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ひと



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【この小説が収録されている参考書籍】
ひと
ひと (祥伝社文庫)

ひとの評価: 3.59/5点 レビュー 98件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.59pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全64件 1~20 1/4ページ
No.64:
(4pt)

平和な小説。

一気に読みました。悪い人が出てきたりハラハラするような展開もなく。最後まで心穏やかに読めました。
ただ良い物語だったために、え〜これで終わり〜?!感が強かったです。まぁそれが良いのかな。でも、続きが読みたい〜!
ひとAmazon書評・レビュー:ひとより
4396635427
No.63:
(4pt)

あたたかい

特にドラマチックな展開はないのですが、主人公の人との関りがとてもおもしろいです。
「ひと」と言うタイトルがピッタリなお話です。
ひと (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:ひと (祥伝社文庫)より
4396347189
No.62:
(5pt)

忘れがちなものを思い出させてくれる

聖輔がものすごくいい。
こういう人と友達になりたいし、こういう人間になりたいと思うけど難しいだろうなぁ。
いい意味で生きやすい人生になりそう。
あとコロッケ食べちゃいました。食べずにはいられなかった。とても良本です。
ひと (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:ひと (祥伝社文庫)より
4396347189
No.61:
(4pt)

65点。それでも前を見る。

最近、「線は僕を描く」を読んで、衝撃を受けて、その時にこの作品がやっぱり
おすすめってことで期待に胸を膨らませ。

 鳥取から法政大学に入って学生生活を始めた母子家庭の男の子。バンドで、
ベースを弾いている。ある日突然母親の死の知らせ。天涯孤独になった彼が
出した方針は大学中退。
 巡り会ったのは惣菜の田之倉。巡り会ったのは働く彼ら。やがて彼を支える
映樹さん、青葉さん、親父さん。
 そして彼が目指したもの、出した結論とは。

 65点。
 大学生活で天涯孤独になっちゃったら、どうするんだろ。
 でも、遅かれ早かれ天涯孤独になるんだよ。実は。
 52Hzのクジラとかも読むと、絶望的になっちゃうと、どうするのかと思うけど、
狂っちゃうか、開き直っちゃうか、逃げ出すか。そこで光を見つけ出すのは、私は
できないかなあと思わされちゃうな。
 淡々とした彼の1日1日がたった一年で次の方針ってところで、年取った人は、
あんまり読まなくてもいいかと。本当に淡々としてます。
ひと (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:ひと (祥伝社文庫)より
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No.60:
(4pt)

心の奥に、何か小さな灯をと灯らせてくれる作品

若くして両親を失った20歳の男性を描いた小説。

いろいろな人から暖かみを受け取り、少しずつ前向きに生きていく。
そんな風にゆっくりと成長していく主人公の様を描いている。

心がホッと和む。
常にテンション低めというか、テンポもゆっくりで、落ち着いた感じで話は流れていくが、
そのような大変な境遇に立たされながらも、悲壮感よりも、芯の通った前向きな強いもの
を感じた。

小さな感動と前向きな力を与えくれた。
心の奥に、何か小さな灯を灯らせてくれる、そんな作品でした。
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4396347189
No.59:
(4pt)

父と同じ道を歩もうとする青年のおはなし

両親を失って、気が付けば、父と同じ調理師を目指そうとしている青年のお話。
生きていくために周囲の人に支えられながら、がんばっている姿が印象的。
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4396347189
No.58:
(5pt)

絶望は、終わりではない。どんなに辛くても次はある。

文字を読むのが苦手でも3日で読んでしまうほど、読みやすく使っている言葉もわかりやすかったです。僕も今大学生なので、共感できる面はたくさんありました。高校生の時に父親を交通事故で亡くし、大学生になって母親を亡くして大学を中退した清輔。必死に生きるために、いろいろなものを犠牲にしてきた。自分の好きなバンドもやめた。お金がなくてお腹を空かせていた清輔は、なけなしの55円でコロッケを買おうとした。しかし、おばあちゃんも買おうとしていて最後の一個であったため、譲ってしまった。もう帰るものがなく帰ろうとした時に、お惣菜屋さんの店主にメンチカツをまけてもらう。清輔は、そこ瞬間に決めた、ここで働こうと。そして、このお店の優しい店主と奥さん、4つ上の頭が切れる先輩、女で一つで息子を育てる女性との生活で、徐々に元気を出していく。そして、亡くなった父親と同じ調理師になることを決意する。お惣菜屋さんで、たまたま鳥取から大学生になるタイミングで上京してきた同級生の青葉に会う。青葉も父親が変わったことで、名字が変わった清輔と似たような経験を持つ女の子である。青葉は、合コンで出会い付き合った、慶應大学の元カレの少し不親切なところが気になってしまう。久しぶりに地元の友達に会えたことで、清輔は嬉しくなり、お互い出かけたりする。清輔は、優しい青葉に徐々に恋をする。
そしてまた、清輔は大きな決断をくだす。
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No.57:
(4pt)

人との関わり

人と人との関わり合いの表現が良かった。
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4396347189
No.56:
(4pt)

主人公が ほっとけなくて 一気読み。ずるい。

冗長な会話描写は読み飛ばしてしまった。でも、ちゃんと主人公に救いがあって後読感もいい。主人公 聖輔がほっとけなくて、行く末が心配で一気読みした。これがこの小説のズルさかも。

聖輔は、不幸な身の上と、彼自身の誠実さと純朴さで人から好意を集める。

私自身、四十歳になってみて思う。
おじさんおばさんたちは、自分が若者のために何かしてあげられたと感じたい。できれは純朴で歯向かってこなくて誠実な若者に。
それを通して自分のこれまでの人生を肯定したい。聖輔は、その相手にもってこいの青年。

聖輔のお人好しぶりには呆れた。なぜあんなことされて旧友のバンド仲間を怒らないのか。そこも彼特有の”諦め”か?

駅名 地名 路線名など、アド街ック天国みたいな説明がとても多い。なぜそうしたのか?
上京した“非”東京人の目線はこうなのか?

また、食べ物の美味しそうな描写がやけに丁寧で面白い。影響されて夕飯にコロッケ買いに行っちゃった。

惣菜屋の田野倉夫妻は子供がいないことを寂しい気持ちとして抱えているようだ。
私は子供がいない夫婦だけれど、その手の寂しい気持ちは過ぎ去ったというか、さほど深刻ではなく、世間が思うより生活は明るい。
だから、フィクションの中で ”子供がいなくて寂しい夫婦”という雰囲気の描写を読むと、なんか嫌。
そんなふうに思ってなかった若者も、これを読んで、そういう概念を得てしまうから。
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No.55:
(4pt)

多様する“とり”という音、そこがポイント

出だしがとてもいい。 惣菜屋の揚げ物の美味しそうな匂いが伝わる描写。「どうせなら 熱々を食いな」と、熱々のメンチを差し出す 優しい 惣菜屋さん。それを受け取る 主人公、 聖輔。そこで人と人が結びつく。そして大きな出会いとなっていく。

でもその直後に読者は聖輔が大きな悲しみを抱えていたことを知る。そこから目が離せなくなる。

聖輔はとてもいい人 。人がいい。人を気遣い 、自分を抑えている。大きな 悲しみがあったにもかかわらず 、人を信じる。それだけに危うい。その危うさが心配になりページを進ませる。

各章のタイトルが「一人の秋」「一人の冬」「一人の春」「夏」。一人という語が付いてないのが「夏」の最終章。そこがミソ。

そして多様するインテリアショップの「ニトリ」という語、そして聖輔は鳥取県出身。父親は鳥居酒屋。章タイトルの「一人」、ここまでくれば単なる語呂合わせとは思えない。“とり”という音が多様されるのが。
羽ばたけ、というエールなのかな?私はそう捉えた。
お勧めの秀作です。

2019年 本屋さん大賞2位
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No.54:
(4pt)

決断が人生を変えていく

この物語の主人公は、劇的に何か大きな事件に直面するわけではありません。
しかし、自分の前に次々と現れる壁を自分なりの方法で乗り越えようとする姿勢に好感が持てます。
どん底ともいえる状態から主人公がどう人生に立ち向かっていくのか、ぜひ読んで確かめてみてください。
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No.53:
(5pt)

コロッケ食べたくなった!!

両親が亡くなってひとり東京で生活する青年の話。経済的にも精神的にも辛い状況ではあるが出会う人みんなが心温かくてジーンとくる。(一部除く。)
辛い中でも幸せはあるってことを感じた。大学辞めて逃げ出してこういう人達に囲まれて生活したいなーなんて読んで思った。
急展開とかはないけど安心して読めるし、毎日しんどいなーとか思う人にはおすすめかも。
あと個人的にはコロッケが食べたくなる!
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No.52:
(4pt)

軽く読みやすい

両親を失い大学を中退した青年の物語。特に何か起きるわけではないが、爽やかで清々しい。
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No.51:
(5pt)

優しい人たちがたくさんいて救われた

ずっと読んでいたくなる良いお話です。
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No.50:
(4pt)

何気ない青春の1ページ

どんでん返しも、意外性も、ドキドキ、ハラハラも、大きな感動も、大きなクライマックスもなく、本当に何気ない出来事を綴った物語。けど、面白い。普通の生活を淡々と描いているだけなので、内容的には普通なのだが、飽きなく最後まで読むことが出来ました。読後感は良く、一部嫌な奴が出てきますが、全体的にほっこりした感じです。
テーマはタイトルの通り「ひと」。タイトルではなんの物語か分かりませんでしたが、「ひと」が織りなす、どこにでもありそうな(主人公の過去は除く)青春の1ページ。
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No.49:
(5pt)

優しく優しく

すごく読みやすく読み終えた後もなんともいい
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4396347189
No.48:
(5pt)

それでも譲れないもの

一気に読み進めました。
自分の中の「譲れないもの」は何か?と読み終わったあと考えさせられました。
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No.47:
(5pt)

実直で素直。それでも彼自身信じるものがある。その個性が好き。

ほっとするような読後感。悲しいわけでも、感動的なわけでもないのに、ほんの二粒くらい涙がでる感じ。

主人公は大変な目にあっても、実直で素直で、とても応援したくなる人物。
彼の謙虚さや実直さ、そして周りの人々の優しさ、その中に垣間見える人間らしさには、私自身の内面をも見つめ直すきっかけとなった。
主人公は素直だが、彼自身の中にも好きなものや嫌いなもの、信念とも呼ぶべき思いが一貫して描かれており、きれいごとだけじゃない世界でそれでも自分の信じるものを選んでいくことを学んだ気がする。
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No.46:
(4pt)

ゆずる

タイトルは「ひと」だけど、主人公の「ゆずる」態度が彼の人生を切り開いていく。弱いようで、強い人だという感じもする。一年で周りの人から信頼されるだけの人物。親譲りの性格なのか、躾なのか、都会の忙しなく動いている人には身につきにくい美徳。
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No.45:
(5pt)

一気に読みました

帰省の移動の数時間で一気に読んでしまいました。心が温まりました。
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4396347189

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