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十の輪をくぐる
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十の輪をくぐるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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母親と息子、その息子の娘へと繋がる親子三代の家族小説。バレーボールが物語のキーの一つになっている。 息子の現在と母親の過去が交互に語られるが、特に母親のパートである1964年の東京五輪前あたりからの時代における社会経済や家族のあり方は生々しく描かれていた。 詳しくは書けないが、母親の大変きつく辛かった人生が、孫に連なっていくラストは救いがあるものだった。ただ、息子の決断を聞かされた時の、母親の心境が読みたかった。 | ||||
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序盤の内、奏介のキャラ造形が余りに胸糞悪くて手強かった 中盤からある程度の予測は出来たが、そこいら辺りから万津子の、子への盲信?盲愛?が恐ろしくなった 喧嘩ですぐ石持つ子が、嫌われない訳はない。どうしてと問うなら「石をもってしまう事」の方に「どうして?」と考えなきゃならんだろう 良隆は、教えられた「良識」で奏介に接していたんだろうか?奏介が好きだったから構っていたんだろうか? 自分的な気になりドコロは↑だった 悪意のない身内の言葉に胸を刺されるなら、悪気のない暴力でも身体が痛むのは分かるだろうに… 障害は仕方ない。けれど、無理。危険と安全の区別すらつかない年端のいかない子を持ってたら「あの子と遊んじゃダメ」としか言い様がない 死者を悼む事すらなく、遺族の想いを顧みる事なく、自分と己の子の立場に煩悶している様が恐ろしかった… 「気付き」の後でも、「自分の立場を慮ってくれて、立てて見せてくれる、上位の後輩」に「さん」すら付けられず、これ見よがしに「自分は、本当は、スゴイ」的な話し方をして得々としてるってのもなあ…自分なら心の中で「マエノさん」とあだ名で呼ぶぞ 「救助」だったのか「加害」だったのかは不明だが「自分ならやりかねない」に気付いてしまう、もしくは、事故だったとしても、その事故は「過失<必然」だったと苦悩する、に至らなかったのに驚嘆した 生きてくうえで鈍感力は大事だ 面白くなくはなかったが、自分は本書を作者さんの意図の方向に読む事は出来なかった | ||||
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