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(短編集)

人情裏長屋



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【この小説が収録されている参考書籍】
人情裏長屋 (新潮文庫)

人情裏長屋の評価: 4.61/5点 レビュー 23件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.61pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(5pt)

ゆうれい貸します

「ぶらり信兵衛道場破り」だけでなく、NHK時代劇「ゆうれい貸します」の原作「ゆうれい貸家」も収録しています。お買い得な作品集です。
人情裏長屋 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:人情裏長屋 (新潮文庫)より
4101134324
No.2:
(5pt)

長屋もの

周五郎の長屋物の短編小説11編が本書の中に収められている。
標題ともなった「人情裏長屋」は、「ぶらり信兵衛道場り」として
テレビドラマ化されたので知っている人も多いと思う。
私が一番感動したのは、「泥棒と若殿」である。あるとき、世間から
見捨てられ、あばら家にひっそりと住む侍の家に泥棒が忍び込む。
そして二人の奇妙な共同生活が始まるわけだが、突然に2人の生活に
は終止符が打たれてしまう。「信さん、行ってしまうのか」という伝
九郎の嘆きは本当に痛々しい。
本書の短編小説を読み進むうちに日本人が遠い昔に忘れてしまった
生き様に強く胸を打たれる思いがした。
人情裏長屋 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:人情裏長屋 (新潮文庫)より
4101134324
No.1:
(5pt)

ひとの強さと優しさを教えてくれる

信兵衛という凄腕の浪人と貧乏長屋の善良な住人達との日常は「ひとの強さや優しさとはなにか」を教えてくれる。
今となっては揶揄の対象ともなる“人情もの”ではあるが、忘れかけている日本人の心の機微を思い出させてくれる。殺伐とした今の日本にあって、「強さと優しさ」は日本人が取り戻さなければならないキーワードではなかろうか。この短編を読み終わったとき、何か暖かいものが心の中に残っているのに気付くはず。
人間愛などといった大げさなものではないにせよ、人としての心のあり方を教えてくれる、そんな一冊だと思う。
人情裏長屋 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:人情裏長屋 (新潮文庫)より
4101134324

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