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半暮刻



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【この小説が収録されている参考書籍】
半暮刻

半暮刻の評価: 3.94/5点 レビュー 16件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(5pt)

素敵な商品です

商品の梱包もキッチリしており
また商品も軽くてかっこいいパワー溢れる物でした
親切 丁寧 迅速 確実 なショップだと思います
また、こちらで購入したいと思います
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.15:
(5pt)

渋い

夫が好きそうな本なのでプレゼントしました
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.14:
(4pt)

一気によめる

たしかに一気に読めるし面白いけどどっちかというとコミック向きな内容かなと思った。ただ本と出会って読書に魅了されるくだりはコミックしか読まない人にはわからないかも。とりあえずリアルタイムネタなので、時代が変わる前に読むのがいいかも。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.13:
(5pt)

悪魔ってのはな

陣内の言葉に痺れ
過去と。

未来への2人の何も解決しない会話が現実的で痺れる。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.12:
(4pt)

「学び」とは何か

育った環境が違う2人の若者がホストで金を得るところから始まるストーリー。
施設育ちの主人公が中心の前半部分は、成り上がりと犯罪での没落という相反する立場に陥る過程が読み応えあり先の展開が気になる。
ところが後半のストーリーは、電通を創造させる利権とブラック勤務ぶりが対比としては必要なんだろうがどうもどこかで見たストリー感が抜けず一気にありきたりな話になってしまっているのが残念。
ラストも現実感を意識したのか肩透かし。

前半も勢いのまま展開されれば面白かったのに、尻すぼみがもったいない。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.11:
(4pt)

異なる道を選んだ二人の対象的な生き方は最後まで読み応えがあった

母親から虐待を受け児童擁護施設で育ち不良になった翔太と、恵まれた家庭で育ち有名な大学に通いながら向上心を持ち続けた海斗。

そんな二人が、「学び」、「成長」、「自己実現」などと言葉巧みに女性を誘って風俗に落とす会員制のバーでパートナーとして一緒に働くことになるが、その後は全く異なる人生を歩んでいく。

ヤクザ、半グレ、政治家、官僚、大手広告代理店、印刷所など、社会の縮図を描きながらも、自らが犯した罪にどう向き合っていくか、過去の秘密を抱えながら葛藤する展開は楽しめた。

東京ワールドシティ・フェスティバル、通称「新都市博」開催に向けた準備において政財界や大手企業が得る利権や予算を中抜きをする仕組みは、東京オリンピックや万博でも同じなのだと思うと、フィクションとは思えない内容だった。

物語の終盤に描かれている

「黒のヤクザ、灰の半グレ。灰は白が入っている分、黒よりマシだと思っていたが、灰こそが、より人間的な分だけ邪悪なんだ」

という言葉は印象的だった。

自分が悪いことをした、間違ったことをしたという自覚がなく、全て他人が悪い、学びが足りないと正当化しようとする価値観の方が、悪いと思ってやっているヤクザよりもよほどタチが悪いことがよく分かった。

自分の犯した罪に真摯に向き合って罪を背負って生きていくのか、他人のせいにしてうまく立ち回ることを選ぶか、異なる道を選んだ二人の対象的な生き方は最後まで読み応えがあった。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.10:
(1pt)

欲張ったね

悪質ホスト問題、○通問題、児童虐待問題を一冊に詰め込んだが、どれも中途半端な追求に終わっている。
主人公二人の対比も不十分だね。
作者の近年の作品では最低のでき。残念だ。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.9:
(5pt)

これぞ読書、期待を裏切られない1冊!

これぞ読書!でしょう!!
ページをめくる手が止まらない…と帯にあったから期待して読んだけど、裏切られなかった!
こんな面白い本は久しぶり!!映像化しそう!って思いました。

本を読めば、その時代が垣間見える…など私の好きな要素も詰まっている。

これを1冊読めば社会の闇がリアルで、それにうんざりもするけれど、その闇にいつの間にかハマることもないんじゃないかな?と思えるような。。

2人の半グレに入った子供が、それぞれの日常を生きる中で掴んだものはかけ離れていて。
どっちが本当に「学んだ」のか?を見られる結末は本当に心に沁みた。

クズとは何なのか?を見事に描ききっていて、思わずこの作者の他の本を読みたくなった!
クズは自覚がない。
確かに。
人を傷つける動機を正当化したら振り返ることがない…振り返れないのだと。

広まって欲しい本に久しぶりに出会いました!
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.8:
(1pt)

予定調和の本

ホストの売掛問題、性加害問題、五輪や万博の不祥事、政治家のキックバック問題
大手広告代理店の過労死問題、この辺の社会問題を切り込んでいこうって小説なんだろうけど
そんなに面白くもないし主人公はそんなに魅力もないし、共感もできない
終わり方も後味は悪いし何も救われない終わり方だし
結局、説教したところでハナから何にも心に響かない人間には無意味で海斗の言う通りトカゲの尻尾切りで一部の人間が切り捨てられて時間が経ってほとぼりが冷めれば簡単に忘れてまた元通りになる。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.7:
(4pt)

面白い

月村さんの著作はこれまで黒涙を読んだことがあった。
黒涙は壮大なストーリーで、アクション映画を観たかのような読後感だったが、今回は倫理感や道徳感を問われるような終わり方だった。

終盤では、グレーゾーンの半グレで生きていた彼らも人生を重ねるごとにやがて白っぽくなっていったり、黒っぽくなっていったりしていった点に自分を重ね合わせて、自分は果たしてどっちなんだろうと思わされたとこが上述した倫理感や道徳観を問われる終わり方、と言えると思う。

白がカタギで、黒がやくざ、そのボーダーゾーンに潜む半グレ。法律を破っていないと言いながらも、誰かの人生を狂わせるようなことをする凶悪性を孕んだこの存在が一番邪悪なんだと作中でも書かれていた(読み違いあれば申し訳ない)。

前半は裏社会の生活を垣間見ているようで、とてもエキサイティングだった。後半からは少しドキドキ感が薄れてしまい、最後は自身に問いを突き付けてくる終わり方だったので、ほかの方のレビューで終わり方に言及されている方が複数いたが、何となく理解できる。

ただね、全体通して仕事内容がノンフィクションっぽくてすごい面白い。半グレの仕事も、広告代理店での仕事も、こんな情報どこから来るんだろうってくらい。たぶんお偉方こういうのきっとやってる。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.6:
(4pt)

この国を歪めていくもの

一気に読める。現代の悪が浮き彫りにされている。
黒でもなく白でもないグレーの世界で生きる人くずの価値観が見事に書かれている。上級国民と言われる親の元で育った恵まれた子供が、マニュアル通りにしか生きていけない人間に育ち、邪悪な心を持ったまま社会人になり、この国や社会を歪めていく。そして黒もグレーも利用して利権に群がる政治家達。読み進めていくうち恐ろしくなった。現在の日本に起きている問題そのものが書かれている。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.5:
(5pt)

大阪万博…の前に国民は読むべき一冊!

これはノンフィクションではないかと思います。
帯に養老孟子氏が「現代社会の若者の生き方や倫理を活写」と書いてあるが
私は若者の生き方や倫理以前に、
この国の政治家と大手企業、広告店の腐った根性を暴いた本だと思う。
設定は、東京五輪!?
甘い汁だけ吸う雲上の人たちは、(自民党など)の閣僚たち。
イベントを仕切るのは大手広告店(電通?!)。
自殺に追い込まれた女性は、高橋まつりさんではないかと思った。
そのように思って読めば、余計にわかりやすい。
そして、「ああ、こんなふうに政治家や大手企業はお金を手にし、巨大化してるのか」と妙に納得した。
私たちは「税金の無駄遣い」くらいにしか考えていなかったけれど
一つの巨大なイベントをすると言うことは、裏でこんなことが行われているんだということがわかる。
だから、国民がいくら反対しても開催できちゃうんだ。
実際、オリンピックは利権がどろどろなのは、東京五輪で証明された。
そして、そのイベントの下請けの下請け、町工場などは、中抜きされ続け、倒産へ追い込まれることも。
何が、経済効果だ!と言いたい!
国民は騙されているんだとつくづく感じ、もっと賢くならなければと思った。

五輪はもちろん、全国で行われる大きなイベントには、要注意。
大阪万博も!?

多くの国民に読んでもらいたい一冊です!
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.4:
(3pt)

なんか普通

あまり、読後感がスッキリしない作品でした。奥行きが無いというか、ああ、やっぱりなという感覚。結局、何が言いたいのか分からない作品でした。
読み始めて2時間くらいで読了。でもあまり印象に残らず。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.3:
(5pt)

彼は罪の意味に気づくのか。

ここに、とある社会の縮図が赤裸々に。
暮れ落ちてく世界。
それは”残照の朱が宵闇の蒼へと変わる”時。
税金を簒奪する広告代理店の姿に切り込んでいく。
罪を背負って生きるものと罪を重ねていくもののジオラマ。
罪の罪たる所以が鮮明に見えてくる。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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No.2:
(3pt)

利益は倫理に勝るのだ

児童施設出身の青年と恵まれた環境で育った大学生がグルになってさんざん人を騙して夜の世界でのし上がっていくが、当然ながら警察にも目をつけられて青年のみがすべての罪を背負い込み懲役刑となる。

そして出所後のふたりの交わらない人生がいったいどこで交錯するのか、というある意味ジリジリする小説的な展開となっており、読者を飽きさせない。

巨大な社会悪たちと徹底的に戦うのではなく飲み込まれながらも懸命に生きていくのか、利用しようとして実は利用された使い捨ての駒にすぎないのか、スリリングな流れは止まりません。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
4575246816
No.1:
(5pt)

圧巻

「こんな世界に生きていることが苦しい。けれど生きていかなくてはいけない。」

そんなことを思いながら、ページを捲るのを止められなかった。
半暮刻Amazon書評・レビュー:半暮刻より
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