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掟上今日子の鑑札票
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掟上今日子の鑑札票の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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フィクションだと言われればそれまでですが、無駄に現実にある武器に登場されることで、あり得ないという考えが邪魔をして純粋に作品を楽しめません。 狙撃銃に使われる口径の弾丸ではどこに当たろうが致命傷です。 部屋ごと跡形もなく吹き飛ばせる威力の地雷は気が付かずに踏めるほど小さくありません。 鉄筋コンクリートのビルを平らにできる砲は装甲がなくても十分目立ちます。 フィクションだから、で済ませるなら軍人ではなく暗殺者でも事足りたと思います。 そもそも、この巻で言いたかったことは本を一冊出すよりも、インタビューなどを受けて「どうなんですか?」という問いに「そうかもしれませんね」と答えた方がよほど簡潔でインパクトがあります。 ネタで楽をせず、きちんとした作品を次は期待します。 | ||||
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巻によってノリが良い意味でバラバラな本シリーズですが、 今回は前巻のいいドラマぶりが嘘のような、初期の戯言シリーズを思わせる破天荒なキャラ付けと展開が続きます。 「全ては代替可能である」という戯言シリーズで試みられたテーマは、ある意味本作にてようやく結実したと言えるのではないでしょうか。 何をどれだけ尊く思っていても、その想いは化学反応に過ぎず。 尊いと思うものにこそただ操られるしかない。 変わりたい気持ちが自殺なら、変えたいという思いは他殺でしょう。 なら殺して殺されてに関わる限りは、変わり続けるしかないのでしょうか。 奇しくも発売後暫く読むことがなく、終戦記念日に本書を読みましたが、 キャラクター性の濫用と無力感に定評のある氏の一段の冴えを感じました。 本当にどうしようもない時に耽溺する事こそ、真の耽美と言えましょう。 | ||||
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この巻要りますか? 意味わからないし。 コレクターじゃなかったら、この回飛ばしで良いと思います。 | ||||
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小説だからこその、意図的なミスリードを演出できる。 普通ではありえない方法で事件が起こり、進んでいく。 エンターテイメントとして作者の表現の癖が非常に強く、好みがわかれる。 内容よりも表現を楽しむ作品だと感じます。 | ||||
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ドラマの空気感が気に入り、原作をと既刊の全巻を手元に揃えてますが、今のところまだ読むタイミングに入れず、全巻通じて一切読んでません。が、 遊びに来た知人が面白いから早く読みなよと言ってました(笑) | ||||
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この本を読めば誰でも今日子さんになれる! あまりにも中身が無さすぎて、読んだ傍から自然と内容をわすれてしまいます。 あなたも掟上今日子体験ができます!! | ||||
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すでにあるレビューのとおり、掟上今日子と羽川翼はかなり近しい記述だと思う。 まず地雷撤去したという話、戦争を止めるという行動、自分と同じ顔の人間が3人いるという指摘、そもそも白髪、異常な天才頭脳、など。 この先またそういう筋書きがあるのかもしれないけど今の段階ではグレー止まり。 それにしても、久しぶりの厄介との濡れ場ENDですね。ほっこりします。面白かった。 なんと全23巻だそうな。まだ折り返してもないんですね。楽しみです。 | ||||
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忘却探偵が忘却探偵だったことを忘れてしまう。狙撃犯人を捜していたときに、今日子さんが狙撃されてしまう。その結果、忘却探偵は自分が探偵だったことも忘れ、ミステリー用語も理解できなくなる。今日子さんのピンチを救おうと立ち上がったのは、冤罪王こと隠館厄介。しかし、当然のことながら今日子さんのようにはいかない。逆に、狙撃犯人と思われる人物によってピンチに。 記憶を無くした(探偵であることも1日で記憶がリセットされることも)今日子さんは、意外な能力を発揮してピンチを脱するのだが……。狙撃あり地雷ありFBIあり戦車ありの、怒濤の戦場アクションになった。いつから? | ||||
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今日子さんが、銃撃されて探偵としての記憶を失い、それとともに探偵になったのはwhyという話でした。 読わって、いよいよ今日子さんはあの人という気がしてきました。このシリーズは23話まで続くとの事。最後には解るのかな? | ||||
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当初からの謎として、掟上今日子は羽川翼なのかという問が心のなかにある。作品としては物語シリーズと掟上今日子シリーズは独立しているが、これまで何度も両者の関連をほのめかす記述があった。一方で混物語では阿良々木暦が掟上今日子と羽川翼が一致していないような挙動を見せる。否定ではないが見ただけでスリーサイズまで見抜く阿良々木暦が認識できていないのもおかしい。ただ、あの作品はそもそも時系列がごちゃまぜでシリーズの垣根だけでなく、時間軸まで混ぜてあった。未来の姿を過去の視点で見過ごすことはあるだろう。 この前フリは本作が掟上今日子の過去をテーマにしているからだ。一日しか記憶が維持できないヒロインはなぜそうなったのか。それがある程度、明かされる。それは新たな登場人物の追加という形でなされる。その意味で推理小説とは言いにくい要素がある。特に掟上ビルの寝室の天井に「お前は掟上今日子、25歳、探偵…」というメモというには大胆すぎる代物を書いた人物が登場する。 さて、ここで読み返したいのは結物語だ。阿良々木暦が23歳の時のことで彼が結婚する話だ。同時に羽川翼との決定的な人生の分岐点が描かれている。掟上今日子が25歳なのかはすでに誤りで天井のメモが書かれた時、彼女は25歳だった。掟上今日子と羽川翼が同一人物なら二人の間の隙間はかなりうまる。同時に本作での掟上今日子は何年かたったアラサーということになろう。 実際のところ両者は別人かもしれない。それで良いとも思う。ただ、地続きの世界のどこかで掟上今日子を案じる阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎが影でいろいろと支えていると想像したら、その時間軸から取り残されたような孤独が少しは救われるような気がする。最終的に彼女を支えるのが日々、冤罪にまみれ彼女を必要とする隠館厄介氏であれば、需要と供給という点ではベストだろう。別の作品世界で彼女を見守る二人の親友も胸をなでおろすかもしれない。 推理小説としては疑問が残るかもしれないが、西尾ワールドとしては納得がいく。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります CMに神谷浩史さんを起用し,『秘密』や『過去』の単語もちりばめられていましたが, 終わってみれば,知りたかったそれらは,いろいろと期待はずれだったように思います. 忘却探偵である彼女が,最速の推理力を喪失するという序盤には大いに惹き付けられ, 奔走するいつもの彼をはじめ,背後が見え出す中盤までは,軽快に進み悪くありません. ただ,これが折り返しを過ぎ,いよいよ待っていたものが語られ出すと急ブレーキ. あるテーマについて,いつも通りと言うのは残念ですが,雑なタイトルの回収と併せ, ありきたりな論争が続く様子は退屈で,相手の設定も唐突で新鮮さにも欠ける印象です. (一時期の『妊娠』に続き,しばらくはこれが別の作品にも目立ってくるかもしれません) また,その流れの中で明らかになる今日子さんの背景も,それじゃないと言いますか, 今回も『 何でも知っている彼女 』を露骨に匂わせながら,決して核心にまでは触れず, なぜ探偵にされたのかなども,それを知る者は現れますが,詳しいことはわからないまま. このほか,『あとがき』にはどこまで本気なのか,さらりと壮大な計画がありましたが, まずは自虐ネタで何度も出てきた,『五線譜』と『伝言板』を形にしていただきたいです. | ||||
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