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汝、星のごとく
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汝、星のごとくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全282件 41~60 3/15ページ
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私は小さい時から本が嫌いでした。しかし社会人になり変わらない毎日を変えたいと思いスマホを手から離し、「汝、星のごとく」を読み始めました。読み始めて自分の手がページを次々とめくり、最後はスーッと涙を流し毎日この作品のことを考えている自分にも驚きました。 生きにくい世界の中、自分の世界で強く時に弱く、脆く、生きたい、死にたいを交互に生きていく彼らから生ぬるい世界で生きている私に勇気をくれました。自分が生まれた時から手元にあるカードが少ない彼らだから、全てを受け止めることができ人を様々な形であろうと大切にしようと思っているのだと感じました。 人って人が思うよりも繊細でドミノのようにすぐに崩れてしまうものであり、強い人は居ないのだと思います。 緩く育った私とは真逆の彼らは、美しいと思いました。素敵な作品を有難う御座います。 | ||||
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恋愛小説,特に現代の作品が好きではありません。なんというか薄っぺらくてドラマみたいな台詞とか単語が本当に苦手です。この作品は本屋大賞を取ったということで本屋大賞はハズレがないので読んでみようかなと手に取りました。 あまりあらすじも具体的に知らず,読み始めたら恋愛小説か…セカチューか??みたいに毛嫌い感が先に立ちましたが,軽薄感がなくするする読めました。青春時代から悩みと孤独を共有し合った二人のよくある恋愛設定ではありますが,文章に手垢がついていないというか,映像化見越してるような脚本的な感じではありません。かといって高尚な感じでもなく。ラストに近づくにつれ,櫂と尚人のくだりからまさかまさかの涙が出てきました。自分でもびっくり。そこからは常に涙が止まりません。何故かは素人なのでわかりません。なんだったのかなと今も考えていますが,理由が思いつきません。現代のいろいろな問題もちりばめられながら。今も考え込んでいます。 | ||||
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家庭環境に恵まれなかった2人の高校生が出会い、恋愛と夢の天秤をかけながら懸命に生きている姿に心を打たれた。同じ思いを持っていても些細な言動や行動ですれ違っていく様は儚くもどかしい。登場人物は皆どこか感情移入できてしまい、どうしようもない現実の厳しさに辛くなってくる。ダメだと分かっていても不正解の道を選んでしまう人物の描写が鮮明で、違和感なく物語に引き込まれてしまった。読み終わった後は不思議とスッキリしていて、これが凪良ゆうの魅力なのかなと思った。 | ||||
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素晴らしい作品でした。 自分の人生を生きるとはどういうことか? 櫂と暁美の2人の劇的な人生を共に辿ることで、痛烈に伝わってくるメッセージ。 自分の経験とは重ならなかったとしても、感じ入るものがある作品でした。 ありがとうございました。 | ||||
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元々推理小説好きなのですが、久々の別ジャンルでこの本を手に取りました。 本当に良かったです。もう一度読み返します。 自分の過去をあれこれと思い出して共感しては、40代半ばの今だからこそ読んで良かったと実感しています。 今の自分は間違っていない。これまでの自分も。正しくもないんだけれど。 凪良ゆうさん、ありがとうございます。 | ||||
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人物を切り替えながらの展開はそれぞれの思いや感情、優しさや狡さ…などがそれこそ剥き出しに表現されており、ズキズキと心に迫る。心理描写が秀逸すぎて読んでいるうちにそれが次々と押し寄せ、涙が堪えられない。読書は「誰かの人生を体験できる」とも聞くがこの本はまさにそれで、「小説家って凄いな」と実感。 | ||||
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ストーリーだけを取り上げたらそんなに珍しい展開ではないと思います。 先も1/3ほど読み終えたところで何となく読めてしまったのは正直ありました。 だがしかし。この作品に意外性は必要ないと思います! この作品の醍醐味は、ストーリー展開よりも二人の心情描写だと思うからです。 恋愛した事がある人なら誰しも感じたことのある胸の痛みや10代の二人ではきっと過去に経験した事がなく、他に例えようのない感情が丁寧に描かれていてとても胸が苦しくなりました。 自分に正直に生きたい、そう願っても現実は頭で考えるよりもずっと複雑で、素直になるべきか?矜持を守るべきか?のジレンマの描写はとても共感できました。 もう一度読み返したいなと思える作品です。 | ||||
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登場人物全員かわいそうなところがあって、でもまともじゃない。幸せを掴もうとしている。 おもしろくて一気読みしました。 文章力もすごい。さくさく読めます。 胸にくるストーリー。 凪良ゆうさんの紡ぐ話が好きなのかもしれません。 | ||||
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読んで直ぐ内容に感情移入。読後、いろいろな登場人物の人生経験を積み重ねていく世界観を経験した思いになった | ||||
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ミステリーとか推理小説しか読まない自分が珍しく読んで良かったと思った。なぜ良かったのか?若い時に必死に無様にもがいて暗闇の中にいるような感覚。間違ったと思った選択も歳をとるごとにアレはアレで良かったんじゃないかと思える感じ。なんか共感した。この小説は読む年齢によっても印象が変わってくる再読に耐えられる物だと思う。 | ||||
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とても良かった。自分の経験と照らし合わせて、切ない気持ちになった。 | ||||
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21、社会人半年目。今この時期にこの本に出会えて本当によかった。私の人生の指標となる本です | ||||
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この人の作品は暗いけど共感できる。 まどろっこしいところもあるけど、自分の体験や考えを重ね合わせることもできる。青春、恋愛、夢、不倫、離婚、多様性、宗教、ヤングケアラー、自殺、病気と様々な社会問題等も取り入れているのも時代に合っていて読みやすい。本当に面白い。 素晴らしい小説家さんだと思います。 | ||||
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忘れてしまうほど多く気持ちが自分の中に残っていて、本の余韻に居させてくださいと言わずにはいられない作品です。 読み進めていくと、時間を忘れてしまう 場面が変わるごとに、登場人物への感情移入が加速し、涙が流れてくる 一度落ち着きたい自分と、一刻も早く先を見たい自分の葛藤が出てしまう 明けの明星を感じずにはいられない そんな作品です。 | ||||
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面白かった。 | ||||
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凪良さんの作品は2作目。流浪の月を読んで、それ以来彼女の描く文体に強烈に惹かれました。 自分の人生を生きる…当たり前の権利がどれだけ困難で崇高なのか、一貫して描かれていたと思います。 そして、様々な紆余曲折はあったけれど、純愛を貫き通しましたね。 エピローグは涙腺崩壊しました。 心に沁みる作品でした。2日で読了。 | ||||
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読みやすいか読みにくいかと言ったら、昨今のこの手の小説と同様に読みづらいというか、その辺りに比べればまだ読みやすいです。 ただ、この手の小説の特徴なのかと思う。読みやすいだけが小説ではないのかと。 そこそこの才能に恵まれる2名が、高校の頃に抱いた淡い純情、そのまま引っ張りつつ、各々才能を開花させようかという時に、親族や地域(というか田舎…)、タイミングに恵まれず、それぞれ一人ずつならまだ別の道もあったろうに、そのままうまく進まず、2人はすれ違い、でも別の決定的な伴侶を見つけるでもなく、どこかで意識して…という小説です (こう書くと未練たらたらみたいですがそうではない) 田舎とLGBTQ(直接的には出てこない)と純愛と…その辺りをうまくミックスさせた小説なのかなと感じました | ||||
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内容もさることながら、文章全てが詩的で何度も読み返した箇所があります。理解出来なかったのではなく、「こんな表現の仕方をするんだ!」とびっくりさせられました。 | ||||
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知人に勧められ購読。 当方今まで読書習慣のない人間でしたがこれを機に読書沼にはまりそうです笑 心がぐしゃぐしゃになりながら読み終え人生初読書で感動し涙を流しました。 重たい人間関係にも触れながら、最後が小説らしい終わり方をしたのがとても胸に刺さりました。 続編『星を編む』も購読させていただきます。 | ||||
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改めて人生は選択の連続だと思い知らされる作品でした。 ほんの少しの心のすれ違いが、二人をあんなにも遠回りさせてしまったのだなと。 もし暁海が母を捨てて櫂の元に走っていたら、物語はどうなっていたのだろうか。 暁海の心の中には櫂が一番で、櫂の心の中も暁海こそが自分が帰るべき場所のはずだったのに、遠距離恋愛というものはほんとに恐ろしいもので、ほんの少しの疑念や迷いがもうダメなんだと暗黒の方へと引き込んでしまうのだなと。 もし二人が東京で一緒にお互いの夢を追い掛けて支え合うような暮らしを選んでいたなら、この物語はどうなっていたのだろうと考えずにいられなかったです。 北原先生の言葉にハッとさせられました。 「私はつい間違えたのではありません、間違えようとして間違えたのです。」 すごい言葉だなと思います。つい間違えてしまったと言い訳するのでなく、自分が間違いだとわかっていてそれを選んだのだと。 暁海が最後に自分の意思で櫂の傍にいると選ぶことができて良かったねと心から思いました。 櫂が命の炎の消える間際に必死で描き残した小説、そのタイトルが「汝、星のごとく」とわかった時は涙腺崩壊でした。 自分も人生の終わる間際に、何か自分の生きた証、意味みたいなものが残せたらと思いましたね。 | ||||
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