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刀伊入寇
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刀伊入寇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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藤原隆家は爛熟した平安貴族文化の時代に気骨の貴族やったと言われとります。刀伊入冦は約250年後の元寇ほど有名な事件やないけど(私も最近まで知りませんでした)日本史を揺るがす大事件であったはずです。小説では隆家は刀伊が来ることをあらかじめ予測していたことにしとりますが、私は偶然だったと思うんですね。この危機に隆家という逸材が太宰府の権帥だったことに歴史の面白味を感じるのです。絶好の舞台に絶好の役者を配し、あの「蜩の記」の葉室麟がどんな小説にするのかととっても楽しみにしてたのに。清少納言や紫式部の枕や源氏の散りばめ方も取って付けたようやし、道長の描き方も浅いし、何より刀伊の人間たちに厚みがおへん。幻術妖術の世界に行ったらあかんと思うけどなぁ。 | ||||
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ライトノベルに近いです。刀伊入寇をモチーフにしたヒロイックファンタジーといえます。 硬派な歴史小説のようなものを期待すると肩透かしを食らうでしょう。 同時代の著名な人物が次から次へとオールスターで出演する豪華さも虚構感を高めています。 主要登場人物の像が現実離れしすぎており、等身大の人間という感じが全くありません。 主人公の藤原隆家にしても刀伊側にしても、戦う動機が「強い敵と戦いたいから」というような感じなのもなんだか漫画的です。 民族存亡の危機をかけた大きな戦いの中で、等身大の人間がどのように考え、どのように動いたかという描写ではなく、強力なヒーロー同士の個人的な争いになってしまっているように感じました。戦闘の描写にしても、戦略や戦術を駆使した戦いではなく、個人の戦闘能力に頼った戦いが勝敗を分けているように思え却ってスケールが小さく感じました。 物語をドラマチックにするために創作を加えるのは判るのですが、ちょっとやりすぎです。 | ||||
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肝心の刀伊入寇の場面描写が少な過ぎ。判っている史実自体が少ない事は理解できるものの、今一歩物足らなさ過ぎる。と思うのは私だけでしょうか? | ||||
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