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第四の郵便配達夫
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第四の郵便配達夫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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一度事件に関わりだしたら食事も睡眠もなげうってシカゴ中を失踪する口八丁の弁護士探偵マローンと、その愉快でお騒がせな仲間たちが繰り広げる活劇を笑いながら、三人の郵便配達夫が立て続けに同じ地区で撲殺された謎を考える、二重の楽しみ!話の骨格自体は、恋と遺産相続、つまり「グリーン家殺人事件」など名作古典と同じながら、犯人も含めだれ一人として憎めない、ヒューマニズムあふれるミステリ。こういう作風を持つ作家はなかなかほかに見当たりませんよね。本書は、マローンが気づく郵便配達ミスの原因に一部納得しかねる部分はあるものの、トータルでは”ユーモア本格”の惹句に恥じない佳作と思います。事件解決後に明らかになるボブ・アレン氏の正体も、意外性のおまけというサービスぶりです。 | ||||
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