すべてがFになる

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すべてがFになるの評価:

3.53/5点 レビュー 372件。 A ランク

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平均点3.53pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全339件 301〜320 16/17ページ
No.39
(4pt)

パソコンとFの関係が…

OS、パソコンが関わっている状況で「キーワードはF」、と来ると犀川ならその場で答えを察するのではないかという気がします。文系ですが高校初級程度の数学の知識があれば悩むほどのものではないと感じました。ですがキャラクターの感情描写、特に犀川の描写は今までの作家にはない新鮮さがあります。また、S&Mシリーズ完読の後に読むVシリーズは格別です。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.38
(4pt)

読み易いパズラー

風評では賛否の分かれる作品のようなので、多少不安を抱きながら読みましたが、私はどうやら肯定派のようです。予想外にパズラー小説的要素が強い作品ですが、犀川と萌絵の天然キャラっぷりがユーモアを持たせていて飽きずに読めます。薀蓄も嫌味がなく好感が持てました。ただ、登場人物は変人ばかりで、舞台設定からトリックまでやや現実離れ、コンピュータの基礎的な知識を持っていることが前提、となればやはりついていけない読者もいるかも。個人的には非常に読み易い作品だと思います。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.37
(4pt)

理系ミステリ??

デビュー作だそうだが、実際は『笑わない数学者』の方が先で、これは実は4作目なのだとか?よく出来ています。京極夏彦の『どすこい(仮)』と合わせてオススメ…?
すべてがFになる (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.36
(5pt)

知的で哲学的な一冊

森博嗣氏のデビュー作。本の各所に設置された理的でユーモアを含む表現が面白く、犀川と萌絵の会話や真賀田四季の哲学的な台詞など、他のミステリ小説にはあまり見られないような特徴的なキャラクターも描かれている。特筆すべきは「F」に込められたトリック。理系の人の中には気付く人も居るかもしれないが、解答を知った暁には、まさに次世代型ミステリーだと某綾辻氏のように叫びたくなるだろう。
すべてがFになる (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.35
(4pt)

警戒していた割に読後感は良かった。

 いわゆる「本格ミステり」に体が合わないと開き直ってはみたものの、それでも多少は未練が残っていて、試しに読もうと思ったのが第一要因。以前詩んだ「奥様はネットワー力」がそれなりの読後感だったのにその後の森博嗣氏の印象が良いものでなくなってくまった「誤解」をとくのが第二要因。京極夏彦「どすこい(仮)」でオマージュ(笑)された作品はひと通り読んでみようと思ったのが第三要因。要は、何だかんだと理由を付けないと手を出せない程、警戒していたって事で。 低い期待値で読み始めたのが幸いしたか、おもしろかった<素直じゃないね。出だし早々に「天オ」が出た時には坐折を予感しましたが、舞台が愛知県だという点で踏み留まり、厚みの割にさくさく読める文体で一気に読んじゃった。  テクノロジーが進み、ケータイやメール、コンピュータの普及に併い「密室」「アりバイ」の作り方が難しくなると思うんだけど、逆にそれらの技術を応用して物語を構成している所が、この作品の評価されている所なのですかね。  動機が幾分弱い気もしますが、多分好みの問題でしょう。動機なんて万人が納得「したい」為の後付の理由なんだ...という説を何かの小説で読んだ気がします(京極夏彦だったかな?)。  単に「天才だから」で片づけるのでなく、天才と言えども理由があって行動する...「理由」を(納得できるかどうかはともかく)明確にしている点が、ボクの受け付けられなかった「本格ミステリ」とは違って、読後感も良かったです。
すべてがFになる (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.34
(5pt)

斬新なトリック

森博嗣の作品はとても厚いので読み通すのが大変かと思っていたのですが、そんなことは全然なく、最後まで楽しく読めました。この人の作風は理系ミステリと呼ばれるのだそうで、確かに登場人物は理系の研究者ばかりだし、トリックもコンピュータの特性を少しは知らなくては面白みがわからないタイプのものです(私の妻はトリックの面白味がわからなかったとのこと)。確かに『すべてがFになる』というタイトルの意味などは、コンピュータの仕組みについての基礎知識が全くない人には面白く感じられないかも知れません。しかし、私はそうした理系的な部分以上に、普通の本格推理として斬新なトリックが用いられていることに感銘を受けました。密室殺人に対してこういう解答を持ち出したのはおそらく今作が初めてだと思います。メタミステリとかに逃げなくても、まだまだ色んなトリックを思いつけるんですね。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.33
(5pt)

Fのなかへ

近年、一番クールなミステリ作家といえばこの人しかいない。中でもデビュー作「すべてがFになる」は最高。読んでいて、この本を手に取った偶然を何かに感謝。何がどう面白いとかは読めば判るのだが、話の面白さとは別に、爆笑ポイントがあちこちにあって、それが隠してあるみたいなところがまた面白い。これは全ての森作品に言える。とにかくFのなかへ、と未読の方に言いたい。言葉のひとつひとつに強く支配されます。謎解き的な意味の探り合いは不要。はじめから終わりまで、言葉は言葉通りの意味で、特に意味はなく、かつ重要で、回転が速い。この回転の速さが快感。高いテンションを保ったまま最後まで読ませてくれる。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.32
(4pt)

数学は芸術・・・

私は理系でもミステリーファンでもないけど、なぜか森博嗣の犀川&萌絵シリーズにハマってしまった・・・。そしてシリーズを読み進むうちに「この本は押さえとかないと。」と思わされ、後に読んで正解!と思ってしまいました。犀川&萌絵シリーズの原点であり、森ミステリーの原点かも?・・・っと思います。森さんの奥さんはイラストレーターで、森さんもイラストを描かれているらしい。それを知って、「あー、なるほど」と思いました。どこかエンターティナーで芸術っぽいと感じていました。数学をひとつの感情表現のフィルターにしている気がします。。。。非人間的な登場人物に対抗する、犀川助教授と萌絵。これは「理系」の本だと思って読まない方がいいかも。「エンターティナー・真賀田四季」として読み、数学を一つの芸術だと捉えながら読んでみては・・・とても鮮やかに仕上がっているのが解りますよ♪
すべてがFになる (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.31
(4pt)

魅力ある犯人

読んでない人もいると思うので(当然ですが)、名前はいいませんが犯人がかなり頭良くてかっこいいです。主人公たちもかなり頭がいいという設定なのですが、この犯人にはかなわない。ストーリーのすすみ方も、コレは比較的わかりやすかったと思います。シリーズ1作目でもあるし、犀川先生シリーズはこれから読むのがいいかと思います。
すべてがFになる (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.30
(5pt)

あなたは「理系」?「文系」? しかし、それは全く関係ない。

「理系ミステリィ」の誉れ高い本作品。しかし本作、ひいてはこの著者の魅力の本質はそこにあるのではない。 この作品における主人公、そして登場人物の多くの思考は極めて論理的である。なるほどそこだけ見れば確かに数式的=理系な印象を受ける。しかしそれは前菜、あるいはおつまみ程度にしか意味をも持たない。なぜなら実は主人公の考え方は非常にカオティックであるし、犯人の思想は「理系」「文系」など分類など用をなさない「天才的」なモノである。 この作者の驚異的なところは、このようなごく一般的な人間とはほど遠い天才的なキャラクターの思考を文章化しているところである。天才は凡人の解すところではないというが、これほど説得力を持った「天才」を描ける作家はいないのではないだろうか?ことこの作品に関しては「天才系ミステリィ」と呼ぶのがふさわしい。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.29
(4pt)

通勤電車にもってこい

コアな人が読者に多い作家なのかと思いきや言われてるほど理系だとも感じず、読みやすい作品だと思った。人物設定が古臭い気がするのは、書かれた時代なんだろうか。読むのが早くて、推理小説のトリックにこだわらない人にはお勧めだと思う。専門用語が多く、それについての説明もないところは某、ぶあつーい文庫を出す作家さんににてるのかな。好きだけど。これからシリーズ読破したいと思う。
すべてがFになる (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.28
(5pt)

四の五の言わずに最後まで読んでみるべき

「孤島」に「天才」のキーワードが来ただけでもう従来のコテコテの推理小説を想像してしまった。大きな間違いだった。哲学的な要素が多くちりばめられており、シャープな文と相成って全体に何とも知的な雰囲気。孤島の研究所員に大学助教授なんてそうそうたるメンツが居る中でも、主要キャラクタ・真賀田四季博士のもつ空気は彼らの中でも群を抜いている。ひねくれ者の小生はそれでもなお「ああ、またこの典型的な天才…訳の分からんことをべらべら喋って」「モニタ越しの会話!はん、笑っちまうぜ」と思いながらページを繰っていった。が。ラストで見事にひっくり返された。鮮やかと言うよりほかない。詳しくいうとネタバレになっちゃうからここらへんで引き上げます。…にやり。
すべてがFになる (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.27
(5pt)

ダイナミック!

理系ミステリと銘打たれる著者だが、それだけではない。古典的なミステリにも通ずる、ダイナミックさが魅力。舞台設定、登場人物、事件、すべてがダイナミック。それらが、システマティックに語られる模様は、ある意味残酷にも見える。だが、はまるとこれ以上の快楽はない。文系だからといって、この作者に触れない手はない。おすすめの一冊。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.26
(5pt)

とても好きな作品です

森先生の作品は勿論好きなのですが、特に好きなのがこの犀川先生&萌絵シリーズです。その最初の作品なんですが、私は今学校で文系を選択しているのもあって頭が理数系でないので、初めは所々に出て来る難しい文章に戸惑いました。けれど、もう読んでいると本当に全然楽しいです。『楽しい』という表現は良くないかもしれませんが、とても引き込まれます。だから、もう3ヶ月に一階位の割合で私はこのシリーズを読み返しています。何度読んでも飽きません。ただし、いきなり推理小説初心者さんがお読みになったら多少の好き嫌いは出て来るかもしれません。けれど、私は大好きです。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.25
(5pt)

切れ味長持ち

切り取られた切り口を眺めて楽しむ小説。切り取るものは視点、切り取られるのは世界。雑談の中でも哲学的とも思える問いにユニークな視点で切り込む。都市とは?現実とは?生物とは?液体と固体の違いは?・・・雑談が例題、ミステリーが演習問題。視点の取り方、思考実験の教科書。読者は例題をこなし、シリーズが進むにつれ読解力がついていく微妙なミステリーのシリーズ第一弾。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.24
(4pt)

少し…

コンピュータの知識と想像力が要求されますね。とても緻密なストーリ設定と展開は引き込まれます。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.23
(5pt)

すごい。でもついていけない

このトリックはすごい。まあ、もとから基本OSに何か仕掛けがあるとは思っていたが、それ以上の真相に唖然。推理物としては脱帽でも、ここにあらわされる世界観はあまりにも異質で身震いしてしまう。天才であるがゆえに、倫理観を超越している存在の行動。人はここまでなれるものなのかと、言葉に言い尽くせない衝撃を受けた。理系的な合理性から来るものだろうか。星5つだが、このシリーズを読み続ける力は私にはない。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.22
(5pt)

森作品の初弾

大好きです。読者にとっては、後に連綿(使ってみたかった言葉)と続く森作品初弾となります。(多分・・・・)人間の思考、タイプ、について「ああ、同じ様に考えている人っているんだな~~~」 と初めて思った作家さんです。純粋な思考、きれいな推測が好きです。独自の調査によると 女性より男性のほうが好きになるようです。女性の場合「理屈っぽい」という印象があるようです。特に「夏の~」(確かそんなタイトル)は大好きです。でもきっと作者である森教授(多分すでに教授になってるんじゃないかな~~~~)にとっては読者の感想などまったく関係ないのでしょう。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.21
(5pt)

ユートピアと密室と

面白い。孤島の研究所という研究者にとってのユートピアで起こる殺人事件。夢やヴァーチャル・リアリティといったものが現実と見分けがつかなくなる境界の世界をうまく描ききっています。理系人間たちの書き分け方も見事。でもそれ以上にすごいと思うのは、これほどの小説を片手間に書いてみせる作者自身です。いったいどんな人なのやら・・・。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246
No.20
(4pt)

ひとつの理想世界の物語

この作家の本を、はじめて読んだ。謎のカギである「F」が何を意味するかについては、伏線がおしみなく張られているので、スグに想像がついてしまった。文章の流れは、やや説明的な部分が多く、ムダ筋もほとんどない。宮部みゆきのような描写で読ませる作家が好きな人には、物足りないかもしれない。ただ、それでもこの作品が魅力的なのは、物語の中心となっている研究所の世界。儀式的な挨拶なし、意味のない感情の起伏なし、いきなり本題、コミュニケーションは迅速に要点のみメールで済ませる。少し違和感を感じながらも、なぜかとても共感してしまう。ただ、共感できない人もきっといる作品だと思うので、星は4つ。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)より
4062639246