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初公開日(参考)2021年11月
分類

長編小説

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ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)

2021年11月04日 ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)

アイルランド沖、泥炭と湿地に覆われた孤島にて、メディアで活躍するふたりの豪華な結婚式が開かれる。花嫁は急成長中のオンライン雑誌の創設者、花婿はテレビで自分のサバイバル番組をもつ人気者。だが、誰もが憧れるカップルへの祝福の裏には、さまざまな思惑が潜んでいた。謎めいた警告の手紙、姉妹の秘密、過去の遺恨――そして婚礼の夜、ついに凄惨な事件が発生する。徐々に明らかになる事件の全貌。誰が殺し、誰が殺されるのか? 暴風雨に閉ざされた島での群像劇を、時系列を交錯させ巧みに描いたミステリ(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

ゲストリストの総合評価:5.75/10点レビュー 4件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

知らない方が幸せだった…

2020年の英国推理作家協会シルバーダガー賞候補になったという、日本初紹介作家の作品。アイルランド沖の島での結婚式を舞台にした、犯人捜し、被害者探しの孤島ミステリーである。
アイルランド沖の小さな孤島で女性起業家とテレビスターという、今を時めく二人の豪華な結婚式が行われた。似合いのカップルを祝福するために家族、友人が集まったのだが、それぞれの人に隠された過去や思惑があり、パーティーが進むほどにそれが表面化し、ぶつかり合うことになる。そして宴たけなわとなった嵐の夜、ついに殺人事件が発生した…。
誰が殺したのか、なぜ殺したのかはもちろん、誰が殺されたのかもなかなか明かされないのがユニーク。主要な登場人物たちの視点から語られるエピソードの積み重ねで物語が進行するのだが、ストーリーが展開するたびに想定する犯人、被害者が入れ替わっていくのが読みどころ。英国本格派謎解きミステリーの系譜を受け継ぎながら舞台や人物が現代的なところも面白い。
古典的ミステリーのファン、軽めの謎解き物のファンにオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(3pt)

被害者意識とは何かを考えさせられる

過去の被害者が加害者にリベンジをする、という筋書き。
主な登場人物はそれぞれ(親からのプレッシャー、ネグレクト、いじめなど)被害者意識の中で生きていて、誰が最終的にリベンジを果たすのか、誰が結局リベンジされてしまうのか、最後までほとんど予測が付かないのは見事。
話し手と時間軸をずらしながら進む物語は何が起きているのか、何が起こるのかを曖昧にさせる。本書中で出て来る「サバイバルゲーム」に掛けているのだろう、非常に効果的に使われている。
結果としては、悪い人がリベンジされた、というすっきり感はあるのだが、途中、個々の人物の中にある被害者意識の連打で、やや気が滅入る。それがこの小説の舞台とあってはいる。
ちなみに表紙の文字は、こうした被害者の心を写したものと捉え、良い文字表現だと私は思った。
ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)Amazon書評・レビュー:ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)より
4150019738
No.2:
(4pt)

技巧を凝らした心理サスペンス

主たる6人の関係者がそれぞれ1人称で語る章、及び状況を説明する人称のない章から成り立っていますが、それらが時系列バラバラに配置されており、これから何が起こるのか、実際に何が起きているのかわからないままストーリーにグイグイと惹き込まれていきます。
最後にそれぞれ一物を持った登場人物達の背景が浮かび上がり、伏線が回収されミステリとしても成立していてお見事。意外なラストに完全にやられました。
ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)Amazon書評・レビュー:ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)より
4150019738
No.1:
(1pt)

ハヤカワ・ミステリの最悪のセンス

この表紙カバーのへたくそな字…。見るに耐えない。
どのようなセンスをもって、出版社はこれを採用したのか。
事情を知らないが何か意味があるのか?
これでどれだけの読者を逃したか。表紙というものをもっと重視してほしい。
原作者にあまりにも失礼だ。日本の恥だ。
ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)Amazon書評・レビュー:ゲストリスト (ハヤカワ・ミステリ 1973)より
4150019738



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