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フクロウ准教授の午睡



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【この小説が収録されている参考書籍】
フクロウ准教授の午睡 (文春文庫 い 106-2)

フクロウ准教授の午睡の評価: 3.88/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)

読ませるねえ

面白くて、ハマってしまうね。
フクロウ准教授の午睡 (文春文庫 い 106-2)Amazon書評・レビュー:フクロウ准教授の午睡 (文春文庫 い 106-2)より
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No.7:
(2pt)

ミステリーではない。

普通。
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No.6:
(4pt)

伊与原さんに求めていた物ではなかった...

伊与原さんの豊富な知識を織り交ぜた作品が好きなのですが、これは彼の知識というよりは大学内の権力争いを細かく書いた作品だったので、「あ、こういうのじゃなくて・・・」と思いながら読んでいました。
ストーリーもミステリーの本筋としてはそこまで特筆すべきところはなく、予想もつきやすいストーリーでした。

ただ伊与原さんの文章力が素晴らしいので満足はします。
フクロウ准教授の午睡 (文春文庫 い 106-2)Amazon書評・レビュー:フクロウ准教授の午睡 (文春文庫 い 106-2)より
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No.5:
(4pt)

不思議な味わいのお話でした

最近、お気に入りの伊予原さんの異色ミステリーです。
本書のテーマは、これまでの作品とはガラリと趣向が変わって「学園ものミステリー」です。
とはいうものの、いわゆる死体が出てくるようなミステリーではなく、地方の国立大学の
学長選挙を巡る派閥争いを描いています。
途中かなりドロドロした場面が続きますが、最後の最後になって、オセロのコマが
ひっくり返るように真実を明るみに出していく「フクロウ」准教授の手腕が見事でした。
どんな分野においても、緩急のある働き方のできる人は素晴らしいですよね。
是非「フクロウ準教授の後日談」も書いて貰いたいです。
フクロウ准教授の午睡 (文春文庫 い 106-2)Amazon書評・レビュー:フクロウ准教授の午睡 (文春文庫 い 106-2)より
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No.4:
(3pt)

先と結末が見えがち

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

昼間は居眠りも,夜になると活発化する謎の男.口グセは「ほう」で名は袋井…と,
その奇異に映る言動も含めて,キャラクタを少し作りすぎでは…というのが第一印象.

また,『アカデミック・ミステリ』と銘打たれているように,舞台は地方の大学で,
彼が巻き込まれ,巻き込むことで,めぐり巡って学内の騒動が解決していくのですが,
鍵となる人物や出来事など,あれこれと先,そして結末が見えがちなのは物足りません.

その一方で,大学運営や,定番とも言える学長選挙を中心にした構成と展開はじめ,
探り合い,騙し合い,それらが収束する終盤は,わかりやすくて良かったと思います.

ただ,どんでん返しになるのか,後日談でのタネ明かしについては後出し感が目立ち,
最後の最後でのタイトル回収も,ちょっと気取った風であまり良くは感じませんでした.
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No.3:
(5pt)

ほう

地方国立大学を舞台に、「フクロウ」こと袋井准教授が暗躍する姿を描く連作物。

人文学部の若手教員を狂言回しに据え、アカハラや学会などを題材とした各話は、どれもひと捻り加えられたミステリー仕立てになっています。

そして、全体として学長選挙が通しテーマとなっていて、最終話でフクロウ准教授の真の目的が明らかになる展開は良く出来ていました。
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No.2:
(5pt)

象牙の塔の内情が垣間見える

風来坊のようなフクロウ准教授が地方国立大学の組織病理を解決し去っていく。若手講師の目線で、学長選をめぐる権謀術数で話しは進む。似た実話もあり大学(と文部科学行政)に対する批判にもとれる。各章がほぼ独立して読める。おもしろい。
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No.1:
(3pt)

学長選の背後にフィクサーがいたみたいな話

専任教員数からかなり大規模な、旧制高校が戦後大学に再編されてできたような地方国立大学の学長選挙をめぐる話です。
 国立総合大学の学長選は所属する教員数からたいてい医学部VS理工学部の争いとなりますが、人文科学系から候補者を立て実を取ろうと活躍?するのがフクロウ准教授です。
 理系出身の作者なので、人文社会科学系の教員は楽で暇だという偏見があるように見えました。フクロウ准教授のように会議、講義、入試などの職務を放り出す教員はいないです。また、いくら見返りとはいえ教授会の承認を経ずにサバティカルなんてあり得ないでしょう。ミステリっぽさもないです。
 文科省も設置審も当の大学すらもリベラルアーツ全否定の風潮のなか、人文系学部拡充は是非進めてほしいですね。
 レビューを見ますとこの作者さんの他の理系ミステリの方が面白そうです。
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