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ブラック・ムーン
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ブラック・ムーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「果てしなき追跡」「最果ての決闘者」に続く、シリーズ第3作である。これで完結とも言える結末であるが、もしかすると続編があるかもしれない。上にあるあらすじのとおり、新撰組副長・土方歳三が主役の西部劇である。土方と西部劇という組み合わせや、記憶喪失の土方という設定に戸惑うかもしれないが、作者は冒険小説のツボを心得た逢坂剛、西部劇にも大変詳しく、読んでいて違和感は全く無い。ぐいぐい引き込まれ1日で読んでしまった。久しぶりに胸のときめく小説であった。 西部劇や冒険小説が好きという方なら、土方歳三のことを知らなくても楽しめると思う。逆に土方に思い入れが強く史実を重視する方には、土方が函館で戦死せず生き残ったということ自体が受け入れられないかもしれない。しかしこれは歴史書ではなく稀代のストーリーテラーによる最高のエンタテインメントである。読まなければ損! ぜひ第1作から順に読んでほしい。 なお、上記シリーズに先立って発表された同じ作者による《記憶を失いハコダテから流れ着いたサムライ》を主人公とする「アリゾナ無宿」「逆襲の地平線」は上記シリーズの後日談と考えることが出来る。併せて読まれる事をお奨めする。 | ||||
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