に満ちている。泣かせる。これは私にとってお勧めのミステリーである。早速妻にも 読んでみるように本を渡した。 | ||||
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自分の親のこと、自分の子供のこと、30年近くも知らなかった真実を 二人の登場人物が たまたま同じ時期に知ったこと。 別の人物による殺人が偶然おきて、その現場に偶然 二人が居合わせた 偶然が多すぎるのが難点ですが、読み物としてはおもしろく読ませてもらいました。 読後に解説を読んで 「あの日、君は何をした」の続編と知りました 「あの日、君は何をした」読んだのだけど、まったく印象に残っていない これから もう一度 読み直してみよう | ||||
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まさき としかの新作 ⁈ を発見し、心が踊り、即購入。 Amazonでフォローしていたのに、購入後に新刊のお知らせが来た。 たまたまイヤミスの女王とやらのご都合主義満載の作品を読み終えた後だったので、口直しにまさき としかの新作を読めるなんて最高ではないか。 この人の、清潔感があり繊細で過不足ない表現が大好きだ。 物語は現在の東京で起きた事件と、バブル崩壊後の北海道の離島の物語が交互に描かれる。この二つのストーリーがどのようにひとつに繋がるのか。 三ツ矢・田所コンビの第三作というのもワクワクする。 偶然が重なると必然となり、ただ生きていくだけで哀しい人生もあるのだと思わされる。 ページを繰るごとに読了に近づくのが寂しい。 そんな作品でした。 | ||||
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とにかく表紙の破れが残念です。やはり本は本屋で買います。 | ||||
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三ツ矢&田所刑事の絶妙なコンビっぷりが今回も面白かった。読者の思い込みをことごとく覆していく、気持ちいい騙され方をする作品。 | ||||
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彼の存在と素直さだけが救い… 紫のダウン、想像して笑いましたw 自分もド田舎に嫁いだので「人生こんな筈じゃなかったのに」って、とある登場人物にものすごく共感出来た | ||||
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読み始めたら止まりません | ||||
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あの三ツ矢・田所刑事シリーズ。 90年代のバブル崩壊後と今。 北海道の離島と東京。 ”良い神様も悪い神様も海の向こうからやってくる”という伝説。 2拠点が並行し、ラストまで複雑なプロットが進んでいく。 ”どこまでも遠い場所へと流されていく気がする”と。 | ||||
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血まみれの若い女性、荒れ果てた部屋には空のベビーベッド。赤ちゃんはどこへ?北海道の島、90年代の活気が消え、今は荒廃。東京と交互に進む物語、止まらぬ緊張感。作者の描写に日常の尊さを感じる。 | ||||
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この方の作品を読む度に、当たり前の日常や普通の生活を送れる事がいかに幸せかをしみじみと感じさせられます。 | ||||
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