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(短編集)
むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。
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むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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前作では「浦島太郎」がお気に入りでした。(「鶴の恩返し」も、「全文通し読み」と「飛ばし読み」では印象が違って、そのアイデアに脱帽します。) 今作では「猿蟹合戦」と「ぶんぶく茶釜」の連作?が気に入りました。 それにしても、誰でもが知っている昔話をもとにしてこうした作品を創り上げるのってスゴイと思います。 | ||||
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むかし話の裏側って感じ | ||||
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読書を趣味にしたい方、一冊も本を読み切ったことが無い方などにもオススメしたい一冊です。 小さい頃から誰でもしってる昔話ベースのミステリー小説(短編が5つ)なので読みやすいです。時間をかけて読んでも一区切り1時間もかからないと思います。この本はシリーズものなのですが、こちらは日本の昔話シリーズの二作目で、他に世界の昔話シリーズが一作あります。ですが、連作ではないので、どの本から入っても読めます。3冊のなかでも一番読みやすかったと思います。 ネタバレをさけるため内容はさけますが、面白いです!!あらすじがおおよそ知ってるもの、キャラにも馴染みあるものなのでとっかかりやすいですが、そうきたか!!となる作品ばかりです。 次回作も楽しみです!!以後もいろんな昔話でこのシリーズ続けてほしいです。 | ||||
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昔の「冒険小説」の雰囲気を「昔話」に当て嵌めて「大分異なる結末」に導き出している所が非常に読んでいて面白いく且つ「斬新で奥深く、考えさせられる」作品です。私の様な孤独な初老には「ボケ防止」の観点からも非常に良い読み物です。 | ||||
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本格ミステリは行き詰っている。いま読んでもらうには、次の二つしか方法がないだろう。 1.旧来の「謎と論理」を開き直って書く。ただし、読者を惹きつける工夫が必要だ。 京極夏彦・有栖川有栖そして作者などが成功例と言える。 2.推理や探偵をネタにして、メタや楽屋落ちに逃げる。 このタイプは最初の衝撃に慣れたら、とたんに鮮度が落ちる。個人的には二度と読みたくない。 誰もが知っている昔話で推理劇をやるのは、優れたアイデアだ。 今どき推理による謎解きを成立させるには、このくらい思い切った設定が必要だろう。 『竹取探偵物語』五人の求婚者の中に犯人が?超自然アイテムの真贋がカギとなる。 逆転連続の優れた短編推理だ。価値観の転倒が見事。 『七回目のおむすびころりん』ループものだ。ミステリ要素もあるが、本質はブラックユーモアSFである。かなり好きな一篇だ。 『わらしべ多重殺人』ハッピーな交換成り上がりが、なぜか血生臭い惨劇に彩られる。 コーネル・ウールリッチの味わいを思い出した。 後半の二篇は続き物で、「猿蟹合戦」「かちかち山」がネタだ。機知と洒落っ気に富んでいて楽しめる。ただ、ドンデン返しが行き過ぎてややくどい。捻くれば良いというものではない。 全般的にクオリティが高く、第一作より面白い。 | ||||
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