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光のとこにいてね
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光のとこにいてねの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 61~73 4/4ページ
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| 読むのに差し支えのない新刊ですが、カバーがずれないように送っていただけると嬉しいです。 | ||||
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| ●この物語の特徴は二人の主人公が交互に一人称形式で描かれていることです。そのため、自分の思 いと相手の心の差が微妙にすれ違っている不安が、じわっーと伝わってきます。「あるある」とか「 それまずいよ」など、思わず突っ込みたくなります。互いに好きで友達になりたいのに、心と態度が 違ってしまうもどかしさ。読んでいて切なくなってしまいます。 しかしそれも物語の半ばまで。大人になって30歳にもなろうとしている二人、いい加減大人の判断 しませんか?なぜ自分の心を開かないのですか?何をそんなに守りたいのですか?(こう思うのは男 と女の違いなのかもしれないけど・・・) 友を大切にし過ぎる女性の心理描写をテーマにした小説とは言え、少々作り過ぎに感じます。二人 が巡り合うシチュエーションも・・・。心のすれ違いや考え過ぎで460ページはちょっと引っ張り過 ぎでは。途中でしんどくなりました。残念ながら私には結珠と果遠の気持ちが全く理解できません。 | ||||
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| しばらくは他の小説を読みたくないそんな感情を読破してから思っている。 | ||||
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| 2人の少女の小学生時代の出会いから、大人になって再会した時までのお話。 2人のそれぞれの視点からかかれているよくある手法だが、心の動きなどを丹念に書かれているので、飽きずに一気読みができる。 半面、昔のティーンズハート文庫とか、コバルト文庫などを思い出す。今でいうなら完全にラノベの路線。もちろんラノベが悪いわけでもなく、読みやすくて読み応えもある作品はたくさんあるけれど、そこまで圧倒的珠玉の小説と言われると、少し鼻白んでしまう、というのが正直な感想。 また、母娘の関係が細やかに描かれているようで、そうでもない。 娘に無関心な母なのに、娘の食べるものや口にするものにだけ無添加にこだわったりする、とか。エスカレーター式のお嬢様学校であれば保護者同士の関係も大変そうだがそういう部分も全く描かれていない。女子校だとそういう家庭の子供は浮きがちだと思うが(いじめられはしないまでも)、ものすごく真っ当にお嬢様生活を送っているかのような描かれ方で、確かに子供同士の関係としてはすっぴんでも相当な美人というだけで、一目置かれるということはあり得そうだが小学校からエスカレーター式の学校の保護者込みの濃密なムラ社会で、どのように生き抜いたんだろう。そういうことを考えてもなんとなく嘘っぽく感じてしまい、なかなか感情移入はできなかった。ただし映像化には向いているとは思う。 | ||||
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| 幼少期から不意にくる出会いと別れ。最初はどういう話?と、感じていましたが、2人気持ちを理解できるようになるにつれどんどんと物語にのめり込んでいきました。 2人とってハッピーエンドが待ってると良いな、もう少し先も読ませて欲しいな、と感じながら読了です。 | ||||
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| 小説ですから都合よくすすむところはありますが、読んでいるうちに同じようなニュアンスの文が続きマンネリしたりとすることがなく、とても読みやすいです。内容としては個人的に手元に置いておきたい本となりました。 | ||||
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| これは別れの物語でしょうか。 別れることに胸が締め付けられるからこそ、大切なことに気付かされる。 そんなふうに感じました。 | ||||
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| 幼女期の出会い、少女期の交流、成人してからの信頼。不穏な人間関係はあるが、ありふれていると言えば言える。キャラクターの一人は、誰もが息をのむほどの美人ながら、「美人をうまくつかいこなして」はいない。ドラマチックになりすぎることなく、我々の身のまわりでも起きうる程度の出来事が積み重なる。 近づきすぎればかえって壊れてしまうような関係が、何重にも縁を重ねて、揺るぎない信頼に育っていくさまが納得できる形で描かれていた。 とても好ましい二人の関係を見守り続けて、ため息をつくように読み終えた。真面目に生きる人たちの、真面目な物語。 | ||||
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| 空と海は合成され、印象に残るひとつの絵となる。 心の片隅にそっと、大切に育てられてきた寄り添う気持ち。 その光は二人を引き寄せる。 時が経てども、光に導かれた点と点は結ばれていく。 それは救いの光であり、思い慕う切なさである。 ラストシーンは心に焼きつくよ。 | ||||
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| 面白かった。 風景や情景の表現が秀逸。 特に、梅雨時期の 太平洋や空や雲の色の描写が 力強い。言葉で色を こんなにも表現できるんだ。 どの人物も抱えている問題が 大きくて複雑。でも、 いい塩梅で説明されていて 違和感はない。 母親の呪縛から逃れる場面が 面白い。 きっと人は、 どんなに圧倒される相手であっても 自分で勝手に肥大化させた虚像に 怯えているだけ。 相手が手のひらに乗る程の ちっぽけな存在だと分かると 見事にその虚像を消し去って、 その相手から 自由になることが出来る。 そう印象付けられた。 二人が離れ離れになる 結末を想像したが、 そうではない終わり方に 希望がもてて 読後感が明るいのが いいと思った。 | ||||
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| 活字中毒の私は、1冊読み終えたらすぐ別の本を読み始めるのが普通なのですが、この作品については1晩じっくりと余韻に浸っていました。これからも何度か読み返したい、本当に大切な1冊となりました。 シングルマザーの貧困家庭に生まれた果遠(かのん)と、裕福ではあるが家族の愛に恵まれず育てられた結珠(ゆず)が、出逢いと別れを繰り返しながらも強く惹かれ合い、魂の交感と呼べるような精神的絆に支えられながらお互いの人生を歩んでいく物語。その関係性は、単なる友情とも恋愛とも違う、ただ至上の愛としか言えない唯一無二のものです。 このような作品であらすじを紹介するのは無意味どころか作品を汚すことになりかねないので控えます。とにかく1人でも多くの方に読んでほしいと強く願います。ただほんの少しだけ。この作品は3章に分かれており、それぞれの章の最後に果遠から結珠への「光のとこにいてね」という言葉が発せられます。小学2年生、高校1年生、そして29歳というそれぞれの時点で、果遠がこの言葉に込めた思い、結珠が受け取った思い、それを想像するだけで、私は人間存在の意味に触れられる気さえします。 | ||||
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| タイトルを見たときに絶対読まなきゃと思って読みました。 近場の風景が広がって驚きました。 光のとこにいてね、という言葉がすごく心に残ります。 読んでよかったです。 | ||||
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| 何気なくKindleで購入し聞き終わってから、これは大事に大事に読みすすめてはページを閉じるを繰り返して読む本だったと後悔。宝物のような小説。始めと終わりに鼻血のことが書かれた部分が好き。鼻血は一気に時間をこどものころに戻す。ラストもいい。絶対に読んで良かったと思えるし、2人のことを誰かと話したくなる。 | ||||
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