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ひと
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ひとの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 61~80 4/5ページ
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『本屋大賞第2位』『感涙の傑作』などの前情報に期待をしすぎていたのかもしれませんが、いつ展開が盛り上がってくるのだろう?と思って読み進めるうちに、読み終えてしまいました。こんな感想を持つのは自分だけなのだろうかとレビューを見ると、同じような感想が見受けられ、感じ方は半々なのかなと。。 序盤の主人公の境遇はとても辛いものがあり、その心境を想像したとき涙しそうになりましたが、こみあげてくる部分はそれきりでした。また、とにもかくにも、コロッケがとても美味しそうに描かれており、近所のお肉屋さんで揚げたてのコロッケを食べたい衝動に駆られます。 育ちの良い友人、その母親はとても徳が高くやさしく温かい。登場は1回きりでしたが、印象に残っており、こんな心根のやさしい余裕のある人間でありたい(お金があることがこの余裕に繋がっているのだろうか…)と感じました。 ラスト数ページは足早な展開で、よく言えばさわやかに終わっていった印象です。 20.21歳の青年が、【ひと】を好きになるという感情に勢いがあって素敵だなとは思いました。 | ||||
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両親を相次いで亡くした主人公は、大学を辞め、調理師を目指して総菜屋で働くことになり・・。というお話。 主人公を助けてくれる総菜屋のご夫婦もいれば、ゆすってくる親戚など色々な人が主人公の周りにいて、しかし、いい人に支えられて人は生きていけるというような、そんな物語を描きたかったという作者の意図は分かります。 分かるのですが、文章が軽すぎるというか・・、淡々とした文章で盛り上がりもなく物語が終わっていきます。 会話文もどうでもいい会話がダラダラと続くのが気になりました。もっと人物描写にも深みが欲しいです。 | ||||
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書店のオススメPOPの文面(?)に騙されたというかなんというか もう少し展開が劇的な感じなのかな、、、と期待しながら読み進めてみたものの 途中でなんだか飽きてしまい内容もあまり印象に残らず読み返すこともないだろうなという感じです | ||||
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感動しました!読んでいる時に自然と涙が溢れてしまいました!いい本ですね!ありがとうございました! | ||||
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2019年本屋大賞2位。 読みやすい。 相次ぐ不幸に見舞われた青年が、温かな人たちに見守られ、成長していく姿には好感が持てる。 でも、あまりに「いい人」過ぎて、無防備で、老婆心ながら。果たして、主人公は、これから社会の荒波を乗り越えていくことができるのかと、いらぬ心配をした。 しかし、ラストで、決して譲りたくないものができたことに安堵した。 | ||||
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ストーリーは小粒。そこそこの不幸にあった大学生が経済的事情で中退し、揚げ物屋でバイトする一年間。自分が何者なのか、自分に何が無いのか、どうしたいのか、その疑問に対して一歩だけ答を進められたという物語。 いい人はいる。いい人じゃない人もいる。いい人だと思っていても違う面を持っている。変わっていくことだってある。そういう当たり前のことを描いた作品。「青年の主張」の地区代表のスピーチを聞くくらいの期待度で読むといいのではないか。 | ||||
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人は今いる境遇を選ぶことは出来ない。 既に今そこに存在しているのだから。 境遇を嘆く今に甘んじるか、同じ境遇でも進みたい道を選ぶ今にするか、は選ぶことが出来る。 もちろん、かと言って焦る必要はない、しかし歩みを止めていてもいけないのである。迷いながらもある方向に歩むことで、ぼんやりとなのか、時にはくっきりとなのかは分からないが、道が見えてくるのだろう。行きたい道が、行くべき道が見えた時は即行動すべし。 暗中模索の日常から一筋の光が見えたその時には。 現実に押しつぶされそうな人、自分なんてこんなもんだと諦めかけている人、悩みを抱え踏み出す一歩が出せない人、そんな人に読んでほしい一冊だ。 | ||||
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会話の多い小説。その会話は、普通の日常生活に交わされる内容なのであるが、実に推敲された文章となっている。 殆どの読者が柏木聖輔を好きになるに違いない。作者は「大切なのはものじゃない。形がない何かでもない。人だ。 人材に代わりはいても、人に代わりはいない。」と記す。最後の会話を転記する。「ねえ」「ん?」「おれは青葉が好き」 作者は目を開けて世の中の善も悪も知っているが声だかに非難しない、優しい人なんだと思う。でなければ、このような小説は書けない。本屋大賞の受賞、おめでとうございます。 | ||||
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父親を高校生の時に亡くし、ほどなくして母親の急死を経験する聖輔。両親を亡くしたことで大学を中退し、アルバイトとして砂町銀座の総菜屋で働くことになる。ひととの繋がりがどんどんなくなっていく聖輔。しかし、総菜屋の店主らの職場での縁、お客さんとの縁、同級生との縁、友達との縁、悪い親戚との縁もあるが、それを含めて聖輔を再構成していく。これまでは流されるままの人生だった。しかし、暖かい人の縁があってこそ、聖輔は自分を見つめことができ、自分の人生を歩んでいけるようになった。聖輔がだんだんと強くなるのが気持ち良い読後感につながっている。 | ||||
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淡々と進む良さはある。猛烈に悪い人が出てこないのは、とてもいい。コロッケが食べたくなった。読者の姿勢が内容を左右するような作品である。 | ||||
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得になにかミラクルがあるのでもなく、明るく前向きになるというものではない。 感動を求めるとちょっと違う、でも今の自分には染みる。 家族のいない喪失感。漠然な未来に不安になり、お金を使えない気持ち。 そして、コンビニとかでない人との会話が身にしみること。 この話は、心の再生の話だと思う。 出会えて良かった。 | ||||
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主人公の情景の描写が、どうも家族を失ったという彼の状況にはそぐわない感じがします。しかもどこかで読んだことのあるような文章で面白くなかったです…。 | ||||
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出だしは人生に絶望しかけた主人公が おなかが減って減ってしかたないところから始まります。 どん底のような状態から 少しずつ少しずつ生きなおしていく物語。 読み終わったら、題名が「人」ではなく「ひと」と ひらがな表記になったのが わかりました。 否定的なコメントが多いようですが 私は面白く読みました。 このところ、本屋さん大賞は 軽い軽い読み物ばかりが最近ノミネートされていると感じています。 その中では、よかったと思います。 次回作に期待しての、甘めの星4つ。 | ||||
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両親を亡くし、大学を中退せざるを得なくなり、商店街の惣菜やで働く主人公。 周囲の人たちとの温かい関わりで、人生を進んでいく。 ひねりがないので、あっさりとしてしまう面はあるものの、読みやすく読了感は良い。 もっと人生の苦悩を描いてその反動や、恋人?となるかもしれない女性や、調理師を目指す過程があれば良かったのに。 | ||||
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読み始めてすぐに、この本面白い、と思った。逆境の主人公、美味しそうな食べ物描写。早いストーリー展開に読みやすい文章。主人公は親をなくしてしまう。当然お金がないけど、とても心の綺麗な人。だから周りの人にも大事にされる。そういう話。ただ、読み進めていくうちに、だんだんと、彼の「いい人」の強調がやりすぎのように思ってしまった。美味しい食べ物の描写は読者みんなが共感できる。嫉妬しない。でも、主人公がエリートすぎたり、美人すぎたり、いい人過ぎたりすると、ちょっと、しらける。共感できなくなるし、作者から、「徳のないお前はだめな人間だ」とまで言われているような気持ちになってしまう。 | ||||
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他愛のない物語でした。お金を無駄にしました。ネットで人気書籍は疑問符 | ||||
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砂町銀座を舞台に、心温まる青春小説です。 逆境にくじけず、周りの人に助けられながら生きていく。 無性にコロッケが食べたくなる一冊です。 | ||||
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久しぶりに、一気読みしました。 心が温かくなりました。 | ||||
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大竹まことのゴールデンラジオで紹介されてて購入。読み始めたら止まらなかった。奇をてらった作家が多い中、こういう日常と人の繋がりをしみじみ感じる作品て貴重なのかと。酷評も目立つのは単に「合わない」からか。。 | ||||
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ストーリーは、悪くないです。 天涯孤独の20代大学中退したばかりの男性が赤の他人と絆を結んで、行き詰まった人生の先を見出していくストーリー。 ただ文章がところどころ、残念というか。まんま大学生がTwitterに書いたのかと思うほど、稚拙に見えるところがあります。 両親を失い、頼れる人もおらず、逆に親類から金の無心をされる、大学の時の友人にも部屋を勝手にされるなど、もっと他人への失望や嫌悪を丁寧に描いてくれれば、コロッケ屋の人々のような暖かい人間関係が光ったと思います。 震災で天涯孤独になって、一人で東京で生きてる身としては、この作品で元気は出なかったです。 | ||||
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