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ママ、手紙を書く
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ママ、手紙を書くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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この結末には異論もあるんじゃないかな、と思ったのですが、他の方のレビューを見ると、皆さん褒めてらして、ちょっと意外でした。 ま、日本人は“大岡裁き"好きだからなあ。(あ、ネタバレになっちゃったかな?) 私もママのやり方は良かった、と言うか、これがベストだったと思います。何せ息子のデイヴィーは司法側の人間ですからね、後でママの企みに気付いた時、どんな思いがするか…だからこそママはこんな選択をするしかなかったのでしょうね。 ママの人間的な深みと思慮深さにジ~ンとくるお話でした。 ついでですが、邦題の『ママ、手紙を書く』は、原題“A Nice Murder for Mom" よりもずっと内容にマッチしていて、良いタイトルだと思います。創元文庫の邦題には「ええっ?」と思うものが結構ありますけど、今回ばかりはNiceでしたね。 | ||||
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この作品には結末部分にある「要素」が入ってしまったがゆえに 共感できるかは読者次第の部分が強くなっております。 だけれども、事件の取り巻く関係上そうせざるを得なかったと思います。 ある教授が殺された事件。 どうやらその教授はとんでもない裏の顔を 用いていたようですが… 正直真相は胸糞です。 そして望むような展開は訪れません。 その結末は優しさを感じますが ある意味課題を残す形とも取れるでしょう。 万人受けはしないですね。 | ||||
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歳を取ってもまだ気が若いママが、安楽椅子探偵として、息子の探偵君を助けるという設定がおもしろいですね。この作家の作品を初めて読みましたが、このシリーズで他にもたくさんの本が出ています。早速、次の本を買いました。時代設定はちょっと古いですが、それでも楽しく読めました。で、結末はちょっと以外でしたが、まあ、納得。 | ||||
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ママシリーズの凄いのは、他の安楽椅子探偵と違って、現場検証せずに謎を解きあかすこと。 | ||||
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若干15歳の時に<エラリー・クウィーンズ ミステリマガジン(EQMM)>に初投稿して、その作品の出来栄えの良さで編集部を驚かせたという天才作家です。 色々調べると面白い作家です。 この作品は、61歳になって20年ぶりに再び描いた作品です。 他に読んでいないのでなんとも言えませんが、この作品を読んだ限りは、無能(!?)な探偵(!?)が、有能なママ(探偵!?)に助けられ、謎を解いていくというお話です。 しかし一見無能に見えても情報が間違えば、ママは謎を解けない(ママは現場へ行きません)訳ですから… 天才作家がどんな本を描くのか!?の疑問には答えられるかもしれませんが… あくまで時代が、1988年ころですから、現代感覚で読むと面白くないかも… どうぞ時代考証をしてお楽しみ下さい。 | ||||
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ジェームズ・ヤッフェさんの作品は今回が初めてだったのですが、とても読みやすく、ワクワクする本でした!ママ、最高ですっ☆家で息子の話を聞きながら、殺人事件を見事に解決していくというストーリーです。ぜひ、続編を読みたくなります♪ | ||||
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昔からのミステリファンなら、ヤッフェのママシリーズはご存知でしょう。 刑事が難事件を食事をしながらママに話しているうちに、その会話からママが解決してしまうという、一種の安楽椅子探偵のシリーズでした。 その短編はいずれも質の高い物で、我々を楽しませてくれたものでした。 この本は、そんなママシリーズの長編第一作です。 今では刑事をやめて弁護士の捜査官をやっている息子の周りに起きた殺人事件のためにママはいつものように、名推理を発揮します。 今回は長編なので、じっくりとママとその息子、その関係者たちが書き込まれています。そうして、ママはその想像力・直観力でその事件を解決したのですが、実はママはその裏に隠されたもう一つの真相に思い当たるのでした。 そうです、あまりに明晰過ぎるために裏の裏まで見えてしまうのですね、ママは。 そうして、ママは母親のような包容力で事件の真相を自分一人の胸の中に仕舞い込むのでした。 長編になって、一段と面白さを増したママシリーズ、是非お読みください。 | ||||
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