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県庁の星
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県庁の星の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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県庁から1年間民間企業への出向研修を言い渡せれた野村だが、いざ来てみると店員のやる気の無さ、不正行為の黙認など倒産してもおかしくない地方のスーパーだった。 県庁での仕事のやり方を提案しても誰も見向きもしない。 食品惣菜コーナーの不正をきっかけに改善に取り組み徐々に店員がやる気を起こしてきた。 そのわけは経営不振でリストラ話が浮上して来たためだ。 だめスーパーの再構築ストーリーでもなく派遣職員の熱血物語でもない、派遣期間中の出来事をだらだら書いたような作品に見えてしょうがない。 一般文学通算1316作品目の感想。2014/11/11 09:00(in中国・山東省・青島) | ||||
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競馬で言うならば、最終コーナーを立ち上がってからのスパートは悪く無い。 ただ、そこに至るまでの内容は、「まぁ言っていることは分かるし、ありがちだよなぁ。」とは、思えるのだが、主人公を始めとした各キャラクターに感情移入がしにくい。 そのため、読み進めるのに多少難儀をする。 最後にかけてのスパートは最初に書いたように悪く無く、読み切った際の読後感が悪く無い。 最後迄読むと、振り返って各シーンの画がより想像しやすいので、「これを映像化したらいいのでは?」と思われる方が居て、映画化したことは頷ける作品。 まだ、映像を見ていないのだが、多少の設定変更を行ないながらの映像化は、きっと成功してるのでは?と想像出来る。 織田裕二さんと柴咲コウさんの演技は読後に想像すると「きっとこんな感じ」と想像出来るので、まずは本を読んで、 それからDVDといのが良い様な気がする。(実際に自分もこれからDVDを見てみたいと思っています。) | ||||
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映画を観たのが先で、かなり経ってからこの原作本を読みました。 そこそこ面白くはありましたが、映画のデキが良すぎたせいで少々肩透かしの感が・・・。 こってりクリームや豪華トッピングてんこもりの美味しいフルーツパフェを堪能した直後に、 山形直送の桃をそのまま食べたときのかんじとでも言えばいいのでしょうか。 めまぐるしいストーリー展開やどんぴしゃキャスティングの役者陣の軽快な会話などにもより、 終始まったく飽きることがなかった映画に比べてしまうと小説はどうにも地味でかったるく、 読み続けるのが途中で億劫になってしまいました。順番が逆だったらよかったのかもしれませんね・・・。 | ||||
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期待していた恋愛要素は一切なし。最後まで盛り上がらない展開が続く。文章も途中まで読まないと、誰と誰の会話なのか分からない。主人公の意識改革が起こるわけでもない。売り上げ上位に入っているのは、映画が面白そうだからという理由だろう。 | ||||
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久々に買って損したと思った本。タイトルと帯コメント(「間違いは認めるな!?予算は使い切れ!?...役人エンターテインメント!!」)に惹かれたのですが、内容は伴っていませんでした。 (良かった点) (1) ストーリーが平板でわかりやすく、すぐに読みきれた。 (悪かった点) (1) 文章が稚拙。主語が定まらないし、視点がころころ変わって誰の話をしているのかわからない。ほかの方が指摘しているとおり。これでも作家? (2) 取材不足。「県庁」の裏話は皆無。「スーパー」についても新鮮なネタはない。この手の本は、取材を重ねることによる裏話・小ネタがちりばめられていないと価値がないのに。これでは主人公が県庁職員であることの必然性がない。 (3) 登場人物のキャラが徹底されていない。県庁さんと二宮さん以外は中途半端なキャラ。二宮さんの家庭環境をはじめ、全体のストーリーと関係が薄いと思われるくだりを長々と書いていて、何を言いたいのか不明。 (4) オチが盛り上がらず。最後は締め切りに追われたのだろうか、あっけないあっさりした終わり方。もう少し盛り上がりが欲しかった。 というわけで、映画も見る気がしません。それにしても本のタイトルと帯のコメントは、「秀逸」というか「誇大広告」というか...。 | ||||
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軽く読む事は出来る本です。内容は、県庁から研修出向の公務員が研修先の地方スーパーの怠惰ぶりに戸惑い浮きまくる。そこから徐々に・・・とだいたい想像がつく物です。私は作者の事もわからず、タイトルを観て即買いしました。自分がタイトルから感じた内容と実際の違いが有り全く面白くはなかった。もっともっと、周りに対して自分に対しての葛藤。そして少しずつ同士が増え、盛り上がっていく術がかかれていてもよかったと思う。織田裕二主演でこの本が映画化されますが、脚本にその辺りを付け加えてもらえていれば、楽しめる物になるかもしれません。 | ||||
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基本的に映画化されるものは、原作をまず読んでから映画を見て 「やっぱり本のほうが良かったな」と思うタイプです。 が、この作品は意外にも映画のほうが面白いのではないかと思いました。 会話がたくさん出てきて、その繋がりで物語が進行していきます。 行間で読み取らせるような部分は全く無かったように思います。 なんだか、脚本を読んでいるようでした。深く考えてページをめくる 手を止めたり、なんてことはありませんでした。 そこが、一気に読ませてしまうポイントなのかもしれません。 普段、読書はあまり好きじゃない方にとっては読みやすいと思います。 ただ、読書が好きなかたには、あの「読んだぞ」という満足感や 手ごたえのようなものはないのではないかと・・・。 お話し自体は面白いし、考えさせられる登場人物のひと言などが あって、読んでる間中楽しめます。みんなが一丸となってひとつの 目標に取り組む物語の「爽やかな後味」もあります。 が、物語のポイントをたくさん盛り込みすぎて、結局全部薄く なっちゃったよ感が否めませんでした。 ハッピーエンドだし、やる気も出てきたりするので、気分転換に軽く読む と楽しめる作品だと思います。 | ||||
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映画化に選ばれたのは伊丹監督の「スーパーの女」みたいなのを狙ったためだろうか。 帯には「手に汗握る、役人エンターテインメント」とあるので、どのようにストーリーを作るか期待したが、最後まで盛り上がりがない。実際に研修を体験した県職員には書けないようなユニークな物語を作らねばならないはずだろうに。 任意に開いたページ(p76~78)の会話では次のような言い出しが目につく。 「はい」「ええ」「いやぁ」「えっ?」「はぁ」「は?」「えっ?」「ええ」 小説のキモである会話がこの有り様。 また、この小説では、形式的には途中ではいるアスタリスク(*)のところで時間がポンポンとぶのが物語を平板にしている。ねばるような持続力がなければ盛り上げようがない。淡々としてしまっている。 最近の小説は読者が知らないような情報を盛っておかないと物足りないものだが、この小説はせっかくスーパーを舞台にしているのだから、身近なスーパーの隠された秘密でも書いてあれば面白いのだが、そういう情報性はない。惣菜の食材は賞味期限を過ぎたものを使っているなんて誰でも知っている。 | ||||
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①話し手が特定されないまま会話が続き、誰がしゃべっているのかよくわからない。文章技術の稚拙さを感じる。 ②後半が適当に一気に書き上げた感じ。前半あれだけチンタラしてたのが嘘のよう。 ③物語前半で展開される県庁職員の思考回路はまさにあんな感じです。 ex.せっかく県の上級職になったのに、スーパー店員なんて親が見たら泣くよ | ||||
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帯や、レビューにあるような抱腹絶倒や感動のラストはありません。 物語は淡々と進み、たいした盛り上がりもなく尻すぼみにおわります。 なにもかも中途半端で、フラストレーションのたまる本でした。 | ||||
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