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ゲストリスト



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【この小説が収録されている参考書籍】
ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)

ゲストリストの評価: 2.67/5点 レビュー 3件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

被害者意識とは何かを考えさせられる

過去の被害者が加害者にリベンジをする、という筋書き。
主な登場人物はそれぞれ(親からのプレッシャー、ネグレクト、いじめなど)被害者意識の中で生きていて、誰が最終的にリベンジを果たすのか、誰が結局リベンジされてしまうのか、最後までほとんど予測が付かないのは見事。
話し手と時間軸をずらしながら進む物語は何が起きているのか、何が起こるのかを曖昧にさせる。本書中で出て来る「サバイバルゲーム」に掛けているのだろう、非常に効果的に使われている。
結果としては、悪い人がリベンジされた、というすっきり感はあるのだが、途中、個々の人物の中にある被害者意識の連打で、やや気が滅入る。それがこの小説の舞台とあってはいる。
ちなみに表紙の文字は、こうした被害者の心を写したものと捉え、良い文字表現だと私は思った。
ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)Amazon書評・レビュー:ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)より
4150019738
No.2:
(4pt)

技巧を凝らした心理サスペンス

主たる6人の関係者がそれぞれ1人称で語る章、及び状況を説明する人称のない章から成り立っていますが、それらが時系列バラバラに配置されており、これから何が起こるのか、実際に何が起きているのかわからないままストーリーにグイグイと惹き込まれていきます。
最後にそれぞれ一物を持った登場人物達の背景が浮かび上がり、伏線が回収されミステリとしても成立していてお見事。意外なラストに完全にやられました。
ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)Amazon書評・レビュー:ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)より
4150019738
No.1:
(1pt)

ハヤカワ・ミステリの最悪のセンス

この表紙カバーのへたくそな字…。見るに耐えない。
どのようなセンスをもって、出版社はこれを採用したのか。
事情を知らないが何か意味があるのか?
これでどれだけの読者を逃したか。表紙というものをもっと重視してほしい。
原作者にあまりにも失礼だ。日本の恥だ。
ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)Amazon書評・レビュー:ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)より
4150019738

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