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古本食堂
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古本食堂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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"本を指先で引き出して順番を変えたり、コツコツ小さな音を立てながらいつも本を触っていた(中略)覚えておくといい、本は『触れると売れる』って言うんだよ"2022年発刊の本書は古書と食が溢れる神保町、そこにある小さな古書店を舞台にしたハートフルドラマ。 個人的には古本屋でもあるので、興味を惹かれて手にしました。 さて、そんな本書は東京の神田町神保町で小さな古書店『鷹島古書店』を営んでいた兄の滋郎が急逝、お店を引き継ぐために北海道は帯広から出てきた珊瑚(さんご)そして彼女の手伝いをする国文科の大学院生の美希喜(みさき)を語り部に、第一話から最終話までビーフカレーやピロシキ、カレーパンに焼きそばと食の魅力、そして本は言わずもがもな神保町の魅力を伝えながら『古典や絶版本の紹介』もエッセンス的に各エピソードに盛り込まれているのですが。 まず、本を探しに訪れた方に頼まれ選書をお手伝いする中で、自然と【その方自身の生い立ちや人間性が浮き彫りになる】のは、日々の実務として実感しているので。登場してくるFIREを目指す営業マン、自意識の高い作家の卵など。いるいる!と共感したり。 ただ、本書はもともと『絶版食堂』として連載されていて、書籍化の際に『古本食堂』に改めたらしいのですが。終わりの方でタイトルを回収しているとはいえ、全体の内容としては『本』の占める割合とくらべて『食』の割合は少ないかなあと。 神保町好き、古本屋好きな方。また日本の古典文学好きにもオススメ。 | ||||
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"本を指先で引き出して順番を変えたり、コツコツ小さな音を立てながらいつも本を触っていた(中略)覚えておくといい、本は『触れると売れる』って言うんだよ"2022年発刊の本書は古書と食が溢れる神保町、そこにある小さな古書店を舞台にしたハートフルドラマ。 個人的には古本屋でもあるので、興味を惹かれて手にしました。 さて、そんな本書は東京の神田町神保町で小さな古書店『鷹島古書店』を営んでいた兄の滋郎が急逝、お店を引き継ぐために北海道は帯広から出てきた珊瑚(さんご)そして彼女の手伝いをする国文科の大学院生の美希喜(みさき)を語り部に、第一話から最終話までビーフカレーやピロシキ、カレーパンに焼きそばと食の魅力、そして本は言わずもがもな神保町の魅力を伝えながら『古典や絶版本の紹介』もエッセンス的に各エピソードに盛り込まれているのですが。 まず、本を探しに訪れた方に頼まれ選書をお手伝いする中で、自然と【その方自身の生い立ちや人間性が浮き彫りになる】のは、日々の実務として実感しているので。登場してくるFIREを目指す営業マン、自意識の高い作家の卵など。いるいる!と共感したり。 ただ、本書はもともと『絶版食堂』として連載されていて、書籍化の際に『古本食堂』に改めたらしいのですが。終わりの方でタイトルを回収しているとはいえ、全体の内容としては『本』の占める割合とくらべて『食』の割合は少ないかなあと。 神保町好き、古本屋好きな方。また日本の古典文学好きにもオススメ。 | ||||
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おいしそうな食べ物やマニアックな本の話は良いのですが、登場人物がどうもつかみづらくてわかりにくいです。食べ物と本の話が登場人物のわかりにくさによって打ち消されているような気がします。 | ||||
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本人に迷いや葛藤はあれど、「愛されていた若者」だったが故に予定されたレールに十分な納得と同意で乗っかった。という、四方八方からの「厚意」に取り巻かれてる感じでした 若干おとぎ話系のテイストを感じた 気負いなくどんな時でも緩めに楽しめるおはなしだと思います 概ね楽しみました | ||||
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