■スポンサードリンク
県庁の星
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
県庁の星の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
パッとしないスーパーへ派遣されたエリート県庁職員v.s.パートのおばちゃんという図式のお仕事小説。 融通の効かないカタブツと気の強い中年シングルマザーが対立から始まり、すったもんだの末、協調しながら周囲を巻き込んで、成果を上げていくといういかにもの展開。 冒頭から予想がつき過ぎるくらいだが、ワクワクは止めることができない。 パートのおばちゃんが人生の教師役…とはならないのが本作品の良いところ。ライバル(?)二人の成長物語でもあるのだ。 サクッと読めて気分爽快間違いなし。映画よりも原作推しだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
企業間研修と題して スーパーに一年間の研修に行かされた 県庁のお役人さんのストーリー ネタバレになるので内容は書きたくないが 読みながら身の回りで似ていることを探し始めていた。 社会を知らない役人 周りにも一人同じ感じの人がいる 正義感というか、まともというか 正論を出す。確かに間違ってない。 でも、現実的にそれができるとも思えないし 現実が見えないままに指示が飛ぶ だけど、こういう人がいないと物事前に進まないってこともある。 いいことも悪い事も含めて ちょっとだけスッキリしたのかもしれない。 仕事に疲れた 上司に疲れた って人には 一度読んでもらいたい。 あーーーー私も疲れさせている上司の可能性あり(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすく、テンポよくストーリーが進み、非常に読みやすい。 県庁の体質をとらえているような気もするが、 少し「エリート」というところに偏りすぎた感がある。 舞台がスーパーというところに「県庁エリート」とのギャップがあるが、 そのギャップの行き来はあまり描かれず、スーパーがもっぱらメインの舞台である。 私としては、舞台がもう少し県庁寄りであればと思う。 一方、映画においては、そのあたりの県庁の政治やカネといったところがたくさん描かれている。 設定ももちろん映画と原作では違うが、それ以上に台詞が違う。 映画の台詞のほうがストレートであり、素直な感がある。 そう感じる原因は、俳優の力というものか。 原作においても、もう少し登場人物に個性があれば、さらに印象的になると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みおわりの爽快感はあります。文章も会話が中心で、台本を読んでいるかのようにスラスラと軽く読めます。 登場人物は会社いたらウザイ人ばっかりでてきます、うちの会社にこんな人嫌な奴いるいるーみたいな感じで。自分の職場の様にうんざり感じる方もいらっしゃるでしょう。 ただ読んでいくうちに意外イイ面あるじゃんとなり、最後は気持ちいい終わり方してくれます。 なんか明日から会社でやる気でない日曜日の昼過ぎに読んで、明日からまた元気に働く為にいかがでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画になったということは知っていたので、いろいろ事件が起きて 華やかさのあるストーリーだと思っていた。意外と地味で驚いた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんでも書類、数字を優先して競争の激しい民間のスーパーを引っ掛け回す世間知らずなエリート公務員「県庁さん」の描かれ方は、確かにいいと思う。ただ、ストーリーとしては、盛り上がる部分が少ないため、その分面白みが薄れていると思う。題材は結構面白いのだが、物足りなさが目立つ作品となってしまっている点は残念。あとは、会話の部分が多くて、誰が喋っているのかわかりにくくなる点も減点である。 ラスト辺りになると、「県庁さん」が店の人々と理解を深め合っていくが、いい話だけど多少誇張気味かもね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
よくもわるくもサクッと読める本。 ちょっとした暇つぶしにはいいかも。 エリート公務員(「県庁さん」と呼ばれる)が田舎のスーパーで奮闘するさまは読んでいて面白い。 決して公務員を痛烈に批判するようなスタンスでは書かれていないし、読み心地がいい。 後半、「県庁さん」がスーパーの店員らと理解しあっていくのだが、 きれいにまとまりすぎてる感があり、ちょっと違和感があった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ケンチョー」さんが、成長を始めた後半からはおもしろかったけど、 なんとなく夢物語だけに終って、リアリティがあまり感じられなかった。 「公務員」に対する偏見(人によっては事実)がスパイスになっているけど でも、どうせ書くなら、もっと「どうにもならない腐れ公務員」や 「墓場まで背負う公務員の裏事情」なんて、思いっきり書いてくれた 方がもっとドラマとして面白かったのでは。 また、実際スーパーなど民間企業で日々苦労している者にとっては 「公務員が、そんな短期間で根っからの公務員気質を脱して 戦力になるわけないじゃない」と感じるだろうし、 伊丹十三監督の「スーパーの女」のように、もっとスーパーなどの 裏事情を掘り下げてほしかった。 「公務員」が読んで、参考になるとも感じられないし 「民間」が読んで、「そうなったらいいなぁ」と感じられないし やはり、この作品は、おもいっきりエンターテイメント重視の 映画の世界のほうが純粋に楽しめると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
疲れている時には肩が凝らなくていいかな、というレベルの小説です。 我々が嫌いなタイプ、杓子定規で、正義感に駆られて大義を振りかざそうとする、いやらしい役人根性を一度徹底的に叩きのめすところは痛快である。 主人公の野村聡は挫折を知らない若き県庁の星で、一年間人事交流で民間企業に出向する。それは、出世コースでもあった。 プライドは高いが世間知らずで、簡単に女に騙されるようなトロいところもある野村だが、野心と情熱は人一倍。研修先のスーパーでは、やることなすこと空回りで挫折感を覚える。 娯楽小説といってもいろいろ中身のある作品でもある。もう一人の主人公、二宮のすれ違う親子関係もよく描かれている。 ただ、読んでいて残念なのは、野村と二宮を一人称で書いているので、読んでいて誰だか分からないことがしばしばあることだ。工夫がほしかった。 ラストであざとい涙を誘うような仕掛けが鼻につくが、気軽に読めば楽しめる小説である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語としては無理なく読める作品です。タイトルや帯の文句に 惹きつけられて買いましたが、ちょっと期待はずれでした。 てっきり役人の内面の葛藤を描いたものだと想像していたので。。。 官公庁=四角四面、民間会社=どんぶり勘定の対比は話をわかりやすく するためだと思いますが、もうちょっと登場人物に意外性をもたせて ほしかった。また、二人の主人公の個別のエピソードも最後までからむ ことはなく終わってしまって残念でした。もう少し「役所の不可解さ」 を際立たせてほしいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
県庁を舞台とした話ではない。ほとんどがスーパーマーケットである。マニュアルと前例にだけ従い、自分の保身の事しか考えない役人の野村。気が強くて人に厳しく、現実的思考の持ち主である二宮。この2人を中心に話は進んでいく。内容に沿ったタイトルだと、さしずめ「県庁の男とスーパーの女」というところだろう。 野村は店で浮きまくった存在であり、他の店員から煙たがれたりバカにされる。そんな野村にイライラする二宮だったが、やがて店を良くする為にどうしたらいいか考えるようになる。その後は予定調和というか、想像がつくような展開。ただそうとわかっていてもスカッとするし、面白い事は面白い。気軽に読む分には楽しめる作品だ。 しかし、この作品には色々と気になる点もある。まず文の主語がちょくちょく抜けていて、誰が行動しているのかわかりにくい。少し読み進めて、初めて「ああ、この人か」とわかる。その割に登場人物が多すぎる気がする。それぞれ特色をつけようとはしているが、キャラクターを話に生かしきれていない。エピソードが不足していて、「あいつは結局何だったんだ?」と感じられる人物も見られる。野村と二宮の人物像はいいと思うが、それぞれの私生活の部分が果たして必要だったのかは疑問。「仕事でうまくいかない人は私生活もうまくいかない」と、作者は言いたいのだろうか?特に野村の恋愛についてはムダだとすら感じた。 スーパーについての問題を取り上げるのはいい。ただ、あれこれ問題を指摘する部分は多いのに、解決に至るまでのプロセスをはしょりすぎている。書き方にリアリティを感じない。内容的に伊丹十三の映画【スーパーの女】を思い出すが、(媒体が違うとはいえ)あちらの方がうまく描けている気がする。また、スーパーでの仕事を終えて野村がどう県庁の仕事に取り組むか気になるが、そういった描写がほとんどない。ゆえに中途半端な印象は否めない。 あと、この本の帯の文がいけない。 > 間違いは認めるな!? 予算は使い切れ!? 役人根性全開の県庁のエリートが、 > 田舎のスーパーにやって来た。本末転倒!怒り心頭!抱腹絶倒!ラストは > 感動!手に汗握る、役人エンターテインメント!! 内容とここまでかけはなれているコピーも珍しいと思う。もう少し考えて書くべきではないか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯に書いてあった「予算は使い切れ」「間違いは認めるな」など 刺激的なうたい文句から、私の知らない役人の実態が書いてあるかと期待した。 残念ながら、役人の非常識な日々はほとんどなく、 すぐにスーパーでの悪戦苦闘になだれ込んでいく。 そこでの常識・非常識のズレが本書の面白さではある。 だがスーパーの裏側も期待したほどには書かれておらず、 誰もが予想する結末へと「県庁さん」は向かっていく。 軽いといえばその通りだが 安心して読めるのでそこが良い点でもあり、悪い点でもある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原作を読んで、映画にしようと言った人だ〜れ!某TV局のTVチャンピオン「お惣菜王選手権」の方が面白いかもよ。でも桂さんの本は、会話の部分がとても生き生きしていて大好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
売れている理由は判る気がする。 読みやすく、深く考えなくても話は理解でき、読後感も悪くない。 話の内容は、大体想像できるし、展開も予想出来なくもない。 可もなく不可もなく、といったところか。 読む人をあまり選ばないと思う。 県庁ではないが、役所の中もスーパーの中も知っている自分は、ある意味楽しめた。 もちろん、役人がみんな野村たちのような考えをしているわけではなく、スーパー側がみんなああいったことをしているわけではない。 ただ、本物の県庁職員がこれを読んで感銘を受けるとはあまり思えない。 そんな感じの、さらっと読んで終わる作品だった。 星はふたつでもいいんだけど、三つにしているのは、すず子さんという年配の女性の台詞が素敵だったから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
肩こらずに読める作品。まぁありきたりといえばそれまでだけど。 映画化されるようだけど、柴崎コウ…ときいてガックリ。 面白さ3分の1以下。 渡辺えり子とかそういう感じの人でやってほしいわ…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
県庁から一年間の研修で、不振のスーパーに出向いた職員が衝突を繰り返しながら、スーパーを立て直してゆく物語です。 多分、想像している通りです。 予定調和といいますか、すぐにオチが見えてしまうストーリーでした。 だからといってつまらないわけではありません。 県庁職員の語り口やスーパーの内部事情などとてもよく書かれていています。 軽い読み物をお探しの方には良いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんか時期的にこんな本が出そうな感じがしていました。帯からきっと公務員を笑い飛ばす本なんだろうなと想像していましたが、終盤にいくにつれ思ったよりも盛り上がりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は仕事柄、公務員の方と接する機会は多いです。 「公務員はこうなんだ」という風な、十把一絡げの見方は疑問ですが、確かに役人然とした公務員も少なくないのも確かです。 でも主人公は一生懸命に働き、段々と役人根性が抜けてくる、 その辺に結構好感は持てました。 結末が合点いかないというか、尻切れの感じはありますが、 あまり細かいことなんかを考えずに楽しめた娯楽小説でした。 映画も楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすく内容が面白かったため、一気に読みました。ただ、誰かさんも言ってたように会話が誰なのかよくわからなくなるところがあり、少々文章力の弱さを感じました。内容の展開はオーソドックスで何となく読む前から結末が見えてましたが、公務員の描写がとても面白かったです。 実際の公務員は国、県、基礎自治体で全然違うのですが、基礎自治体は意識改革が進んでいる一方で、改革を進めている国、県が全然変わっていないという本末転倒な状況はありますね。(私も元県職) あと、帯の「間違いは認めるな!?予算は使い切れ」は本の内容と全然関係なく、これを見て買ったのでちょっとがっかり。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋で平積みしてあり、面白そうなので購入しました。役人が民間企業に研修に行き、自分の問題に気づき自己変革していくという話ですが、「役員体質」の問題ぶりも、自己変革による成功物語も、今一つ地味で平板だなという感じです。設定自体は面白いのに、何か肩透かしをくったような読後感でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!