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白鳥とコウモリ
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白鳥とコウモリの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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本作も悪くはありませんが、最近の東野作品、特に人情系推理物は構成がパターン化してきたる気がします。 | ||||
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東野さんの作品はほとんど読んでいます。 この作品は、なんというか、村上春樹だったら騎士団長殺しみたいな感じだなと思いました。トリックや動機(誰かを庇う)は容疑者Xの献身。過去の犯罪を隠すことで人生が狂うところは白夜行や麒麟の翼、過去の罪の贖罪から罪とは罰とは何かを問うのは虚ろな十字架。加害者息子と被害者娘の密かな交流は白夜行を彷彿とさせるし、加害者の家族に対する視点は手紙で掘り下げられている。東野さんがテーマにしてきた日本の司法制度に対する問題提起(未成年の被告人→さまよえる刃、死刑制度→虚ろな十字架)もさらりと顔を出していて、東野作品のモチーフ集大成な感じです。 ひとつひとつは、やっぱりそれぞれの本家?の作品の方が読み応えがあったなーというのが率直な感想です。例えば、容疑者Xの献身のラストシーンの石神の慟哭のときの震えるような感動はなかった。 とはいえ、十分、ひきこまれるストーリーで、一気に読みました。白鳥とコウモリの最後のエピソードは蛇足という意見も多いみたいだけど、私はそこが一番感動しました。 | ||||
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途中まではグイグイと物語に引き込まれ、これはすごい!と没入してしまいますが、他の方も言ってるように、最後が「え~!?それはちょっとないやろう」とつっこみたくなる真相です。その突っ込みを予想してか、とって付けたような犯人像の解説もあって、よけい残念。おしい。 | ||||
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白夜行よりはマイルドな話でしたが、よくできた話です。さすが東野圭吾さん作品。 読みごたえがあり、やはり一気読みしてしまいますね。ただ、読了後のモヤモヤ感も残る嫌な部分もあり…、考えさせられます。好みは分かれるかもしれません。私は犯人の動機に背景を感じられず、ちょっと胸くそでした。 | ||||
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白夜行等に続く最高傑作と評されており、東野さん自体がこれを超える事が今後の目標と言っている為、かなり期待して見てしまいました。しかしその期待値は超えては来ませんでした。この言葉を発するのはどうかと思いました。白夜行は最高傑作ですから、それに並ぶようなものではありません。その事に東野さん自体が気づいていないのなら、やはり白夜行を超えるようなものはもう生まれないのだろうと思います。書き上げた達成感のあるその日の夜に署名したんですかね? 事実は小説より奇なりですから、もしかしたらこういう事もあるのかもしれませんが、私は加害者家族と被害者家族の関係に共感が全く出来ませんでした。まあ、少年時代に殺人を犯した人と結婚するような人もいる世の中ですから、これぐらいの事はあるかもしれませんが、あくまで私的な意見です。私にだけはまらなかった設定なだけかもしれません。 また、残念な事に少しご都合主義的な部分が入っていたり、蛇足と思われる部分があったりします。特に引っ越しの日と事件の日が一緒だったという事には全然違和感を覚えませんでした。 とはいえ、フラットな目で見てつまらなかったかと言われれば、まあまあとは言える作品ではあると思いいます。ハードルを上げ切って出した割にはという感じですかね。 余談 きっと映画化されるんでしょうけど、佐久間梓さんは女優の奈緒さんのイメージで読んでいたので奈緒さんがいいかな。 | ||||
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最後に明かされる真犯人。確かに意外性はあるのですが、動機に説得力が欠けます。これをやってしまうと、何でもありになってしまいます。 | ||||
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最初に出版された頃から東野圭吾の作品は好きで読ませてもらっており、今回もタイトルを見て惹かれたところもあったので購入しました。 ストーリーの展開は好きでしたので、殆どの場面で飽きることなく読み進めることができました。最後はどうなるかと高揚感を持ちながら読み進めていきましたが、最後の結末は想定外なものでしたので、読み手によって好き嫌いが分かれるのではと感じました。 また良い作品が出れば読んでいきたいと思います。 | ||||
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あらすじ読んだとき、面白くなさそうだなと思った。その通りだった。・・白夜行・・・この作品を越える・・なんちゃらとか書かんでくれー | ||||
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彷徨う刃などは明確なテーマが読後に感じられたのですが、この作品のテーマはなんでしょう…。 世間の勝手なSNSによる中傷?検察や弁護士や警察のそれぞれの立場のあるある?←これは働いている人であれば、そうだろうなーと思うものでありました。 あと過去の罪に対する向き合い方でしょうか。←これが一番のテーマではあるでしょう。 でも、なるほどここが肝かと思う新鮮な感じは1つだけだったかな…。 大部分はそんなに新たなテーマではないなと思いました。 真犯人なんてもう取って付けです。 ま、1つだけでもなるほどがあって良かったなという感じです。 | ||||
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★四つと迷いましたが三つにしときました。 その理由も書けません。最後までまあ楽しくは読めました。 が、腑に落ちない犯人の動機が心に残りました。 サカキバラセイトを思い出しましたが、それとは少し違う感じです。 死にたいと思っても人はなかなか死ねません。 殺したいと思ってもそう簡単に行動に出れるものではないです。 それが出来るのなら日本の教育が間違ってるとしか思えません。 ネタバレするのでこれくらいしか書けません。悪しからず。 | ||||
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期待していた傑作ではありませんでした。ストーリーはよく練られていて、いろいろとうまくつなげてあるなーと思いましたが、犯人の殺人の動機がねー。不自然。とってつけたよう。心理描写をしっかり描いており、真相にそうもったいぶる必要はないと思う。真相をあっと思わせたいとした作品にしようと無理すると、どうしても展開に不自然な感じがでてくる。やっぱり殺人の動機はしっかりとした重厚感があった方がいいと個人的には思う。例えば、横溝正史の作品なんかはキーワードが怨念と呼んでもいいくらい動機がすごい。その迫力がどうしても欠けている。ストーリー全般的に重厚感があるだけに(助長と呼べるくらいに丁寧に書いてある)、もったいない。やっぱり白夜行、秘密の方には及びませんね。 | ||||
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さすがに東野圭吾さんの文章は読みやすくてグイグイ引き込まれました。しかし、ラストが強引でそんな事で人を殺すかな〜?、そんな理由で人を庇うかなあ?といった強引さを感じました。一言で言えば感動がありませんでした。 | ||||
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一気に読みました。また待った新作。序盤で事件解決してそこまででも充分な読み応えなのに、更に深く人間模様と犯人を名乗った父親の思いに涙涙でした。 | ||||
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東野圭吾の作品は、10年近く前に読むのをやめた。 それまでは、ほぼすべて読んでいたのだが、『白夜行』のような作品がもう生まれてこないと見切りをつけたからだ。 超売れっ子になり、作品を量産するようになって、上手くはなったが軽くなってしまったからでもある。 そう思っていたところが、本書の帯には「『白夜行』『手紙』-新たなる最高傑作。東野版『罪と罰』」と、これ以上はあり得ない最大限の誉め言葉である。 ならば、というわけで読んでみた。 ストーリーはネタバレになるから書かないが、ある殺人事件の加害者の息子と被害者の娘が、ある経緯から協力して真相を追うというもので、そこに30数年前の殺人事件もからみ、話は錯綜しつつ展開する。 その錯綜も、よく考えられたものではある。 しかし、何というか、上手くはあるが、作者から迸るようなものが感じられない、呻きのようなものも感じられない。 よく考えられた錯綜するプロットを、手慣れたテクニックによって、上手くまとめてみせた、という感じしかしないのである。 例えば、本書では真犯人に関する伏線がかなり前の段階で埋め込まれているのだが、読んでいてすぐに「ここは伏線で、きっとこいつが真犯人なのだろうな」と気づいてしまうのである。 ぼくの感覚では、作者の迸りや呻きのある作品は、伏線が忍ばされていても、その陰に隠れて気づかないことが多い。 そして、その伏線が回収される段になって「あ、あそこが伏線だったのか」と気づいたりする。 そういうのが、ぼくの考える凄い作品であり、読みたい作品であるとも言える。 そうした点で、本書はやっぱり、最近の東野圭吾の作品であって、『白夜行』の東野圭吾は永遠に帰ってこないことを実感させられた。 再び、「さらば東野圭吾」である。 | ||||
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あまり良いタイトルではない。わかりにくいし。評判のいい弁護士が殺された。 犯人はあっさり自白し、35年前の殺人も自分の犯行だと述べる。 事件は解決した形だが、納得のいかない被害者の娘と犯人の息子は独自に調査を始めた。 不自然な証言の矛盾を追ううちに、真相が姿を現す。 文章の上手さと感情移入しやすい人物に惹かれて中断できない。謎が解けていく過程は夢中になった。 犯人の動機が弱い気がする。殺人の罪と罰は作者がこだわってきたテーマだ。 長いわりに過去の力作と比べると、軽い。 | ||||
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手紙と白夜行に連なるような作品と謳う帯に惹かれて購入しましたが両作品が好きだったため過剰に期待しすぎました 物語は冗長で本格的に話が動くのは半分を過ぎてから、しかも犯人の動機がそれだけ引っ張っておいてなんとも読者への説得力が弱いというか皆無に近い タイトルを今一度見てああ成程とは思ったものの正直ハードカバーで買うほどでは無かったかと思います 同氏のまだ読んで無い文庫を数冊買うほうがよほど楽しめたかと これから購入されるなら文庫化されてからでよいと思います | ||||
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登場人物に感情移入しやすく、さすが東野圭吾さんです。 フィクションの推理小説では素人探偵が活躍することはよくあることです。素人がここまで捜査するのはおかしいと思う人は推理小説を読まないことをお勧めします。 | ||||
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東野圭吾さんの作品はガリレオシリーズ以外 すべて読んでいます。(化学は苦手・・) 大好きな刑事ものなのですごく期待しました。 最初はこれは面白い!と思ったのですが 刑事ではなく素人が謎解きをしていくという所に 現実味がなくつまらなくなってきました。 この物語では刑事は誰でも良かった感が残念です。 | ||||
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