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アルジャーノンに花束を
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アルジャーノンに花束をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全440件 421~440 22/22ページ
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最初に英語のペーパーバックで読んだとき、めちゃくちゃなスペリングに「?」と思ったが、これは低い知能を持つ主人公チャーリィの日記だったのだ。 日本語の文庫で再び読み直した。 パン屋で働く32の彼に、科学者達が知能を上げてあげようと言う。 同じ実験をマウスのアルジャーノンも一緒に受けていた。未知の研究。日記の文体は急激に変化し、超天才となったチャーリィは、やはり天才マウスになったアルジャーノンの知能の後退を目の当たりにする。そのつらさは、自分の将来をマトモに見せ付けられた衝撃はいかばかりだっただろうか。 後半の、知能と感情と人々の葛藤。涙なくしてよめないSFだった。 | ||||
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私がはじめて読んだキイス作品は「24人のビリー・ミリガン」。次にその後編となる「ビリー・ミリガンと23の棺」。そのあと、この「アルジャーノンに花束を」を手にとった。あっという間に挫折した。ひらがなだらけの文に耐えられなくなったからだ。もし、私と同じような人がいたら、先に『心の鏡』に収録されている短編版「アルジャーノンに花束を」を読むことをお勧めする。ひらがなだらけの部分も少ないのであまり苦労せずに読めた。そうして全体を俯瞰した後、もういちどこの本に戻ったら、今度は内容に引き込まれながら読み通すことができた。ま、こんなやり方を参考にする人はいないかな… 内容のすばらしさについてはレビューが多いので触れないが、実在の人物について書かれた「ビリー・ミリガン」ほどのインパクトは感じなかった。他の作品も読んでみて、キイスは小説を書くよりも実録物を書いたほうが手腕を発揮するように感じた。 ちなみに、ユースケ・サンタマリア主演のドラマは、途中で挫折した… | ||||
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ユースケサンタマリア主人公が演じる知的障害者ハルが、脳外科手術により神かかり的な知識を手に入れるドラマの原作。原作から味わえる感動は、ダニエルキース著者の独特な視点から得られているものであり、障害をもつ人生に対して疑問を投げかける作品である。 | ||||
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この小説は、近代SFではおなじみのテーマ、つまり、〈テクノロジー・科学の進歩は、結局、人間の悪しき欲望を露わにしたり増長させたりするだけなので、人間を精神面では必ずしも幸福にしない〉というテーマを継承しています。だから、プロットそのものは容易に予想がつくでしょう。しかしながら、それに尽きません。 説教臭い言い方になりますが、現代社会では、同僚も、親も、科学者も、とにかく自意識・自尊心だけが強く、相手に対して人間らしい思いやりのある心を欠いてしまいがちです。この作品は、たとえ知的障害者ではなくとも、そういう雰囲気に疎外感を覚える人間の気持ちを細かくうまくすくいとっています。そのため、現代社会を生きる者すべてにとって、身につまされたり共感できたりする普遍的な作品になっています。 さらに、著者は、知的障害者である主人公・チャーリィにも、最初の頃には、周囲の人間と同じように、虚栄心・競争心があったように書いています。そのため、知的障害者を超人的な善人としてのみ描くという意味で人間的に扱わない一種の差別にも、自分たちだけを汚れなき人間に見立てたうえでの世間に対する独善的なお説教にも陥らずに済んでいます。 主人公は、かなりの反省と内省を経て、最後の二行にたどり着きます。その最後の二行、そして「日本語版文庫への序文」は、読者が弱いものいじめをする側に回らないためにはどうすればよいのか、ということについて、きわめて簡潔で的確な答えを与えてくれています。 自分は、他人を傷つけることなく、他人のために本当に何ができるのだろうか、についてお考えになりたい方々にオススメです。 | ||||
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世の中には色々な人がいて、色々な考えを持っている。 幸せな人がいれば不幸な人もいるのだと思う。だた、それを 他人がどうこう決めつける権利はないと思う。なぜなら、皆に 感情があるのだから。 みんな違ってみんないい!そして誰もに生きている意味は必ずある! ついしん どーかついでがあったらうらにわのアルジャーノン のおはかに花束をそなえてやてください。 | ||||
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友達に薦められてやっと読み始めた。 どちらかといえば感情的な会話が多く、また主人公の知能が天才並になってしまうくだりからは活字の応酬が始まり、圧倒されながら辛抱強く読んでいた。 中盤には結末が読めて来てしまった。 うーん、でもなかなか面白かったなと思いながら最後のページまで来た。 最後の2行の文章を読んだとたんじわーっと胸がいっぱいになった。 ストーリーの各シーンが頭の中でフラッシュバックし始めた。 涙がポロポロ流れて止まらなかった。 何に対して泣いているのが考えたけど、解らなかった。 その後、ほっこりとした幸せな気分になった。心の中にズカズカ踏み込まれて心の一番奥の部分をぐぐっと捕まれた気分になった。 | ||||
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この本を読んだときには本当に泣けました。 本当に多くのことを考えさせられます。 知能をもったことによって、人間の醜さ、汚さ、冷血さをしっていく主人公。そして皮肉なクライマックス・・・。 特にこの本の最後の2行は本当に泣けます。 最近泣いていない方、泣ける本を探している方、必読です。 ぜひ多くの人に読んでいただきたい本です。 私にとっては一生大切にしたい本です。 | ||||
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欲しがったものが手に入るときのうれしさと失うもの 大切なものをうしなったときの悲しさと新たな発見 そんな人生において何度か体験する人生の無常と愉快さ チャーリーは「実験」でほんのわずかな時間で そういった経験の究極を経験することとなる。 やっと願いをかなえたものが、わずかな時間で やがて失ってしまうということが「わかっている」 ということがどれほど辛いことか。 また、それを自分ではコントロールができないという 悲しみは究極の悲しみと言えるのではないか。 彼にとっての唯一の拠りどこりがアルジャーノンでありながらも、 彼とアルジャーノンの距離感が揺れ動くところが見逃せません。 | ||||
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ずっとずっと読みたくて、数年前に購入。 「ほんとに大事なものってなんだろう?」 よくよく考えさせられました。はじめは読みにくいかな~と思いつつ、 ぐんぐん引きこまれあっというまに読んでしまいました。 手術前のチャーリーは子供、術後は大人になっていく感じでした。それを読むうち、「急いで大人にならなくていい、ゆっくりじっくりなればいい」そう思いました。人は歳をとると物忘れが多くなるといいます。 それは忘れたほうが幸せでいられるから、そういう話しを聞いたことを思いだしました。その時、その人、その環境に「ありのままの幸せ」がちゃんとあるのだと気が付かされました。 「普通」ってなんだろう?幸せって?人の価値って?たくさんの宿題を持てた本でした。 | ||||
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以前読んだ時は子どもが出来る前だったので感動はしましたが、こんなに胸に迫ってきませんでした。この本は障害が問題なのではなく1人のAC(アダルトチルドレン)の物語です。虐待や心の傷が人の成長にどんな影響をおよぼすのか作者は後に24人のビリーで詳しくなる人格の分裂に踏み込んで語っています。また、お腹を痛めて産んだ子なのに愛情のかけ方がわからなくて苦しむ親や兄妹であるが故の苦しみなどきれい事でない真実がそして手探りでも救われる糸口まで語られています。チャーリーの知的障害のある時期は、幼児や老人の姿に置き換える事も出来ます。施設の問題も含め全ての人に問題提起を投げかける一冊です! | ||||
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この物語は形を変え何度もドラマ化や映画に使われています。 ジョン・トラボルタの『フェノミナン』もそうでしょう。 『アルジャーノンに花束を』は、ある日突然、天才になってしまう人間の物語です。 アルジャーノンは、彼と共に実験室で変われたネズミの名前です。 ははあ、と思われた方もおられるでしょう。 はじめて読んだ人でも、以前から知っていたように錯覚するのではないでしょうか。 それほど、この物語は世の中に影響を与え、古典の趣を備えた作品です。 | ||||
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知恵遅れの男が、手術により高い知能を獲得し、再び失う。 あらすじは有名だ。人情話かと思っていた。 これは、人類特有の、知識欲が生み出す諸処の悲劇を中心に、 宗教、愛情、人生を端的に表現した物語である。 一行で表せるプロットが、なんと的確な状況を提供していることか。 日本語化にも特別の手間がかけられており、序盤と終盤の知能障害者 の文章表現が圧巻。 徐々に明確になっていく意識、かすんでいく意識を、何ともなめらかに 表現している。 漢字間違いの表現のためにそれ用の文字を起こしている気配さえある。 答えのない、しかし見過ごせない多くの問題を、 少なくとも見ない振りはしないで生きていこうと、そう思わせてくれる。 多くの人に薦めたい。 | ||||
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白痴のチャーりィが飛躍的に頭が良くなり、以前とは違った目で 世界を見る。それは輝かしい世界だったか?? それとも孤独で真っ暗な世界だったのか? この本は普段何気なく過ごしていた私にはっと気づかせるものがありました。 世界の見え方は必ずしも一通りではないこと。 世界の全てを知るのはいいことだけど、人間はそれだけじゃ生きていけない。 最後のチャーりィの言葉に涙が止まりませんでした。 この本はいいです。 | ||||
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この本を読むと、いろんなことを考えてしまいます。 「もし、○○だったら、もし××だったら…」と。考えることは元々すきなのですが、この本を読んで感じるテーマは重く、深いものがあり、一週間ほどは考える自分を引きずってしまうようです。そんな風にゆっくりと時間を使えるのも贅沢かなと思います。 | ||||
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この本を知ったとき、タイトルが凄くカッコよく、直感で読んでみようと思い ました。主人公は頭が良くなり失ったもの、そしてまたもとに戻って再び取り 戻したもの、それはズバリ「思いやりのこころ」だと思いました。それを友の ように過ごしてきた「アルジャーノンに花束を」と、他人を思いやることを表 現したこの本のすばらしさには感動しました。 この本はただの感動ものではなく、本当に人として重要なことを教えてくれて いる作品だと思います。多くの人が読んでくれたらいいなと思います。 | ||||
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この本は文庫本になる前、私が中学生のころ初めて読んだのですが、とても感動したのを、覚えています。 よく日本語に訳せたなーなんて思ってました。それ以来、本の話が出ると、皆にすすめています。読んでないひとは必読です。ちなみに某歌手、氷室◯介がこの本を読んで感動し、同名の歌を、作りました。 | ||||
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本好きの人でこの本を読んでない人に出会うと、ついこの本をプレゼントしてしまいます。自分が読んだ時は、一晩に一気で、明け方ひとり布団の中で泣いてました。読後に 「こんな本を生涯に一冊で良いからかけたら・・。」と、心底思いましたね、恐れながら。どこのシビレたのか、ここに書きたくて仕方ないのですが、内容に触れた書評を読むのは自分自身嫌いなので、やめておきます。ただ、この本はそのタイトル自体がとても素敵なんだ、とだけ言っておきます。 | ||||
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前に読んだダニエル・キイスの本より、やや優しい内容だったので、すんなり読めました。 普通に生きていてあまり考えなかったことなどに結構触れていて違う感覚で物を見れたりしました。 上下と別れて無いのですぐに読めると思います。 | ||||
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これだけ人間味にあふれて、人を感動させる物語はめったにあるものではない。人間とは何かをかんがえさせられる。また翻訳も幼児の口語を使うなど工夫されており、見事なものである。まだ読んでない人、ぜひ読んでください! | ||||
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