三の隣は五号室
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三方を障子に囲まれた不思議な間取りの部屋。この5号室に代々暮らした住人たちの日常を切り取った作品だ。 大家の息子の初代から始まり、OL、女子大生、家族、犯罪者(?)、単身赴任者、老夫婦、外国人などなど、アパートに住人が殆どいなくなるまでの月日が、些細な出来事をリレー形式でつないでいく。後の住人かハテナとなる残されたもののいきさつが面白い。ちょっと切ないエピソードも良いね。 それぞれの年代のテレビ番組、出来事などさりげなく取り上げており、懐かしくなる。 登場人物が多く、時制が行ったり来たりと、慣れるまで時間がかかるのが難。 | ||||
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ひとつの部屋を中心として、そこに歴代住んでいた人たちの営みを描いた作品。 帯に面白小説と書かれていたので読んでみたのですが、どこが面白いのか最後までわからなかった。 まず部屋の描写がわかりずらくいちいち説明するので途中からただの文章かせぎではないのか?と思ってしまう。 歴代住んでいた人達の生活も本当にただ日常がダラダラと書かれているだけで全くクスりとするような笑いもなく退屈だった。 この作品は久々にひどくつまらない小説だった。 | ||||
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あるアパートの5号室に暮らした歴代の住人の何気無い日々をスケッチした作品とでも言おうか。時代も違えば、子供のいる家族、単身赴任のサラリーマン、初老の夫婦に女子や外国人と住む人はまるで接点はないが、微妙につながっている。シリアスな話もあるが全体のトーンは明るく楽しい。好きな小説の1つになりました。 | ||||
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1966年から2016年の間に、とある木造モルタルアパートの一室に暮らした13代の住人達を描いた、変則的な連作風小説です。登場人物はそれぞれアパートの何代目の住人であるかに対応して名前に数字が含まれています(三輪、五十嵐のように)。登場順は時系列とは限らず、前後しながら複数回登場します。 小説としての構成の珍しさから、はじめは興味を持って読んでいたのですが、登場人物たちへの関心が深まらず、結局最後まで乗り切れないまま終わりました。半世紀ものあいだに存在した登場人物たちを描くことになるため個々の時代に合った不自然ではない描写をするだけでも困難であり、相当な力量が必要だろうとは思います。 | ||||
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5号室に住む歴代の住人の暮らしを綴りながら、場所の記憶を描いた良作です。派手さも無く、分かりやすいストーリーもありませんが、それでも素晴らしい小説だと思います。長嶋有の作品を読んでいる方ならきっと気に入るはず。保坂和志のカンバセイション・ピースが好きな方にも特におすすめします。 | ||||
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