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(短編集)
猛スピードで母は
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猛スピードで母はの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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浮気、別居、再婚という親の問題と、その中の親や関わる大人の心情に、10代の子どもが巻き込まれる様子を、子どもの目線でわかることとわからないことを織り交ぜながら描写した作品。表題のサイドカー、猛スピードという乗り物に、子供から見た親を擬えていると捉えた。子どもの心情描写には共感できたが、読み終わった後のすっきりしない気持ちも残った | ||||
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何が伝えたかったのかよく分からなかった。 こういうものを純文学と言うのだろうか。 行間で色々伝えようとしている感じの本なんだろうが、自分にとってはパンチが弱すぎた。 | ||||
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軽い感じで読めますが、読後感はイマイチでした。 タイトルで引っ張っているきらいも否めませんでした。 タイトル大事ですが、肩透かしは残念です。 | ||||
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勉強になったが、それほど感動はしなかった。 現代人的描写の何たるかを知る勉強にはなる。 | ||||
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特段に大きな出来事が起きるわけでもなく、物語は淡々と進み、そして終わります。 エンターテイメント系の小説をよく呼んでいる人からしたら、どこか物足りないはず。 ですが、その物足りなさの中にイマジネーションを喚起する何かが潜んでいるのかもしれません。 その何かを読後にあれこれと想像させる作品が純文学というカテゴリーの小説なのでしょう。 | ||||
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2作品とも離婚した家庭の日常を描いてる。 時代背景は25年以上前と思われる(作者と同年代なので懐かしかった)。 内容はほのぼのとした感覚がない一方で、ガツンといったインパクトもなく最近の小説では不思議な感触を得た。 作者の伝えたかったことも解釈は多様に可能な感じである。 他の作品も読んでみたい。 | ||||
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幼いころ、私は母が誇らしかった。娘がいうのもおかしな話だが、母は美人の部類に入るし、田舎にしてはセンスがよかった。しかし、あのときの母も“女”だったのだろうか、ということは子供としては今なお考えにくい。本作の主人公、小学6年生の慎は、授業参観にきた母を見て周囲を周囲の友人が「かっこいい」と口々に評するのをみて戸惑う。慎の母親はたしかにかっこいい。女手ひとつで息子を育て、車を運転しながら、「今度、結婚する」と宣言したりする。離婚後の恋愛経験も少なくなく、“女”として生っぽく生きている。しかし、その幸せの焦点は時にぼやける。彼女自身、つかめていないのだろう。“女”という一言のなかに、セクシャルな面も母としての一面も、かよわい部分もたくましい部分も、すべてがふくまれている。どの部分を抽出して見せるのかは二の次で、まずは猛スピードで生きていかなければいけない。この物語には、女の爽快な生命力がある。 | ||||
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文字に表しずらい微妙な人間の心理を説明的ではなく、会話や登場人物の動きで上手に表している。 話は2つの中編からなっているのだが、両方ともそんなに大きな変化はない。誰にでもあるような心情や経験であるが、それを文字で表すのは難しい、これを読むと詳しい解説はないけれども、こういうことあるなぁと共感できる部分が沢山ある。 | ||||
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