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ヒート2



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【この小説が収録されている参考書籍】
ヒート 2 (ハーパーBOOKS)

ヒート2の評価: 4.33/5点 レビュー 12件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

映画後のヴィンセント(パチーノ)とその来歴、

逃げ切ったクリス(キルマー)による広大なその後とニール(デ・ニーロ)への回想、二人の新たな交錯。
ヒート 2 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ヒート 2 (ハーパーBOOKS)より
4596774404
No.11:
(5pt)

映画のヒートが好きならば満足すること請け合い

まず、映画の「ヒート」を見ていなかったら、全く楽しめないと思います。
映画版での個性が分かっていないと、本だけ読んでも違和感しかないでしょう。
(今から振り返っても、映画も豪華な役者陣)

しかし、映画を楽しめた人であれば、本作は満足するのではないかと思います。
特に映画同様にマイケルマンが脚本に、メグガーディナーも共著しているのも素晴らしい。
翻訳に対する違和感などは、どの本でもあるが、それは些細なもので、映画の誤訳・超訳にくらべれば気になることもありませんでした。
最後の方は、もう終わらないでくれ、このままもっと読んでいたいよいう気持ちでした。
ヒート 2 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ヒート 2 (ハーパーBOOKS)より
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No.10:
(1pt)

面白くないし不快

犯罪の描写は陰惨で、
犯罪者も警察官も嫌な奴。
いい人は描かれない被害者だけ。
台詞は皮肉的、情景描写は冗長。

我慢して読み進めましたが、
最後まで爽快感がなく、
読後はとにかく重苦しかった。

どうしてこんなに評価が高いんでしょうか。
犯罪者の視点で世界を見て追体験するのが
楽しいんでしょうか。
残念ながら私には理解できませんでした。
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No.9:
(4pt)

偽りなし

映画も良かったが、「2」も傑作。
現実の北米、南米犯罪組織を背景にした現実感も描かれている。
ハル、クリス、ニール及び周りの人物像もしっかりしている。
都合の良い展開は我慢するとして、飽きさせず一気読みした。
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No.8:
(3pt)

気になる点

まだ序盤迄しか読んでいないが気になる点が2つある。

1つ目は所々、太字(太字と極太の2パターン)になっている事。
最初は何かしら重要な事、もしくは伏線なのか?と思った。
しかし読んでいく内にこれはミスプリントだと確信(p.56のくそ、とか)。

結構な頻度で太字になっているが、重要そうなセリフが太字になっているのは理解できる。
しかしp.93のいや、やめて、急いでが何故太字なのだ?

発売元のハーパー~、印刷製本の中央~がテキトーに仕事した感が伝わってくる。この作品に対して失礼だ。

2つ目はヴィンセントのセリフが彼らしく無い事がちらほらある。

p.41人相をいえ
ヴィンセントがあの場面でこんな風に言うか?『いえ』って…。『人相は?』がしっくり来る。

p.98最高だぜ。
この(心の中の)セリフは殺人事件が発生した事を楽しんでいるかの様に感じる。刑事としての血が躍り、アドレナリンが噴き出しているかの様な。

確かにヴィンセントは仕事に憑かれた男だ。だけど彼はそんな風に思う人間ではないだろう。もしくは1988年当時のヴィンセントはそういう刑事だったという設定なのか?

読み進めてこの(心の中の)セリフに余りにも違和感を感じ、レビューを投稿する事とした。

読み終えたら評価が変わるだろうけど、現時点では星3つ。
因みに映画ヒートを観ていないと話に付いていけないです。
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No.7:
(5pt)

小説だが、映画「HEAT」の続編そのもの!

アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの初共演が話題となった映画「ヒート」。映画史に残るあの銃撃戦から紡がれる本作は、その冒頭からリアルタイムで「ヒート」を観た者の心を鷲掴みにして放さない。
小説の舞台が映画の設定と前後するため、本作の映画化が成ったとしても、期待するアル・パチーノ演じるヴィンセント・ハナ、デニーロ演じるニール・マコーリー、ヴァル・キルマー演じるクリスが、あの時代の野性味あふれる色気でスクリーンに蘇るわけではない。(アダム・ドライバー主演には期待大!)
しかしながら、本作を読む自分の内だけには、彼らがそのままの姿で蘇り、走り、怒り、悲しみ、笑う。ネイトを演じたジョン・ヴォイトも例外ではない。

映画史に残る傑作の続編に、このような形で出会えた幸せに感謝するとともに、多くの映画ファンに手に取ってほしい一冊である。
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No.6:
(5pt)

よいです

私は酔っているので細かい事はよくわかりませんがヒートは映画もこの小説も大好きです
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No.5:
(5pt)

傑作を越えた傑作

映画ヒートで描かれた世界の過去と未来の見事な融合
壮大で緻密なストーリー展開

映画化が楽しみです
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No.4:
(5pt)

傑作オブ傑作

ヒート前後の話が交差しながらラストに向かう様は圧巻。少し長いが、ゴッドファーザーPart2のような構成で2冊分楽しませてくれた。
最近ポエマーと化してしまったウィンズロウよりちゃんとしたクライム小説。文句のつけようがない、今期のベスト作品の一つ。
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No.3:
(4pt)

冗長すぎないか・・・(原題:Heat 2)

言わずと知れた名作映画ヒートの続編。
銀行強盗事件の前日譚と、後日譚を描く壮大な一作。
まずは、早々に翻訳して刊行してくれたハーパーコリンズ・ジャパンに感謝です。

で、中身なのですが兎に角、長いです。分厚く読み応えはばっちり。
表紙もアメリカ版と同じでカッコイイです。

前日譚部分は、ニールとクリスがデカい山を狙って襲撃計画を立てる。その上りを狙う非情、非道な犯罪者グループもニールの後を追う、という話。
後日譚は、銀行強盗を生き残ったクリス・シハーリスが新天地で新たな犯罪に挑む。
敵対するグループとの死闘の結果やいかに、という話。
前日譚にも後日譚にも、当然猟犬然とした刑事、ヴィンセント・ハナが絡みます。

どちらもスリリングで面白いのですが、兎に角長いので個人的にはちょっとダレました。
アクションシーンは良いのですが、その間が長すぎちゃって。

もう一つ気になったのは、2000年の話なのに、ドローンとかダークウェブとか、当時なかったような技術の話が出てくるところです。

映画化の話が進んでいますが、実現したら確かに面白そうです。
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No.2:
(5pt)

素晴らしい

これぞマイケルマン!
早く映画版を観たいと感じる
素晴らしい作品
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No.1:
(5pt)

映画「ヒート」を再見した後、もう一度読みたい

休日。終日、雨。大部のため時間がかかりましたが読み終えました。この小説に繋がるトリビアを気にしながら映画「ヒート」を再見した後、もう一度読みたい。(とは言え、次の物語が控えていますので、それはまた後になるでしょう(笑))
 映画「ヒート」の続編と言ってしまうとそれで終わってしまいますが、ドン・ウィンズロウによるカルテル・オデッセイの匂い立つような硝煙の嵐の中に放り込まれるようにして(そのソリッドでメカニカルな手触りはリチャード・スタークを思わせながら)、「ヒート」の終わりから新しい物語が始まります。そのクラクラするような酩酊感。
 主人公は3人。「ヒート」の生き残り、クリス。彼はロスアンジェルスから南米・パラグアイへ逃れ、すこぶる"魅力的な"<犯罪者>としてのし上がっていきます。そして、時系列が過去へと遡り、映画「ヒート」へと至るプロの犯罪者、ニール・マコーリー(ロバート・デ・ニーロが演じた)とその仲間たちの濃密な犯罪の軌跡が硬質な文体で語られていく中、シカゴ市警からロス市警へと至る刑事、ヴィンセント・ハナ(アル・パチーノが演じた)があたかも幸せな"私怨"を見せつけるかのように、犯罪者たちを追って、追って、追いまくります。アクション・アディクトにとってはたまらない(笑)。
 いつものようにそのストーリーを追うことはやめておきたいと思いますが、いずれマイケル・マン本人の手によって映画化されるのでしょう。可能であれば端折らずに(或いは上手に端折って(笑))このまま映画化してほしい。米国の映画は上映時間が伸びていますので、いけそうな気もします。「チャイナ・レイク」を書いたメグ・ガーディナーがどのような役割を背負って共著者として参加しているのかも興味深かった。
 刑事でありながら捕食者でもあるヴィンセント・ハナは思います。
 「・・・だから、人生では今この瞬間に何をするかが大切なのだ、と。そう思うと、野心がみなぎるのだった。そこに不変性がある。」(pp.130-131)
 ニールにとってのグアダルーペの聖母マリア、エリサがニールに向かっていう「わたしたちには今がある。これだけはいわせて・・・」(pp.510)に続く唯一情感溢れる言葉が、ハナの思いに何故か呼応します。
 傑作です。
  
□「ヒート 2 "Heat 2"」(マイケル・マン&メグ・ガーディナー ハーパーBOOKS) 2023/5/23。
ヒート 2 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ヒート 2 (ハーパーBOOKS)より
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