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九人の偽聖者の密室
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九人の偽聖者の密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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いろいろ書いてつまらなかったとしたらレビューされなかった | ||||
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まるで怪人二十面相が少年探偵団のために使うようなトリックである。子供向けの小説ならこういうのでもいいと思うけれど……いまどきこんなものを出されても……。「カーの「密室講義」のどの分類にもあてはまらない」と作者は自慢げだが、単にバカバカしすぎるので無視しただけではなかろうか。 文章も素人臭くて、まるで大学のミステリ研の会誌に載った小説を読んでるみたいな感じがする。もちろん翻訳のせいではなく、きっと原文そのものがそうなのだろう。過去に同じ作者の『ゴルゴダの七』を訳した田中西二郎は、都筑道夫にこう語ったという。「創作をやめた理由が、すでにここに見えていますよ。小説がへただ、というのは、どうにもならないんですね」。なるほどこれも「どうにもならない」下手な小説で、読み進めるのが苦痛でさえある。 そもそもこの「奇想天外の本棚」のラインナップは、少なくとも初回から第三回までは、今は入手困難かもしれないが、どれも過去に翻訳出版されたものばかりだ。新味に乏しくて、とても「奇想天外」なんて言えたものではない。製作総指揮者だけが一人ではしゃいでいる感があるだけに、今後の続刊が不安であるが、どうかそれが杞憂であってほしいものだ。 | ||||
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