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オーラリメイカー



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オーラリメイカーの評価: 4.50/5点 レビュー 16件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(5pt)

野尻抱介以来の面白い国産ハードSF

「オーラリメイカー」のスケールの大きい話も好きですけど、この中では「滅亡にいたる病」が一番好きですね
感情的に揺さぶられます
オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)Amazon書評・レビュー:オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)より
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No.14:
(5pt)

スケールの大きな作品

もう50年以上SFを読んでいますがこの作品はスケールも、着想も、ギミックと言うか物語の構造も素晴らしいと感じました
しばらく翻訳物ばかり読んでいましたが、国産回帰を計ります
オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)Amazon書評・レビュー:オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)より
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No.13:
(5pt)

よいです

異星の生き物や生態をある種ドキュメンタリー的に描写してくれて満足です。
物語もきちんとあるし、実際の光景を覗き見ている感じもある。好きな温度感の小説でした
オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)Amazon書評・レビュー:オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)より
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No.12:
(5pt)

概念の百貨店

今まで読んだこともない、考えたこともない新しい概念がいくつも登場し、その一つ一つがスピンオフが作れそうなほど奥深い。
冒頭感じた名作の予感は、最後まで名作であり続けた。
多くのSF名作と共通して、登場する概念を踏まえて読み進めれば無理な展開はない。
それこそFSに最重要で我々を惹きつける必然性なのだ。
オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)Amazon書評・レビュー:オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)より
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No.11:
(5pt)

久々の衝撃と感銘

国内SF作家の作品では久々の衝撃と感銘を受けた。
ものすごく面白い。図書館本を読んだら思いのほか傑作なので、
間違いなく再読するだろうから「法治の獣」と2冊購入した。

イーサーとDIの在り方その関係性は、2001年宇宙の旅シリーズのハルマン(ハルとボウマン)を彷彿とさせ心掴まれた。
このスケール感、この理詰めで唸らせる筋道の立て方、この魅力的なキャラクターづくり、
文句なしに面白い大傑作。
国内のSF作家では極々少数しか好きな作家はいないのだが、こんなに面白いSFを描く作家が現れたことを嬉しく思う。甘ったるくもドライ過ぎもしない観念のトーンもとても好み。
オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)Amazon書評・レビュー:オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)より
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No.10:
(5pt)

出会えて良かった1冊。

人類以外の生命体が描写されるSFがとても好きなので、出会えて良かった1冊でした。登場する生命体は私には全く思いつかないあり方でたし。タイムスケールも空間のスケールも大きく、その世界に没頭できました。系外進出シリーズ、これからもぜひ読みたいです。
オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)Amazon書評・レビュー:オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)より
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No.9:
(5pt)

大傑作

先に文庫で出た『法治の獣』は趣味に合わなかったが、これは大傑作。1200円は高いけど、ハードカバー版を大きく改稿して短編一本追加で満足です。
オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)Amazon書評・レビュー:オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)より
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No.8:
(5pt)

心地よい目眩いを感じさせてくれる良快作です。

《水-炭素生物連合》(読み:アライアンス)という文字列を見てワクワクできる方ならお薦めです。
ネタバレ回避のためストーリーは話せませんが、時間&空間ともに遠大なスケールで描かれる表題作をはじめ、良いSFに触れたときの心地よい目眩いを強く感じさせてくれる快作です。
オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)Amazon書評・レビュー:オーラリメイカー〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA JAハ 13-2)より
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No.7:
(4pt)

「法治の獣」がおもしろかったのでこちらも読む。

第七回 ハヤカワSFコンテスト 優秀賞
表題の優秀賞受賞作と同じ世界を描いた短編の2編。
「オーラリメイカー」:おもしろかった。
星系の構造を改造してしまうオーラリメイカーとは何者か?
「虹色の蛇」:「オーラリメイカー」より以前(関係していない)の世界だ。
こちらは「法治の獣」の一編とも思る内容。
2編とも「法治の獣」に通ずるところがあって面白かった。
オーラリメイカーAmazon書評・レビュー:オーラリメイカーより
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No.6:
(5pt)

本当に読むことが楽しかった、ありがとうございます。

ワクワクと心躍る気持ちで読みました。
受賞作ということで小難しい話や巻末の評がありますが「なにをバカなことを」と思います。
実に素晴らしいセンス オブ ワンダーを私は感じました。SFの小説を読むというエンターテイメントの感動を久々に感じました。
著者が存命で若く、今後も著者の作品を読み続けられるという期待が持てることが私の人生に彩りを与えてくれます。
「法治の獣」を先に読みましたが、それが功を奏したのか心地よい読後感に浸っています。
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No.5:
(4pt)

ジグソーパズル?

直接的に繋がっていない短い話が並べられているという形式で非常に読みにくいというのが第一印象でした。読めば読んだだけ報酬がもらえるコンテストの審査員にならウケるんでしょうが、お金を払って読む読者としては中盤まで読み進めないと全体の絵が見えてこないという作品はちょっと重すぎるという感じです。
 コンテスト用に意識してこういう形にしたという可能性もあるので次回作に期待、というところでしょうか。
オーラリメイカーAmazon書評・レビュー:オーラリメイカーより
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No.4:
(4pt)

宇宙的異質な知性に脳内がパニック

惑星の軌道が明らかに手が加えられた痕跡が発見される。星系そのものを設計・デザインしたもの(星系
儀製作者:オーラリメイカー)を探索に行く場面から物語がスタート。水-炭素生物系の自然知性(例えば人
類を含むエイリアン等)には、その意図も存在自体もつかめない。
 惑星型生命体や知能流(ストリーム:特異点を超え意識を持ったAI融合体)や擬晶脳、神の意思・・・等
々。理解不能の宇宙的な知性/異質な知性とは一体どのような思考回路を有するのか?小説として具体的に
どの様に表現するのかも読みどころ。

 壮大なスケールの時空と無限にも近づいた知性との対比は、酩酊感にも似た脳内パニックを引き起こしそ
う。SFでなければ表現できなかった作品です。残念なところはスタートの壮大さに比べ、終わり方がちょっ
と尻つぼみだったかな。
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No.3:
(5pt)

発想もすごいけど・・

スケールの大きなSFで、発想の凄さもさることながら、文章の表現力が好ましい。大きな宇宙空間を想像しながら読めた。SF初心者の自分には少し難しい言葉を調べながら読んだので、再読、再々読したい。『虹色の蛇』は光の波長や色についての説明部分もなるほど・・と楽しみながら読めた。
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No.2:
(5pt)

貴重な国産傑作ハードSF

巻末のSFコンテスト審査員のお歴々からは何やら辛口な評価がされており大賞を逃したようだが、まるで意味不明。しっかりとした国産ハードSFを書ける小説家は極めて貴重なので、「大御所」の方々には有力な新人を応援して育てるという懐の深さを見せてほしい。

というわけで、ハードSFが大好きな私としては本作は傑作。第1話で銀河系規模の壮大な物語を展開して世界観を確立し、第2話でその世界観をベースにしたミニマムな視点の短編を描いてみせる。まさにバクスターのジーリークロニクルを彷彿とさせられて、私は単純に大興奮したのだが、、、これを純粋に楽しめない審査員には「あなた方は本当にSFが好きなんですか?」と問いたくなる。。。審査員という立場上、仕方ないのかもしれないが。

今後「オーラリメイカークロニクル」として壮大な叙事詩が花開いていくことを大期待。
オーラリメイカーAmazon書評・レビュー:オーラリメイカーより
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No.1:
(4pt)

スケールの大きな宇宙ロマン

ハヤカワSFコンテストの優秀賞受賞作。中身は表題で受賞作の中編「オーラリメイカー」と短編「虹色の蛇」の二本立て。
「オーラリメイカー」は銀河系中に太陽系人類が進出し、数多の知的生命体と連合を組みつつも人工知性とはとある事件で袂を分かたれてしまっている世界で、恒星系を大胆に改造する優れた技術を見せつつも姿が見えない種族オーラリメイカーにまつわる出来事を描く話。
あらすじだと太陽系人類のイーサーが主人公のように見えるが実際は視点があちこち切り替わる群像劇。10万年とかのレベルで時代も切り替わり、舞台となる場所も宇宙のあちこちに移動する。時間的、空間的にスケールの大きな物語となっている。
SF設定は全体的に巧緻で、主題のオーラリメイカーの目的とその手法もすごくワクワクさせられ、SFの醍醐味を感じられるSFコンテストらしい良作と感じた。ただ、スケールの大きな世界を見せるためあちこち視点を飛ばしているため、主要人物が多く、個々の魅力はあまり感じなかった。ラストの結末もスケールの割には小さく纏まった感があり少し残念。有機知性、DI(作中でのAI)、オーラリメイカー、トーチ人、と主要な視点の内、有機知性とDIの部分は描ききれていない感も惜しい点。
とはいえ細かい不満点はあれど自信を持って面白いSF作品だと勧められる。
短編「虹色の蛇」はオーラリメイカーと同一世界観ながら、太陽系人一人の視点で進められるスケール的には小さな話。電荷を帯びた雲のような形態を取る生物の生態、身体改造者の感じ方など、興味深い話。
また、作中における太陽系人類の性質を少し掘り下げる面もあり、これを踏まえるとオーラリメイカーの終盤が少し腑に落ちるかも。
オーラリメイカーAmazon書評・レビュー:オーラリメイカーより
415209897X

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