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そして、よみがえる世界。



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【この小説が収録されている参考書籍】
そして、よみがえる世界。

そして、よみがえる世界。の評価: 2.75/5点 レビュー 4件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

SF医療ミステリの決定版

今年のアガサクリスティ賞受賞作だが、個人的には、前年受賞作の『同志少女よ、敵を撃て』より面白かった。それくらいには、新人賞受賞作で久々に夢中になって読んだ。
SF医療ミステリとしては、「決定版」と言っても良い面白さなのでは?

VR×ミステリは今皆が書いてるところだろうけど、『そして、よみがえる世界。』ではVRというよりデジタルツインに近いし、ある意味では、アニメの世界では昔から描かれてきたロボットとのシンクロ(神経接続)を実現させた世界とも言える。
トリック自体は古典的だが、それがVRと合わさるだけで、こうも騙されてしまうとは…
哲学的なSF要素がありながら、娯楽性の高いミステリでもある。さすがSFとミステリの老舗、早川書房だぜ…

ただ、選考読む限り、前半のSF説明パートや哲学的な会話パートが減点対象になったっぽいけれど…個人的にはそこが面白かったんだが…
これまであんなにたくさんの哲学的なSF小説を出してきた早川書房さんが、そんな採点をしていいんですか!?
そして、よみがえる世界。Amazon書評・レビュー:そして、よみがえる世界。より
4152101881
No.1:
(5pt)

たいへん楽しめました

近未来SFとしても読めるし、ミステリーとしても読めますが、最後はVバースと現実世界でのバトルでクライマックスを迎えます。そこは少し古い例で恐縮ですが、子供の時見たウルトラマン(?)のようなヒーローものの動画を見るようでもあります。本質はこの部分にあるのではないかとすら思えます。
最初Vバースの世界に入るのに少し手間がかかりますが、特に侵襲性の高い機器を装着する必要もありません。いったん入り込むと、巧みに張り巡らせた伏線を楽しみながら、至福の時間を過ごすことができました。
たまたまカッチーニの アヴェ・マリアを聞きながら読んでいたのですが、「黄昏の歌姫」の歌のように聞こえて、個人的には結構「合う」ように思いました。
是非、Vバース世界の続編が読みたいです。
そして、よみがえる世界。Amazon書評・レビュー:そして、よみがえる世界。より
4152101881

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