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宙ごはん
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宙ごはんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 61~80 4/5ページ
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最初の方は悲しくなる物語でしたが読み進めるうちに気持ちが明るくなるようなストーリーでした。ただ後半から、いくら小説とはいえそんなに波瀾万丈な人が集まるかな、と少ししらけてしまったところもありました。 でも家族関係に悩んでる人が読んだら希望が持てる小説だと思います。軽く読むのにおすすめ。 | ||||
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ほっこりとしたお話かなと思ってたら、けっこうみんながむちゃくちゃ傷ついてて、それでも前を向くきっかけになるのは、誰かの優しさで、美味しいごはんで……何度も泣けました | ||||
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何があっても人は生きていかないといけなくて、生きていく中で人は変われる、と思わせてくれる作品。良い方に変わりたいものだ。 | ||||
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毒親、虐待、ネグレクト、モラハラ、DV…… ありとあらゆる家庭の問題が、豪雨のように降り注ぐなかで、大人になれずにいる大人たちと、子どもたちが、奇跡のような支えあいを成し遂げて、生き抜いていく。 うっかり夜中に読み始めてしまっめ、やめられなくなり、寝不足に苦しみました。 | ||||
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宙ちゃんを中心に、複雑な家庭環境や人間関係が交差するストーリーはとても読みごたえがあり、とてもほっこりしました。 最初は幼かった宙ちゃんが、段々と身も心も成長していく過程を見ていくうちに、彼女の抱える葛藤や悩みに思わず共感することも多かったです。 特に第五話で起きた衝撃の事件以降は、ページをめくる手が止まらなくなりました。第四話までは数日かけて読み進めていたのですが、一気に最後まで読み進めてしまうほど、最後がどうなるのか気になって仕方なくなるほどです。 読後感もよく、最高の一冊に出会えたことを感謝しています。 | ||||
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スタートは、町田さんらしくクセのある家族で、ふんふんと読み始めた。次第に、カノさんがどうにも嫌いだった。私はこの人ダメだわ、と思った。視点人物の「宙」を応援する気持ちはあるから、物語として最後まで読めると思うけど、カノさんは絶対嫌だなあ、と思いつつ読み進めた。 しかし、登場人物も成長するんだね。 いい人たちなんだけど、かっこよすぎない。嫌な人も、もちろんチラリちらりと登場してはいなくなる。 理不尽な不幸は次から次へと襲い掛かってくる。だげど、うんうん、これでいいか、とみんながなんとかしていく。何とかなっていく。…世の中ってこうじゃなくちゃ、と思う。 最後の場面、あんまり幸せを予感させる未来を決めつけないで、登場人物をあれこれ登場させないのが良かった。あの人はどうなったんだろう、あの人はまだ近くにいるんだろうか、そういう不確定要素を残したまま、いいラストシーンだった。 作者自身がこの世界の人たちを気になって書きたくなったら、エピソードや続きを書いてくれるだろう。 | ||||
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傷ついたことで苦しみ、でもそのことでいろいろなことに気がつき、それぞれ成長していく希望ある物語だと思う。 | ||||
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宙ちゃんと一緒に生きた気がします。感受性の豊かな心模様の一つひとつを私の中に描くことが心地よかったです。 | ||||
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人との繋がりや家族の形を考えている最中に出会った本です。こんなに優しい気持ちになれた事にびっくりでした。「読むビタミン剤」って感じです。 | ||||
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まだ読みかけです。第三話「あなたのための、きのこのとろとろポタージュ」まで読み終えて、居ても立っても居られなくなりレビューを書いています。「52ヘルツのクジラたち」も「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」も、それはそれは素晴らしい。でもこの「宙ごはん」本当に良いです。心が疲れた時にぜひ読んでみてください。 | ||||
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本屋大賞ノミネート作品の中では一番好きな作品。 タイトルからは想像しなかった『家族』の形や苦悩が暖かくも切なく描かれています | ||||
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【ネタバレ注意】幼稚園児、または小学生とは思えないほどみな大人びていました。それが都合よく感じられることもありましたが、途中賢い子たちなんだと受け入れたので楽しめました。 主要人物である花野さんは1人で生きているようで、周りには必ず助けてくれる異性の存在がありモテる女性。悪くいうと魔性の女ように感じられました。空間に漂う埃みたいに手で掴めないから掴みたくなるような感じの人です。 そんな花野さんを母ではなく家族と解釈した小学生の宙を思うと胸がギュッとなりますが、花野さんの背景にあるものを思うと同情としょうがないかと何故か「許す」気持ちになります。 遠宮くんや鉄太、萠や康太さん、風海、それぞれの詳細がもう少し知りたかったです。 | ||||
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一言で言って本当に面白かった。登場人物の優しさにも感動したし、最後の花野さんの話にも驚きと共に人間はどのくらい人に救いを求められるのかとも考えさせられた 人は、どこまで人を許せるのか、贖罪と救いが全編に溢れていて、それでいて優しさに満ち足りた小説だと思った。本屋大賞へのノミネートも納得できる。最後は主人公の再生で終わっている。涙が止まらなかった。是非とも一読されたい小説である。 | ||||
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気軽に読んでいたら夜中に止まらなくなっちゃいました。。 章を追うごとに時間が数年空いているんだけど、その間の変化がどれも大きく、衝撃を受けることもあった。 でもすごくバランス取れていて、テーマとなる”食事”との相乗効果が素晴らしい。 読んでいるだけで温まります。 主人公以外も登場人物が成長していくし、良くも悪くもずっと変わらず同じものってないし、誰でも抱えているものがある。 それでも生きていかねばならないけど、その辛さだけではなく、美しさとか意義を見ることができた。 若い時に読んでも刺さらなかったと思うので、色々と身に染みる今読めて良かったな。 最後に、表紙裏にある「掌編」。 この仕掛けは他の町田さんの本で初めてったんですが、最高ですね。 食後のデザートって感じのご褒美。 | ||||
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『宙ごはん』というタイトルに惹かれたのは、私がこの夏、「ソラ」という詩で県芸術祭の準文芸賞をいただいたからでした。 私の詩の主人公は男の子でしたが、この長編小説の主人公は「川瀬宙」という女の子。その子が幼稚園児から小学生、中学生、高校生と成長する時間が、「宙」の目で描かれています。 小学生が物事をそんなに深く洞察できるものなの? と、ちょっと作者に都合の良いと言うか、我々読者に解りやすく教えてくれる親切な物語でした。 宙は母子家庭ですし、幼稚園から小学校の同級生マリーちゃんの家庭も、中学の時のボーイフレンド鉄太君の家も複雑。高校の時に出会う遠宮君の家は父子家庭と、宙の出会う人々は平凡とは言えない人たちばかり。唯一両親の愛情に育まれたのは、宙の料理の師匠となるコック佐伯だけ。その佐伯の人生もまた平凡ではなくて………… とにかく密度の濃い五章からなるお話です。 結末は、そうなるのが一番だよね、と、納得できる場所へ連れて行ってくれました。 途中で、えぇーっ、どうして! と、驚いてしまったシーンも三つあって、決して飽きさせてくれません。 完璧な物語ではないでしょう。突っ込みどころもあります。でも、読者が二人顔を会わせたら話が尽きない作品かもしれませんよ。 | ||||
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少しずつ、成長しなごら自分の居場所を見つけていく主人公と周りの大人たちの人生観が、丁寧に描かれています。ほっこりと心が温かくなります。 | ||||
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面白かったです。他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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軽く読みたいときには最高です! | ||||
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ラジオで紹介されていたので購入しました。 自分にも当てはまるような、色々考えさせられる本でした。 | ||||
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●子育ての不器用な母との誤解がとれた時に食べた「パンケーキ」。母との深いつながりを諦め、家 族としてのあり方に気付いた時の「にゅうめん」・・・等々。主人公・宙にとって忘れられない食べ 物があります。 子供にしては大人並みの観察力と感受性(ちょっと著者の盛り過ぎみたいですが)があり、その目 は曇のない真っすぐな視線。その純粋な視線には大人たちの複雑な心の襞が理解できないのでしょう ね。宙の悶々とした気持ちが手に取るように理解できます。 でも子供ながらも母との距離感を悟った時、安堵の気持ちとは別に、距離感ゼロを諦めた喪失感は どれほどだったのだろうか?親子の距離感を子供に心配させるなんて、傷だらけの小さな心を想うと 切な過ぎます。 年を重ねるにつれ、視座が変わり見えるものが多くなってきた宙。成長したその姿を確認でき、救 われる様な想いでした。 光が見えてくる心温まる物語ですが、少し残念だったのは第三話から母・花野が次第に出来すぎた 母親になってしまった事。慈愛に富み思慮深く理想的な母親像に変貌。物語は第二話までとして、余 韻を残した方がより強い印象を残せたと思います。 (でもそうしたら、宙ごはんは二つだけになってしまいますね・・・うーん難しい) | ||||
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