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(短編集)
六法推理
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六法推理の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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とても丁寧に書かれていると思います。 法知識がない人でも読める作りになってるのが相変わらず秀逸。 もし読み返すのなら、最後から節単位で逆走して読み返していくのがおすすめです。 エモさを出すための演出があちこちに散りばめられていることが分かります。 純粋な謎解きミステリーを期待する人からすると、ちょっと物足りないかも… | ||||
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ゼミ活動の無料法律相談所に持ち込まれる法律問題に、法曹一家で育った法学部の大学生と、物語の最初の相談者であった経済学部の女子大学生が解決に挑む連作ミステリー。 賃貸借契約や発信者情報開示請求等の法律の知識・手続きを詰め込み、事件は幽霊騒動やリベンジポルノ、放火などバラエティーに富み、且つ、ミステリーとしての骨組みや謎解きもしっかり兼ね備えています。 どの物語もラストは苦味があり決して気持ちよいものではないけれど、探偵コンビのやり取りや会話が軽妙で好ましかったです。 | ||||
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ミステリーで男女のバディものということは、探偵と助手か?と思いきや、両者の関係性が独特で面白い。続編が読みたくなるいいコンビ。 広範な法律知識で推理のピース集めをする古城。育ちのせいか過去の苦い経験のせいか、どこか感覚がずれており、集めたピースを枠にはめられない。 知識はないが、持ち前の洞察力で古城が集めたピースを組み立てる戸賀。組み立てるついでに、古城のずれた感覚も少しずつ矯正していく。 短編集ということで読み味はライトだが、大学を舞台にYouTuber、学園祭の火事、カンニング等のテーマを法律的な観点から扱っており、ミステリーとして面白いだけでなく知的好奇心も刺激され、法律って面白いと思わせてくれる。加えてやや割り切れない各話の結末と、最終話の爽やかさ。五十嵐律人作品の魅力を一冊で何粒も味わえる。 法廷遊戯の清義とサクちゃんの掛け合いが好きだった五十嵐律人ファンとしては、古城と戸賀の気楽な会話部分も非常に楽しく読めた。 | ||||
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