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君の顔では泣けない
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君の顔では泣けないの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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| 読んでいて真っ先に思い浮かんだのはフランツ・カフカの「変身」、アルベール・カミュの「異邦人」。これらの作品に強くインスパイアされている印象を受けた。 男女入れ替わり作品は万人受けする一方、設定や性的描写を間違えると一気にSFや官能小説に近くなってしまう危うさがあると思う。しかしながら本作はその点を上手くコントロールしていて、決して読みやすさを失わず、心の不一致や自分の在り方など現代社会にも通ずる問いを与えてくれている。 過去パートを1回、2回目と読み直していく中で、登場人物の機微に触れ、現代パートで答え合わせをしていく。全てがつながったとき初めて主人公たちと同じ境地にたどり着き、不条理さを受け止められる。読み終えてそんな気持ちになれる作品、ぜひオススメしたい。 | ||||
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| ※ネタバレのない感想です※ 「男女入れ替わり」というジャンルの作品全般を、私は愛しているが、エロやギャグとして扱われることが多い。それはそれで好きだ。 「男女入れ替わり」というシチュエーションを通し、男女の成長を描いた作品といえば、故、大林信彦監督の「転校生」がまずあげられる。ひと夏の心と体の入れ替わりを通して、かけがえのない経験を積み、成長する少年少女を描いた傑作だ。 翻って本作であるが、それに勝るとも劣らない大傑作である。高校生の男女が入れ替わって戻らないまま15年がたってしまう。女の子(みずき)になってしまった男の子(陸)は、慣れない女の子の体で悪戦苦闘しながら、人の体で生きていく。その心の機微と成長が見事に描かれている。 本作は作者の処女作でありかつ発売前に重版出来というとんでもない本だが、十分その期待に応えてくれるだけの読みごたえがある本だと感じた。 本作は男女入れ替わりというエロやギャグにされがちな素材を真正面から丁寧に取り扱った良作である。そこに価値があるのだが、惜しむらくは、惜しむらくはちょっとでもいいからエッチなシーンが欲しかった。そこが☆5にならない理由。 | ||||
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| ・女性の人生のイベントを男性目線で断続的に眺める、という試みが根気強く描かれている。 ・他人と入れ替わることで、身の回りの何気ないものの良さ・大切さが際立つ、という描写は著者の丁寧な筆致に依るところ。 ・女性ならでは、というイベントが主として描かれているが、それを受けての主人公のパーソナリティ変化と戸惑い、受け入れ(或いは拒絶)みたいな過程の濃い描写が欲しくなってしまう…のは単なる個人的趣味かも。 (描かれているのはパーソナリティ変化、というよりは経験・体験からの学習の結果、という風に感じる。ので、コレは元が女性でも一緒じゃね?と思ってしまう) ・なので入れ替わりが男性⇄男性でも半分くらいは成立するストーリーにも思える ・実は自分の友達やパートナーも誰かと入れ替わっているのかもしれない。挨拶がぎこちなかったり、メールが素っ気ないのはそれを悟られまいとしているためであり、決して面倒くさかったり、自分に気がないためではないのかもしれない。 | ||||
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