アリゾナ無宿
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
アリゾナ無宿の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
アリゾナ無宿の総合評価:
9.43/10点 レビュー 7件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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まず、物語の語り部が少女というのは、ヘンリー・ハサウェイ監督、ジョン・ウェイン主演の「大いなる追跡」からの引用だろう(本作での演技で、デュークは念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞している)。「女が語り部だから、全体的になよなよしている」という批判的なレビューを書いたレビュアーは、もっと勉強してから書け。そして賞金稼ぎが主役級で出てくるが、これはマカロニ・ウエスタンの典型的なパターン(「夕陽のガンマン」みたいな)。その賞金稼ぎの名前がトム・B・ストーンというのは、あのワイアット・アープが保安官を務めていた町の名前トゥームストーンをもじっている。単に「墓石」という意味ではない。それにサグワロという刀を持った日本人は、三船敏郎やアラン・ドロン、チャールズ・ブロンソンが共演したフランス製西部劇「レッド・サン」や岡本喜八監督の活劇映画「EAST MEETS WEST」を彷彿とさせる(こうやって見てみると意外と日本人と西部劇は絡むことが多い)。
と、私にわかるのはここまでだった。しかし、本作が日本人の手によって書かれた西部劇小説だとはにわかには信じ難い。アメリカ人が書いたと言ってもわからないだろう。逢坂氏の簡潔な文体は読みやすく、物語に非常に没頭しやすい。出来ればコンスタントにシリーズを書き継いでいただきたい。サグワロの過去も知りたいし。その前にまずは本作の復刊である。出版社各社さん、よろしくお願いします。