アリゾナ無宿
- 虐待 (178)
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無類の西部劇マニアとして知られる作家逢坂剛氏の著した長編西部劇小説。さすがに西部劇映画に関する著書まで執筆しているだけあって、西部劇とは何たるものかといったことを逢坂氏は知り尽くしている。本作にも、過去に作られた西部劇映画のオマージュと見られる部分が多数見受けられる。私のわかった(もしくは推測できた)範囲で元ネタを紹介していこうと思う。 まず、物語の語り部が少女というのは、ヘンリー・ハサウェイ監督、ジョン・ウェイン主演の「大いなる追跡」からの引用だろう(本作での演技で、デュークは念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞している)。「女が語り部だから、全体的になよなよしている」という批判的なレビューを書いたレビュアーは、もっと勉強してから書け。そして賞金稼ぎが主役級で出てくるが、これはマカロニ・ウエスタンの典型的なパターン(「夕陽のガンマン」みたいな)。その賞金稼ぎの名前がトム・B・ストーンというのは、あのワイアット・アープが保安官を務めていた町の名前トゥームストーンをもじっている。単に「墓石」という意味ではない。それにサグワロという刀を持った日本人は、三船敏郎やアラン・ドロン、チャールズ・ブロンソンが共演したフランス製西部劇「レッド・サン」や岡本喜八監督の活劇映画「EAST MEETS WEST」を彷彿とさせる(こうやって見てみると意外と日本人と西部劇は絡むことが多い)。 と、私にわかるのはここまでだった。しかし、本作が日本人の手によって書かれた西部劇小説だとはにわかには信じ難い。アメリカ人が書いたと言ってもわからないだろう。逢坂氏の簡潔な文体は読みやすく、物語に非常に没頭しやすい。出来ればコンスタントにシリーズを書き継いでいただきたい。サグワロの過去も知りたいし。その前にまずは本作の復刊である。出版社各社さん、よろしくお願いします。 | ||||
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この作者、何を書かせても面白いからさすが。 当時のアメリカの人道無比さがあっさりと書かれていておもしろかった。 ストーリーも面白い。 続編も出てるので、それも読むといいと思う。 | ||||
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マカロニウエスタンが活字になった。 べらぼうに強い風来坊が明日の食い扶持稼ぐため街から街へ流れ旅。ひたすらに悪漢を蹴散らして歩く娯楽作品。思わずモリコーネのBGMを口笛にしてしまう。 惜しむらくはイーライ・ウォラックばりの貫禄悪玉が不在だった点。主人公たちの強さが勝ちすぎて物語の印象が薄かった気がする。読んだ印象は残ったものの、心に残るものがあまりなかったというのが正直なところだろうか。 一方でまた、今後も続刊があるのならば、いっそうのマカロニらしいガンファイトを期待したい。棺桶からガドリングガン。スコープ付きライフル。もー徹底的にやっていただきたい。この一冊で終わっては登場人物の氏素性も気になることだし(いや、風来坊の氏素性など、ある意味どうでもいいが。西部劇らしくて) | ||||
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用心棒の三船敏郎と荒野の七人のスティーヴ・マックイーンが共演している映画を観ているような作品です。本当に面白い!! | ||||
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三船敏郎と、スティーヴ・マックイーンがまるで共演しているかのような西部劇。本当に面白い!! | ||||
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