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誰かがこの町で
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誰かがこの町での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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日本人は同調圧力に弱いので、殺人までは中々いかなくとも、小説内のような捻じ曲げられた正義みたいなのは会社や学校や部活等で割と存在していて、誰かに引っ張ってもらいたい人が多いんだろうなあと思った。 悲しい物語だけど最後まで熱量を落とさずに読み進ませるだけの筆力があった。 | ||||
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ある町で発生した遠い過去の「第一の事件」が、その後に生じた「第二の事件」の関係者が現れることによって焙り出されてくる、という趣向。その「第二の事件」とはある家族の失踪であり、失踪した家族の娘が失踪した両親と兄の行方を捜して欲しい、と、ある法律事務所を訪れることから物語は始まる。家族の捜索と「第一の事件」の顛末が交互に描写されることで、次第に両者のつながりが見えてくる。そして「第三の事件」が生じることで物語は終焉を迎える。手堅い語り口とリズムの良い文体で進んでゆくのだが、一方で渦中の娘の行動が分かりにくい。法律事務所に助けを求めるかと思えば突如として単独行動に走る。いや、そもそもその娘が「その法律事務所」を訪れる、ということ自体がかなり不自然だと思うのだが、それについての説明はないので、単なる偶然と考えるほかはないのだが、だとすれば御都合主義的すぎる。細部を詰めればもっとよい作品となっていたことだろう。 | ||||
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オーディブル版にて。ある町の出来事をきっかけに、その町の特異性にメスが入り、崩壊する様を描いた物語。珍しい観点の作品だったので楽しめた。 | ||||
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殺人に走る動機もわかる気がします。登場人物のギリギリのところでの良心が共感できました。 | ||||
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世間体や周囲の目を気にして、本当に正しいことが何なのか分からなくなることや物事の価値を見失うようなことを誰もが経験したことあるのではないでしょうか。誰もが加害者の気持ちを理解できそうな…そんな面白さがありました。 | ||||
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読みやすい | ||||
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良い意味で期待を裏切られました。気軽にサクサク読めるかるいものではありませんでして。 | ||||
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積読中♪ | ||||
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同調圧力をおぞましく描いている。 安全・安心というイデオロギーは過剰にエスカレーションしていく。 「住民を守るのではなく、町を守る」のフレーズ。 その結束力は囲い込まれた閉鎖社会を築き上げてしまい、主義に合わないものは隠蔽してしまう。 集団によるいじめ問題の根源もしかり、企業の組織的な隠蔽もしかりと語っている。 | ||||
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自治会の役員をしているが、同調圧力について興味があって購入し、読んだ。。 日本人のもともとある同調圧力が自治会という小さな団体でその威力を 発揮したときの危険性を学ぶことができた。自治会関係者の必読書だ。 | ||||
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他者の世界を認める優しい理解と想像力が必要だと改めて感じた本だった。 | ||||
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日本の村社会における怖い部分を凝縮した作品でした。どこにでも起きうる身近さがあり、作品にのめり込んでいきました。本当に良い作品です。 | ||||
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人物を捉えたミステリーは多々あるが、 町を捉えたミステリーは斬新だった。 伏線回収もお見事。 | ||||
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岩田法律事務所に、かつての友人の娘、麻希を名乗る女がやってきた。彼女は孤児で自分の出自を知りたい、ということだった。 心に傷を抱える事務所の補助員、真崎はその仕事を引き受けることにしたが、人探しを続けるうちに、ある街にたどり着く。 しかし、この街、何がかおかしい・・・麻希と共に捜査を続ける真崎は真実にたどり着けるのか、と話。 途中までは普通の話なのだが、ある街に到着したあたりから、一気にサスペンス度、不気味度が跳ね上がります。 最後まで結構、背筋が寒い感じの展開が続くので飽きずに一気に読めます。 江戸川乱歩賞受賞作家の2作目ですが、1作目より遥かにエンターテイメント性、感情移入度が高まっており、サスペンス、ミステリー好きにはお勧めできます。 勿論、ツッコミ所もありますが、私は終始楽しめました。 | ||||
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誰しもが、この事件に巻き込まれる可能性があり、読み進めていくうちに本のタイトルに迫っていきます。 | ||||
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