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宙ごはん



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【この小説が収録されている参考書籍】
宙ごはん
宙ごはん (小学館文庫 ま 27-1)

宙ごはんの評価: 4.62/5点 レビュー 98件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全89件 81~89 5/5ページ
No.9:
(4pt)

優しい人たちに出会えました。

著者の独特な空気感と、それぞれのパートに食べ物と登場人物を絡ませているのがとても新鮮です。
最後、みんなハッピーで前向きになっていて、幸せな気持ちになりました。
宙ごはんAmazon書評・レビュー:宙ごはんより
4093866457
No.8:
(5pt)

繊細な人物設定×臨場感のある文章

今までの作者の本で一番好きな作品。今までで一番、リアリティーという静かな抑制の中で熟成させたような文章に一気に本の世界に引きずり込まれた。いい人ばかりで現実的でない幸運に恵まれるような安易な装丁の中で主人公を浮かびあ上がらせるよう感動系の軽いストーリーで白けさせる部分がなくて、最後まで現実的であり続けようとした作家の意識の高さ、苦しみ抜いた構成がセリフの一つ一つを作り上げ今回の秀作を産んだと思う。町田その子という作家に最高の敬意を送りたい。
宙ごはんAmazon書評・レビュー:宙ごはんより
4093866457
No.7:
(5pt)

こころ温まるごはんはメッセージ。

知らず知らずのうちに相手を傷つけているのかも。
自分に満足するために贖罪を繰り返すこと。
それは、相手を慮ることなく、あまりにも自分本位なのかもしれない。
そして、ひとりで悩み続けて、ごはんも食べられないくらい落ち込んでしまうこと。
まわりにはきっと愛情とやさしさをもって手を差し伸べてくれるひとがいてるはずだ。
なによりも、前を向いて歩いてゆくこと。
そして生きていくことが最も大切だと。
人生を支えてくれる、こころ温まるメッセージはここに記されている。
宙ごはんAmazon書評・レビュー:宙ごはんより
4093866457
No.6:
(5pt)

登場人物を誰一人も見捨てない

町田さん、すごいな、やっぱし。登場人物を誰一人も見捨てない。それぞれの背景をきちんと描いて物語を紡いでる。それがあまりにも自然に描かれているので、本当なら要素の詰め込み過ぎで胸焼けしそうになることも、とてもリアリティを感じさせてくれる。そして登場人物みんなを応援したくなるし、自分も現実世界で何かおせっかいをしたくなる。物語にありがとう。
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No.5:
(5pt)

今作もおいしさひときわ、ほっこり感動の町田ワールド!

テーマは、人は変わっていく、変われる。関係性も変わり、育まれていく。絶望することはない~といったところでしょうか。一つの出来事・事実への、人の捉え方は立場により時に全く違うということも再認識させられます。人の言葉への心の反応を描くことが今回も本当に巧みで共感度抜群!
ご飯の話なら、軽い連作かなと気軽に読み始めたら、しっかりとメインの話がつながり、今作もおいしさひときわ、ほっこり感動の町田ワールド。期待以上の素晴らしい作品でした。読み易いですし、お勧めです。
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No.4:
(5pt)

はぁ〜。

町田その子さんの本はいつも最後に希望があってあったかい気持ちになれる。ドラマ仕立てっていうか、章ずつにテーマのご飯がでてきたのがすごく良かった。何回も涙が出そうになるのを堪えながら読んだ、、
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No.3:
(5pt)

永尾まりやファン

5年ぶりに小説を読みました。きっかけは、永尾まりやさん出演のショートムービーでしたが、どこを演じてたのか気になって買ってしまいました。
久しぶりに泣きました。本当に映画化して欲しい!!
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No.2:
(5pt)

また泣いてしまった。読む場所を考えないと。

みんなそれぞれ簡単には言えない、本人が手放せなかったり、手放してはいけない、辛さを抱えて生きていて。そのなかに一緒にごはんを食べる時間が描かれる。料理の描写も丁寧で自分の目の前にその料理が現れて、いやー食べたいなーと思いながら読む瞬間がたくさんあった。
料理を作れる人を改めて尊敬したし、人のためにできる事の中でもめちゃくちゃ素晴らしい事だと改めて気付けた。自分ももう少し料理をしよう。
町田さんの文章はいつも、読むのが本当はそこまで得意じゃない自分にとってすごくすんなり、しっくりくる。
そして何より出てくる人にたまらなく惹かれる。弱くて強くて。寂しくて温かくて。ダサくてカッコよくて。
辛い事は言えないからこそ辛いんだけど、
誰かに話すのはとても大切な事なんだと、
分かってたけど出来なくて。でもやっぱりそれをしなくちゃいけないんだな、ちゃんと関係を築きたい人には。
希望も含めて、きっと多分何で自分はこんな事話してしまったんだ?みたいな関係になれる人と生きていくのがいいんだろうな。
そして自分もその人にとって、何で話してしまったんだ?って、そんな人になりたいな。そんな事を思った。
ごはんを一緒に食べる事は本当に幸せな時間で、また近いうち好きな人と食べたいなと思った。会いたいなと思った。前よりその時間を大切に出来そうだ。
読んで本当に良かった。自分にも何か人のために出来る事無いかなって、泣きながら少し清々しく素直に思えた。町田そこのさんありがとう。
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No.1:
(5pt)

あなたは誰に愛されたいですか?

愛を乞う人がいて、愛を優しく包んでくれる人が居る、そして再生していく物語が、町田さんのテーマかと思うくらい、どの作品も私には優しい涙を流させてくれます。
何もかも後回しにしても一気に読みたいと思って読んで…やはり、裏切らない作品でした。
次の作品も読みたい、次はどの切り口なのか…って思っていても
物語に引き込まれて、時間も忘れて、気がつけば、全ての作品を読んでしまいました。
だから早く次の物語を読みたいと思っていたのに読み終えてしまったので
2回目はゆっくり読みたいです。
(他の作品も何度も読み返してしまうので…)
私の心がカサカサした時には、どんな薬や保湿剤よりも乾燥を防ぎ、潤いを与えてくれます。
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