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汝、星のごとく
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汝、星のごとくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全282件 141~160 8/15ページ
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『汝、星のごとく』読みましたよ。がっつり泣きました。 特に 「名物のはっさく大福が評判ほどおいしくなくて笑ったこと。王道のレモネードがおいしかったこと、果実が丸ごと入っているので種が口にたくさん残ったこと。尾道ラーメンもおいしくて、またこようねと約束をしたこと。でも結局それきりになってしまったこと。」 ここ。 櫂も作中で言ってましたけど、物語を紡ぐには自分の身体から削り出す方法と、全く関係ないところで立ち上げる方法があると。ここのパンチラインが作者の経験から出ていないんだとしたら驚愕です。 現代の(それと昔からある)いろいろな社会の課題を取り上げて、さまざまな人間関係の形を提示しているのは強烈なメッセージでしたが、そんなに人を殺さなくてもいいじゃんと思いました。鬱やヤングケアラーやネットでの叩きなんて問題だなんて事はもう誰しも知っているわけで、尚人も櫂も生かしてやれよ、社会の課題に挫折した人の立ち直りみたいなものも見たかった気がします。 櫂が作中で言っている通り「良いことが一つあると悪いことが二つ起こる」みたいに、あ、尚人死ぬんだろうな、櫂死ぬんだろうなって分かってやめてーと思いました。 ただ痛みがないと感動もないことも事実だろうし…。 その時々で傷つき傷つけられて、その場の人間関係を構築していくことが現在を紡いでいる感じなどもよかったですね。 大人版『世界の中心で愛を叫ぶ』みたいな物語でした。 また読みたいと思います。 追記 暁海の母親のように多分真面目に生きていて突き落とされまくった人が、重荷や、バカのような扱いをされていることはかわいそうすぎるだろと思いました。 誰しもそのサイドに行く可能性もありますもんね。 | ||||
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すれ違って離れて別れて。でも、遠回りしてこその2人の最短の道だったのだと思います。 なりたい自分とやりい自分と理想の自分と現実の自分。いろいろな自分がいて、それに対し自分を押し殺して折り合いをつけ生活をしていると思う。一歩踏み出せば後は流れすすでとは思うがその一歩を踏み出すことにさまざまな葛藤があり障害がある。自分の進む道に正解や間違い、そして常識、非常識なんてない。 他の誰かと比較されることなく、自分にとっての幸せを見つければいい。 作者の表現は本当に美しい。 恋愛小説とは別の側面としてヤングケアラーやLGBTなどさまざまな問題も問いかけている。 | ||||
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恋愛、親とどう向き合うか、人生の選択をどうするか。現代にありそうな色々な悩みに立ち向かう主人公達の葛藤が心に沁みます。 | ||||
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瀬戸内の島で出会った男女のすれ違う恋。変わらぬ愛情と瀬戸内の景色を美しく描く。物語に抑揚があり一気に読める。 | ||||
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凪良さんの作品はどれも引き込まれるようにどんどん続きが読みたくなる作品です。 | ||||
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人生、今の自分自身の在り方を考えさせられるような作品でした。普段小説は読まないのですがこの作品は2日で読み上げてしまうほど世界観に引き込まれてしまいました。色々あって人生投げやりでしたが、もう少し、ほんの少しだけ頑張ろうかなと思うキッカケをくれたこの作品に感謝。 | ||||
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個人的な話だが、読書の際に参考にする文学賞が4つある。 1.直木賞 日本で一番有名で権威のある大衆文学賞。今回の本屋大賞候補作で『爆弾』『光のとこにいてね』『汝、星のごとく』は直木賞も候補だった。 2.山本周五郎賞 直木賞以上に大衆性が高く受賞作は信用できる。 3.このミステリーがすごい ミステリーならこれだが、直近の受賞作では『爆弾』が1位だった。 4.本屋大賞 書店員の投票によって決められるので、面白本ならこれが一番。何しろ最も読者に近い読書通が投票して1位~10位はどれもその年の話題作、注目作で『爆弾』『 #真相をお話しします』も読んだが面白さという点では大賞に何ら引けを取らない。次の大賞発表までに全部読むというのも一興かと思う。 作者の凪良ゆうだが直木賞欲しかったろうな~。何たって直木賞作家と呼ばれるのとそうでないのは雲泥の差がある。受賞には結構運不運があるものの、例外はあるが最初の候補作で受賞させてくれる程甘い賞ではない。その時の受賞作は小川哲の『地図と拳』、千早茜の『しろがねの葉』と少々相手が悪かったか。何度か候補にならないと受賞できない賞だがこの筆力ならいずれ取るだろう。 それにしても同じ賞を二度受賞できる文学賞というのもユニークかと思う。本作も二度目になるが記憶によると他には恩田陸だけかな?二度目の受賞作の『蜜蜂と遠雷』は直木賞と本屋大賞ダブル受賞だから尚更凄いんだけど。 さて本作だが何も言わない(笑) 大賞受賞作である。悪かろうはずがない。大賞作恒例の映画化も間違いないだろう。 それでも一つだけ言っておく。 前回大賞作は『同志少女よ、敵を撃て』で直木賞候補だった。直木賞には選ばれなかったがしかし本屋大賞は受賞した。 本作も直木賞候補だったが選ばれず本屋大賞は受賞した。 これぞ本屋大賞の真骨頂であろう。 | ||||
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壮大な長編映画を観ているようでした。 登場人物の背景描写が細かく、かつ興味深く、読み進むほどにストーリーに飲み込まれていきました。 想定外の出来事を乗り越えて人生を歩んでいく登場人物に思いを馳せながら、読みはじめたら止まらなくてほぼ一気に読んでしまいました。 読了後は涙、涙でした。 またいつか読み返したい本です。 | ||||
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様々な困難に次々と見舞われる2人がとても気の毒で後半辺りは読むのが辛かったですが、2人とも自分の生き方を自分で見つけられて本当に良かったです。どうか多くの人に読んで欲しいと思える一冊でした。 | ||||
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一気読みしました。 後半涙が止まらなかったけど、 読んで良かったと本当に思える本です。 強く生きている登場人物に、私も自分の人生を大切に精一杯生きようと思いました。 | ||||
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今まで読んできた小説の中で過去一好きな小説になりました。 馴れ初めから最期までどきどきして読んでました。 素敵な作品ありがとうございます(^^) | ||||
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そう言えることが、素晴らしい。この本を読む前に『流浪の月』を読んで凪良ゆうにハマってしまった。登場人物の言葉が自然で、す〜っと心に響いてくる。余り女性作家の本は読まないが、次の作品がたのしみな作家が出てきて嬉しい限りです。内容については書きませんが、読んで損は無いと思います。 | ||||
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キュンってしたりムカついたり感心したり涙が止まらなくなったり、本当に感情の揺さぶられる作品でした。ただ、一言でまとめると無性に苦しいです。読み終えた今も涙が止まりません。いつか、もう一度読み直したいです。 | ||||
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人は生きてゆく時、色々な場面で選択を迫られる。そんな時自分の思い通りの道を歩くには経済的自立が必要だと今さらながら思い知らされる。 | ||||
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伏線回収が素晴らしいと聞いて読みましたが、まさにその通りで一本取られました。 愛をテーマにした本作ですが、深過ぎると重く、淡白過ぎると離れていく、そのバランスが絶妙でどんどん沼にハマっていくようにページを捲る手が止まりませんでした。 今身近にある様々な形の"愛"を大切にしたいと感じさせられました。 明日から少しだけ、優しくなれそうな気がします。 | ||||
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読み終わるまでずっと感情が揺さぶられっぱなしだった。 常に主人公の二人に感情移入してしまった、色んな社会問題も絡めてくるので今現代に生きることの意義を見つめ直すことができた。 また、人とのつながりの大切さを認識できたことは良かった、人は一人で生きていくのは余りに大変で味気ないものなのだなと思ったので人とのつながりは大切にしていきたいと強く思った。 最期はハッピーエンドになってほしかったけど涙を出せたので個人的にすっきりした。 | ||||
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誕生日の食事の時にあげた本です。それ以前の会話の中で読みたいと言っていた本で、とても喜んでいました。 | ||||
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ストーリー展開の面白さに引き寄せられた。 まさに漫画的だ。 主人公の青野櫂と井上暁海が、瀬戸内の田舎の島で高校生として出会うところから始まる。 そして愛するようになるが、それぞれ母親に問題を抱えている。 ヤングケアラーという社会現象にもなっている問題だ。 櫂は漫画家を目指し東京へ出て成功する、そして破滅に向かう。 暁海は母親を捨てきれず島に残り、貧困の苦労をするが、やがて周りに助けられて刺繍の道で成功する。 そして暁海が、病に倒れた櫂に会いにいき、束の間の幸せに浸る。 が、病に犯された櫂は、暁海と島に戻り思い出の花火を見ながら最後を迎える。 くっきりとわかりやすいストーリーは、現実離れと思いつつも引き込まれる。 それは、生きることへの強烈な息吹が感じられ嘘っぽさを払拭しているのだと思う。 北原先生という脇役は、ちょっとあり得ない設定で無理があるが、舞台回しとしては仕方がない。 主題は、懸命に生きる事の美しさであろうか。 が、この気恥ずかしいようなテーマを描き切るというのは作者の熱量あっての事だ。 久しぶりに目が潤んだ。 おすすめ度は90点。 | ||||
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素晴らしい内容で、とても良い。 | ||||
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久しぶりに、夢中で読みました。こんな風に自分の人生をかけて人を愛してみたいと思います。 作品の秀逸さはさることながら、いたるところに思わずメモしておきたくなる人生の教訓となるような言葉や、心に留めておきたい言葉が端々に出てきます。 とても大事な1冊になりました。 | ||||
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