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そして、よみがえる世界。
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そして、よみがえる世界。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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今年のアガサクリスティ賞受賞作だが、個人的には、前年受賞作の『同志少女よ、敵を撃て』より面白かった。それくらいには、新人賞受賞作で久々に夢中になって読んだ。 SF医療ミステリとしては、「決定版」と言っても良い面白さなのでは? VR×ミステリは今皆が書いてるところだろうけど、『そして、よみがえる世界。』ではVRというよりデジタルツインに近いし、ある意味では、アニメの世界では昔から描かれてきたロボットとのシンクロ(神経接続)を実現させた世界とも言える。 トリック自体は古典的だが、それがVRと合わさるだけで、こうも騙されてしまうとは… 哲学的なSF要素がありながら、娯楽性の高いミステリでもある。さすがSFとミステリの老舗、早川書房だぜ… ただ、選考読む限り、前半のSF説明パートや哲学的な会話パートが減点対象になったっぽいけれど…個人的にはそこが面白かったんだが… これまであんなにたくさんの哲学的なSF小説を出してきた早川書房さんが、そんな採点をしていいんですか!? | ||||
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近未来SFとしても読めるし、ミステリーとしても読めますが、最後はVバースと現実世界でのバトルでクライマックスを迎えます。そこは少し古い例で恐縮ですが、子供の時見たウルトラマン(?)のようなヒーローものの動画を見るようでもあります。本質はこの部分にあるのではないかとすら思えます。 最初Vバースの世界に入るのに少し手間がかかりますが、特に侵襲性の高い機器を装着する必要もありません。いったん入り込むと、巧みに張り巡らせた伏線を楽しみながら、至福の時間を過ごすことができました。 たまたまカッチーニの アヴェ・マリアを聞きながら読んでいたのですが、「黄昏の歌姫」の歌のように聞こえて、個人的には結構「合う」ように思いました。 是非、Vバース世界の続編が読みたいです。 | ||||
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