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正欲
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正欲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 41~60 3/4ページ
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多様性とかポリコレとか元々自分は好きではなかったので、これを読んで「まぁそうやろうな」としか思えなかった。普通のことを書いてるだけ。これを読めば価値観が広がるとかは特にない。悪意しかなくて小説として面白くない。作者の主張しかないような物語で、本当につまらない。何者、桐島の映画は好きなのに、なんでこんなにつまんないのか。てか、全体的にラノベくらい文章が下手なのが気になってしまった。 | ||||
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八重子の大也に対する執着って、男女逆だったら、完全にストーカー。 非難の嵐じゃないの? ほんと、最近の小説って、女性を特別扱いしているのが多い。 男だったら、許さない事でも、女性だったら、そんなこともあるよね、みたいな気持ち悪いのが多い。 | ||||
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結局はただの性欲の話で、なんで子供を絡めてくるのかも全然分からなかった。 なんだろう?説教臭い感じで、誰にも思い入れられないし、つまらなかった。 どんな展開かとわくわくもしないし、読後感もなかった。飛ばし読みした小説初めてかも。 八重子の、物を壊しちゃダメじゃん!だけが唯一面白かった。それだけ。 | ||||
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1. この本で伝えたい内容は、今更「どうだ!」と言われるまでもなく(少なくとも私には)当たり前に感じました。 この本を読んで「価値観が変わった」とか「多様性とは何かを考えさせられる……」と書評する方は、きっと今まで多様性についてちっとも考えたことがないんでしょう(逆に言えば、多様性について少しでも考えたことがあれば、この本を読んで「うん、確かにそうだね。え?言いたいのはそれだけ?」以上の感想は抱かないのでは) 2. 文章のテンポが悪く感じました。特に(俗に言う)「ノーマル」と「アブノーマル」の精神的な隔たりと物理的な距離を描きたかったであろうシーンは最悪のテンポで、言葉を選ばずに言えば「しつこい」です。読むのをやめてしまおうかと思ったほどです。 3. この方の本は初めて読んだのですが、文章があまり洗練されていないというか……なんと言えばよいのでしょうか……。拙いというか……。とにかく文章に引き込む力はないように思えました。 | ||||
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詳細の情景などを文章に織り交ぜているため、頭の中で映像化しやすい。けど、それがうざったくなる時もしばしば。ラストはあっけなく、え?って感じで物足りなかった。 | ||||
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書店で購入しました。 ひとことで言っておもしろくない。読むのに難儀しました。 そう言うとこの小説の中では、あなたは多数派だから少数派の人の気持ちなんて わからないでしょ?っていう構図になるんでしょうけど、いやいやいや違うでしょう。 確かにこの話の中で描かれている性癖(?)は特殊なものだろうし理解できませんよ。 だけどこんなもん(こう言っちゃいますが)このケースだっとら尚更あったって何事もないように生活できますよね!むしろ人間あいてにどうしようもない癖がある人よりよっぽど生きやすいですよ。考えようによってはですけど。 何を自分可哀想。特殊な性癖あってなんで私生まれてきたの?とかもうどんだけ自分自分なんですかって途中からイライラしました。その自分を虐めるっていうのがもう癖だよ! 性癖そんなに周囲に認められなくちゃならないもんですか?それを認めてもらわないとこの世の中ってそんなに生きにくいものですか?登場人物のナルシストに延々と付き合わされているという感覚になりました。 いやわかるんですよ。誰にも言えない秘密って言うかね。でもそれって誰にでもあるでしょ? この秘密だったらよくてこの秘密だったらダメなんてあるんですか? それこそ傲慢でしかないでしょ? 所謂ノーマルと言われる人であってもパートナーいなくてもちろん子供のいない人なんて ごまんといますよ。それらの人はある程度多数派だから自分より楽だって? そんなこと誰にも決められたくないよ。 多様性だとかなんとかいってしょうもないもん読んでしまったなーという いやな読後感でした。 これを良いという人って私とは全く違う人なんだな。 これも多様性。 | ||||
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グダグダと長い言い回し。何時までも続く、キャラの同行と、同じ内容の感情論。 読み切るのに、2週間も掛かった。ともかく詰まらんので、眠くなる。 夜眠れへん人は、この本をお薦めします。よく眠れますよ。 | ||||
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マイノリティーな性癖の人が社会に馴染めないという自己認識を持っていると決めつけているように感じた。小説なので「そういう追い詰められた考え方を持つ人」を描くのはもちろん自由だけれど、作者は「マイノリティーな性癖を持つ人がいることをそもそも知っている、理解している」読者が少ないことに自覚的にこの小説を当然書いたはず。このように描いてしまうと、初めて「マイノリティーの性癖」というものに触れ、このご時世で今まで知らなかったような人たちはこの本を読んで「そういう人たちは苦しんでいるんだ」と誤った認識を持つのではないかと思う。マイノリティーの性癖だけでなく一般的ではない事情を抱えている人というのはたくさんいて、それらの人が全員、「世の中に馴染めない」と苦しんでるわけでもないし、開き直って反社的な行動を取るわけでもない。大体の人は淡々と生きているはずで、なんだかそういうマイノリティーな人たちを玩具にして、しかもマイノリティーな人たちを知らない人たちを馬鹿にして、話題作にしようとしたように思ってしまった。しかも書き方が回りくどく、洗練されていないように思う。 評価が高いが期待外れだった。 | ||||
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何がまともで何がおかしいのかを問うている問題作でした。とはいえ、展開上仕方がないのでしょうが、ラストあたりになぜ公園へ行くことにしたのかという必然性が弱いですね。「ある種の危険性」を帯びるわけです。登場人物たちを引き合わせたいという思いが、結果として破たんを招いたわけですから。 佐々木佳道や諸橋大也、そして桐生夏月たちへの本書の主な登場人物たちの心情移入を量れないまま読了しました。「正欲」というタイトルに象徴されるように、多数の意識の在り方との違いは明白です。当方も一般的な欲望を有していますが、他者を一定理解する寛容さは持ち合わせています。 主人公たちは、世の法律を犯しているわけでもなく、他者にはもう少し寛容な世の中のはずですから、その結末への追い込み方に共感をもてないまま物語が過ぎ去った気がします。 一番の問題点は、本書が第19回 本屋大賞ノミネート作品であり、第34回柴田錬三郎賞受賞作として文壇から評価を受けているのにも関わらず、当方が全くその良さを理解できなかったことです。 小説の読み取り方は人それぞれですが、世の中の読者の多数が本書を良いと受け止めている感覚を理解できない自分がいました。 多様性は読書にもあるわけで、自分自身の受け取り方が、本書に関してはマイナーだったということを知ってしまった気がします。多くの読者は本書のどこに惹かれて良いと思われているのでしょうか。 | ||||
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構成が凝り過ぎてて物語の進み方が全くわからないので50Pくらいで読むことをやめてしまった。 これで本屋大賞ノミネートと言われると、二度とその称号の本は買わないくらいに面白くない構成だった。 | ||||
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水に興奮する性的マイノリティだとしても、美味い飯は食えるし、旅行は行けるし、他に趣味は作れる。 性や性交にあまり興味のない人もたくさんいるし、性的マイノリティなだけでここまで卑屈になって世の中を卑下するかなぁ…という思いがずっと晴れなかった。 例えば自分が異性、恋愛、性交に興味がなく、水に興奮する性的マイノリティだとしても、その事実を隠しつつ他の部分で生活を楽しめると思う。 もちろん自分はそうではないので、自分に想像力がないだけかもしれないが。 ただ、読むのがしんどくて、ページを捲る手が止まりまくってしまった。 | ||||
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本は面白かった。 問題は、届いて封筒を開けると生身で入っており、表紙カバーの端がほとんどクシャクシャなこと。 Amazon以外の、丁寧な梱包をしてくれるサイトでの購入をおすすめします。 | ||||
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悲劇に至る展開が強引で違和感がありました。 彼らが撮影したかった動画は、必ずしも公園でなければ撮影できないものではなかったと思うので。 プラスチックカップを使った水の移し替え。水鉄砲、水風船、バケツを使用したもの。 いずれも、自宅の浴室でも撮影可能なものなのでは。 広さが必要なのであれば、広めの浴室のあるホテルを使うとか、それこそプールがあって自然光の入る撮影スタジオなどをレンタルするという手段もありますし。 そのような、もっと確実にプライバシーが保たれる空間で撮影を行っていれば、結末のような悲劇が起きる可能性は限りなくゼロに近かったはずです。 街中に多くのラブホテルがあることに反発を覚える趣旨の発言もありましたが、そのこと自体と彼らの指向とは、対立するものではないのではと……。 彼らは別に野外プレイの愛好者というわけではないですし。 そもそも夏月の好みは噴水や水飛沫なので、YouTuberのリクエスト動画など探すまでもなく、滝やダムの放水の映像で満たされそうな感じがするのですが、なぜか作中にはそういった言及はなく。 考えてみれば、あれほどダイバーシティに積極的な八重子がアセクシュアルやリスセクシュアルについてまったく知らないらしいのも不自然のような。 そのあたりを考慮していたら、大也への接し方もまた違った形になったと思うのですが。 「ハコヅメ」を読んでいると、むしろ司法関係の人こそさまざまな嗜好に接する機会は多そうで、あまりにも知識のない啓喜の造形にも腑に落ちないところがあったり。 以上のように、(おそらくは結末の悲劇ありきで)はぐらかされている部分が多く感じられ、個人的には評価できない作品でした。 あと余談ですが、どんって皆がするわけではないと思います。 | ||||
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装丁が好きで一年前に購入。 「流浪の月」「52ヘルツ〜」などで、お腹いっぱいだったため。 はいはい。。 といった感じで読み終わりました。 登場人物にリアリティが無い。 むしろ、話の流れ上人物が動かされているような違和感ハンパない。 本屋大賞選抜期間くらいになって、YOUTUBERらが特集を汲み出したのも不自然に感じてた。 もし、他薦で通らない本屋大賞の枠があるのであれば、興醒めだ。 | ||||
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なぜ絶賛されているのか謎。 この作家の本は初めて読んだのでよくわからないが、語彙力がないのか文章に魅力がない。内容、文体共につまらない。 | ||||
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ペドフィリアの話かと思って手に取りましたが、違いました。 構成的にそれを意外性のある展開で明かす、というわけでもないので終始退屈でした。 なによりも水に濡れた子供の写真がこの国で児童ポルノとして扱われるという実態はないようなので、この物語で一番重要かつ印象的な事件の設定について無理があると思いました。 期待外れです。 | ||||
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新品を購入しました。 よし、読むぞと開封したら ボロボロでした。 中身の内容は、変わらないが 帯まで保管するタチなので、ショックですね。 商品到着後、すぐに開けて確認しなかったから 返品をお願いするにも気がひけて...。 今後は、本屋できちんとした物を買うことにします。 | ||||
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主人公たちにあまり共感できず苦悩も追体験できなかったので、あまり深く引き込まれなかった。自分にはわかりやすい武道館や桐島の方がピンと来てたように思う。 | ||||
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人気の作家さんだし、デビュー10周年の記念作らしいので、「すばらしかった」みたいなコメをするのが正解なんでしょうが、正直言って、消化不良でした。。 この物語には、他の人がおよそ想像だにできない 特殊な「性欲」を持った人物たちが登場します。 その人物たちを通じて、朝井さんは、今、世の中でさかんに唱えられている「多様性」「ダイバーシティ」への疑問を呈しているのです。 すなわち、「多様性」とかなんとか言ってますけど、理解しがたくて嫌悪感を抱き距離を置きたいと感じるものには、しっかり蓋をしてるんじゃないですか、と。 ここまではわかります。 わたしも朝井さんに共感します。 だけど、「おや?」と思うのは、そう言う朝井さんだって、本作の中でちゃっかり「蓋」、しちゃってるんじゃないか……と感じるからです。 この物語の中には、冒頭で名前があげられていて、物語のキーになっているものの、本編では素性がイマイチ語られずに終わってしまう、とある1名の人物がいます。 その人は、犯罪をおかしていて、完全アウトな人物でありつつ、その人の心理については、あまり語られていません。 でも、「多様性」を語るなら、そのアウトな人物についてこそ、触れるべきだったのではないか……と思うのです。 なぜなら、その人こそ、本当に世間から理解されがたく、嫌悪されるだろう人物だと感じるから。 一方、物語では、 「世間に勘違いされ、理解されなかった、不遇かつ無実の人々」 にしかスポットライトを当てられていません。 でも、それって、美しいところだけを掬い取っているということになりませんか。 本作はさまざま、喧伝されていましたし、大きな主題を取り扱っているとのことで、もう少し踏み込んだ内容だと思っていたのですが……。 ひねくれた優等生の作品、という印象です。 | ||||
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最近、仕事がらみでSNSを通じた性暴力について考えることがあり、どうしても幼児にしか(性的に)興味がもてない人はそれはそれで苦しいのだろうなと考えて、社会的に許容できない人の欲望について掘り下げた作品かなと思い(勘違いだったけど)、何年かぶりに小説を買って読むということをしてみました。 **以下少しネタバレです** 小説で設定された「異常な性癖」は、たしかに変わっているけど加虐的とか暴力性、不潔感、グロテスク感はなく、反社会的でもなく、人と違う疎外感はあるんだろうけど、「正欲」の"正"の言葉の強さや傲慢な響きと対峙できるほどのものには感じませんでした。普通とされる「肉欲」と比べるとむしろポエティックでキレイな感じだし。 あと、これは私の読解力の問題かと思いますが、「異常な性癖」で繋がった登場人物たちが、なぜ「ロリコン」と誤解されるような手段でしか、その性癖を満足させる方法を思いつかなかったのかがいまいちわかりませんでした。もっと他に方法ないかな??結末に導くための設定のように感じてしまいました。 また、登場人物が「歪みないマジョリティ代表A」「ちょっと迷ってるマジョリティ代表B」「歪みないマイノリティ代表A」みたいにわかりやすく感じてしまい、人ってこんなに単純かなという気もしました。一人の人間の中にマイノリティ感とマジョリティ感がグラデーションになってて時と場所によっても揺らいだりとかしないだろうか。 「昨今言われている多様性なんて全然多様じゃない」の「多様性」は今風の表現ですが、テーマ(と思いましたが違ってたらすみません)としては普遍的なところもあると思うので、個々の登場人物をもう少しそれこそ「多様性」のある人物として描けば幅広い年代に読まれて息の長い小説になるのに、と思いました。(生意気でごめんなさい) 年寄りのうっとおしい「昔は~」語りになってしまいますが、「昨今の多様性の薄っぺらさ」といってもこの50余年で随分息苦しさが無くなったと感じている私にとっては、これからもっと変わるよね、きっと♪という希望的観測は持てても、「多様性? ケッ」とは決して思えず、これは読む人の年齢的なものもあるのかもしれません。 本書と関係ないですが、私には親兄弟、子供、夫にも言えない癖(へき)があります。もし世の中に同じ傾向の人がいたとしても共感はあっても絶対に繋がりたくありません。むしろ全力で避けたい。自分自身がおぞましく感じているからです。ひっそり墓場まで持っていきたい。という個人的な状況も、あまり感情移入できなかった一因かもしれません。 あとボリュームの割にお値段が高く感じました…(T_T) | ||||
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