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古本食堂
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古本食堂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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あまり本を読まないのですが、タイトルと表紙に惹かれて手に取りました。影響されて神保町を巡ったりこれ以外にも本を読むようになったりと趣味が増えたので感謝です。 | ||||
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神保町に行こう。古本屋に本屋を眺めつつ喫茶店でのんびり食事をしたくなる。そんな空気感。 | ||||
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本好きの人に取っては、共感の湧く、いい話でした。 | ||||
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ヒットをバンバン飛ばし続けるだけあって おもしろ要素をこれでもかと詰め込んで投げてくる。 ひと昔前の宮本輝のような 職業小説家として満点 古本屋を引き継いだ女の子に 神保町界隈の美味しい店もからめて 恋ばなも外さない ちょっと気の利いたおやつを食べているような一冊でありました。 | ||||
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兄の死後、彼の残した神保町の古本屋と高円寺の家を継いだ妹の珊瑚と、店の手伝いをする姪の美希喜の互いの視線から交代で描かれる話。お店に来るお客様や神保町の名店、美味しいものが色々出てきて、神保町に、行きたくなります。 | ||||
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心温まる本好きのための本 | ||||
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あぁ、いいなぁ、この小説。これが読後の率直な感想です。本好きなら誰もが好きな町、神保町。地方に住む者には憧れの町だろう。出版社、本屋、古本屋が軒を並べ、おいしいものを食べさせてくれる店がたくさんある町。そんな町に住むことが出来たら、そんな町で仕事が出来たらと憧れるのは私だけではないだろう。北海道帯広でのんびり暮らしていた主人公・鷹島珊瑚は兄の急逝によって兄の所有していた神田神保町のビルとその中にある古書店を相続することになり東京に住み始める。ラッキーなどといってはいけないが、ともかくある意味うらやましい情況ではある。古書を介して魅力的な人々と出会い、ふれあい、繋がる。舞台となる神保町の風情、とりわけ喫茶店、食堂、レストランなどの佇まいとおいしそうな食べものが読者の心を惹きつける。各話に登場する書籍も「読んでみたい」という気をそそる。作者がこの物語を『古本食堂』と名づけたのも頷ける。読んでいて幸福感につつまれる小説だ。続編を早く読みたい。 | ||||
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この本の面白さの背景には、原田ひ香の膨大な読書量と文学の造詣の深さ、食に関するこだわりの強さというものが感じられた。鷹島珊瑚、鷹島美希喜という叔母、姪の素人ながら本を愛する二人が古書店を経営する際に、織りなす人間模様に思わず引き込まれてしまった。 珊瑚の兄、滋郎の急逝によって、東京の神保町の古書店をどうするかという難問に接し、戸惑う珊瑚、滋郎から生前可愛がられていた国文科の大学院生、美希喜は進路に戸惑いながらも古書店への愛着を深めていく。滋郎が同性愛者だったことが明らかになっても、自然に受け入れていく珊瑚の心広さに救われる思いがした。 活字離れが深刻さを増している昨今、本好きにはたまらない一冊だった。続編もぜひ読みたいと思う。 | ||||
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実在の本をからめて、ストーリーに軽く教養チックな味付けをしているところが素敵だった。神保町のカレーの有名店なども出てきて、ますます楽しい。老人の一人暮らしや恋愛、ゲイ、遺産相続などの重たい素材を割と軽く無造作に扱っている感じが、気楽でよかった。 ただ、とても魅力的に描かれていた今昔物語集の「三人の法師」は、読んでみたら私にはあんまり面白くなかった。 | ||||
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とても内容が参考になりました | ||||
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神保町に足を運びたくなり、人間模様や古書店の雰囲気に惹かれます。 書中に出てくる本も読みたくなり、食べものも食べてみたくなります。 | ||||
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言葉の誤用、構成のまずさ、分かりにくさ、人物に魅力がない。読む気が失せて一話も読み切れなかった。 | ||||
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同作者の他の著書も読んでいます。 すべて、途中までは小さいエピソードを含めて面白いのに、最後、登場人物全員が上手く行き過ぎて、毎回違和感がある。 あと、人物描写が薄っぺらい。ネタも物語そのものも良いのに『軽い読み物』の域を出ないのが残念。もっとしつこく、葛藤や人物背景を書いてもらえればいいのにと思う。 実際に神保町界隈を知っている人にはこの程度で良いのだろうが、あの独特の街の雰囲気が文章からは伝わってこないのも残念。 | ||||
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登場人物が、やや現実離れをしてはいるものの皆善人で、ひと昔前のホームドラマのようなほのぼの感がある。 また、作者の文学他に対する造詣の深さも感じさせるが、その知識を押し付けられているという不快感はなかった。 唯一残念だったのが、これ程の作者が「足下をすくわれた(269ページ)」という日本語の誤用をしていること。 | ||||
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本を読んで知識で頭を満たす。人との触れ合いで心を満たす。美味しい料理でお腹を満たす。 読んでみたい、食べてみたいをその時に素直に叶えてる様子を見ると『やりたい事やってみよう』と前向きになれるかも。本屋の多い神保町の雰囲気もいい感じです | ||||
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優しい気持ちになれます | ||||
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"本を指先で引き出して順番を変えたり、コツコツ小さな音を立てながらいつも本を触っていた(中略)覚えておくといい、本は『触れると売れる』って言うんだよ"2022年発刊の本書は古書と食が溢れる神保町、そこにある小さな古書店を舞台にしたハートフルドラマ。 個人的には古本屋でもあるので、興味を惹かれて手にしました。 さて、そんな本書は東京の神田町神保町で小さな古書店『鷹島古書店』を営んでいた兄の滋郎が急逝、お店を引き継ぐために北海道は帯広から出てきた珊瑚(さんご)そして彼女の手伝いをする国文科の大学院生の美希喜(みさき)を語り部に、第一話から最終話までビーフカレーやピロシキ、カレーパンに焼きそばと食の魅力、そして本は言わずもがもな神保町の魅力を伝えながら『古典や絶版本の紹介』もエッセンス的に各エピソードに盛り込まれているのですが。 まず、本を探しに訪れた方に頼まれ選書をお手伝いする中で、自然と【その方自身の生い立ちや人間性が浮き彫りになる】のは、日々の実務として実感しているので。登場してくるFIREを目指す営業マン、自意識の高い作家の卵など。いるいる!と共感したり。 ただ、本書はもともと『絶版食堂』として連載されていて、書籍化の際に『古本食堂』に改めたらしいのですが。終わりの方でタイトルを回収しているとはいえ、全体の内容としては『本』の占める割合とくらべて『食』の割合は少ないかなあと。 神保町好き、古本屋好きな方。また日本の古典文学好きにもオススメ。 | ||||
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"本を指先で引き出して順番を変えたり、コツコツ小さな音を立てながらいつも本を触っていた(中略)覚えておくといい、本は『触れると売れる』って言うんだよ"2022年発刊の本書は古書と食が溢れる神保町、そこにある小さな古書店を舞台にしたハートフルドラマ。 個人的には古本屋でもあるので、興味を惹かれて手にしました。 さて、そんな本書は東京の神田町神保町で小さな古書店『鷹島古書店』を営んでいた兄の滋郎が急逝、お店を引き継ぐために北海道は帯広から出てきた珊瑚(さんご)そして彼女の手伝いをする国文科の大学院生の美希喜(みさき)を語り部に、第一話から最終話までビーフカレーやピロシキ、カレーパンに焼きそばと食の魅力、そして本は言わずもがもな神保町の魅力を伝えながら『古典や絶版本の紹介』もエッセンス的に各エピソードに盛り込まれているのですが。 まず、本を探しに訪れた方に頼まれ選書をお手伝いする中で、自然と【その方自身の生い立ちや人間性が浮き彫りになる】のは、日々の実務として実感しているので。登場してくるFIREを目指す営業マン、自意識の高い作家の卵など。いるいる!と共感したり。 ただ、本書はもともと『絶版食堂』として連載されていて、書籍化の際に『古本食堂』に改めたらしいのですが。終わりの方でタイトルを回収しているとはいえ、全体の内容としては『本』の占める割合とくらべて『食』の割合は少ないかなあと。 神保町好き、古本屋好きな方。また日本の古典文学好きにもオススメ。 | ||||
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私の青春の場。50年ほど前、授業の間や後に毎日歩き回っていた神保町の本屋さんの物語。翔ぶが如くは人生劇場の出玉で取りました。いったい何倍の本であったものか。そんな時代の香りをわくわく感じて読み進めました。最後まで。 | ||||
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「古本屋&食堂」という、かなりウケ狙いのあざとい設定で、それには乗ってあげるけど、 交互に叔母と姪が語り手になるという構成に気づくのに時間が掛かった。 というのも筆力がイマイチで、人物の描き分けが明確でなく、 どちらが今話しているのか、曖昧で分からないという基本的な欠点がある感じ。 神保町のにおいも漂ってこないね。 | ||||
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