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ペッパーズ・ゴースト



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【この小説が収録されている参考書籍】
ペッパーズ・ゴースト
ペッパーズ・ゴースト (朝日文庫)

ペッパーズ・ゴーストの評価: 4.06/5点 レビュー 65件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(3pt)

面白かったです。

著者作品らしい何とも不思議な物語。作中作の登場人物が本筋の中に現れる展開は正に本書のタイトル「ペッパーズゴースト」と言う事で、最後にはこのタイトルの謎も解ける。著者なりのニーチェの解釈も含蓄に満ちており、楽しく読めた。
ペッパーズ・ゴースト (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:ペッパーズ・ゴースト (朝日文庫)より
4022651784
No.9:
(3pt)

伊坂ワールド、全開。

ついていくのが、少しつらくなってきたのは、私の歳のせい?
ペッパーズ・ゴースト (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:ペッパーズ・ゴースト (朝日文庫)より
4022651784
No.8:
(3pt)

可もなく不可もなし

伊坂作品ほとんど読んでいますがこれはイマイチかな。
ペッパーズ・ゴーストAmazon書評・レビュー:ペッパーズ・ゴーストより
4022517921
No.7:
(3pt)

酷評するほどではないが

伊坂幸太郎のこれまでの作品が好きな人からしたら物足りないのは確か。

キャラや描写、言い回し、言わんとしたいテーマみたいなことはなんとなく見えるけれど、詰め込んだ結果それぞれの味がぼやけてしまった感じがする。中盤あたりまでは面白く読めたのだけれど、今回のキャラはとにかく感情移入=共感がしにくく、正直語りに間延びを感じて読み飛ばしてしまったところもあった。

ネコジゴハンターが唯一の癒し枠。
せっかく扱ってるテーマは面白いのに。
ペッパーズ・ゴーストAmazon書評・レビュー:ペッパーズ・ゴーストより
4022517921
No.6:
(3pt)

井坂さん的小説作りの限界?

私は同業者なので、檀先生に感情移入して、とても興味深く読む事が出来た。役に立つか微妙、と言うよりむしろ単に頭痛の種となる超能力に、振り回されて、苦い体験をして来た彼が、ラストでそれを振り切って、未来への明るい展望を持つストーリーは、途中から予想できるものだった。

  異なる視点の語り手の話が、交差する話の作りもこの作者らしいが、本作の場合、特に伏線らしき物が見当たらず、あえてこの構成にした利点がなかったように思われる。ファンタジー的登場人物が、現実に干渉してくる面白味が感じられなかった。

  結果、単に小説中の登場人物が、現実に現れる不思議が、納得し辛いだけに終わってしまった。残念ながら、作者の意図が空回りしているように読めてしまう。この小説作りの限界か。
ペッパーズ・ゴーストAmazon書評・レビュー:ペッパーズ・ゴーストより
4022517921
No.5:
(3pt)

【予言?】安倍元首相の事件を彷彿させる

安倍元首相の事件がどうしてもよぎります。
それなりの理由があったのなら、
犯罪をしても良いのか?
多少は擁護されたり減刑されてもいいのか?

犯罪者=悪と安直に考えがちですが
深掘りしていくと、罪を犯すまでに
彼らにもそれなりの苦悩があったんだなと考えると
非常に難しい気持ちになります。
モンスターは、社会が生んだモンスターだったのです。つまり問題を野放しにしていた私たちにも原因はあるのではないのかと思ってしまいます。
(もちろんだからと言って擁護できません)

ただ、伊坂幸太郎さんの世界のように
安倍元首相の件についても
本当に悪い人間にもなんらかの鉄槌があれば
そんな世界であってほしいと思いました。
ペッパーズ・ゴーストAmazon書評・レビュー:ペッパーズ・ゴーストより
4022517921
No.4:
(3pt)

これが、生きるってことだったのか?  よし! じゃあ、もう一度!

飛沫感染で相手の未来が”観える”国語科教員の檀先生と、その生徒が書く小説に登場し、猫を苦しめた者たちを始末する「ネコジゴハンター」が暗躍するお話。

「よく思うんですが、ニュースはたいがい、嫌な話しか取り上げないんですよ。取り上げることができない、と言ってもいいかもしれません。もちろん良いニュースを流すこともありますが、それは、ニュースとして価値があるくらい、とびぬけて良い話の場合です。ごく普通の、いい話はニュースになりません」(本文引用)

世の中常に上手くいっているように見える人もいれば、理不尽な目に遭い続けているように見える人もいる。ニーチェの「永遠回帰」という思想は恐ろしいけれど、どんな毎日にもきっと喜びも嘆きも用意されていて、どこをその日のハイライトにするかで人生の見え方が変わるのではないかと思った。
「自分ばかりが上手く行かない」としか思えない人生にも、ニュースにはならない地味な良いことだってある。「魂が震えるほどの幸福」ではなくても、そこに目を向けることで永遠の人生の中を生きていこうと思えることだってあるかもしれない。

これが、生きるってことだったのか? 
よし! じゃあ、もう一度!

ニーチェの『ツァラトゥストラ』を読んだら、もう一度この作品に向き合いたいと思う。
ペッパーズ・ゴーストAmazon書評・レビュー:ペッパーズ・ゴーストより
4022517921
No.3:
(3pt)

「あるキング」のような読む人を限定している

「ツァラトゥストラ」を知らなければ、この作品の面白さは解らないのだろうな・・・と思います。

 「あるキング」も「マクベス」が解らなければ、面白さを理解出来ないのと同じように思います。

(私は「ツァラトゥストラ」も「マクベス」知らないほど無知なので、この作品の面白さは中々理解出来ません)
ペッパーズ・ゴーストAmazon書評・レビュー:ペッパーズ・ゴーストより
4022517921
No.2:
(3pt)

伊坂さんらしい登場人物です

期待していたほどの盛り上がりはありませんでしたが、伊坂さんらしい登場人物の魅力が感じられました。最後はもう少し胸を躍らせるものがあるのかとワクワクしていたものの、想像を超えることはなく滑空していくところは残念でした。伊坂さんの小説が初めての方にはすすめられますが、伊坂さん好きにはすすめられません。スタートとラストにコントラストを求めていた私には肩透かしでした
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4022517921
No.1:
(3pt)

イマイチ

マリアビートルの再来を期待したが、それには遠く及ばなかった。
ペッパーズ・ゴーストAmazon書評・レビュー:ペッパーズ・ゴーストより
4022517921

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