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ほら吹き茂平 なくて七癖あって四十八癖
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ほら吹き茂平 なくて七癖あって四十八癖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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宇江佐作品、59冊目。 表題作よりも巻末「律儀な男」が印象に残る。 改めて人の幸せの尺度は何なのかが問われているんだろうと思った。 | ||||
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面白かったです。人の心の内側をとらえて、その表現に引き込まれます。 | ||||
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茂平さん、昭和の時代にはこんなおじさんも1人くらいは近所にいた。今はたちが悪くなっているかもと思え、今更ながらこんなおじさんは許せる。 短編ばかりなので、私のようにじっくり読みたい人には、1冊読んだ後も物足りない感じが残ると思うが、電車の中で読んだりするにはいいと思います。 | ||||
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中身は宇江佐 真理さん健在と言った内容ですね。タイトルの物語もですが江戸時代人情・世話話・親孝行話 満載の短編集です。楽しみました。 | ||||
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作者らしい読みやすい短編集です。 優しい尼僧と幽霊たちのお話が二編。お気に入りになりました。 | ||||
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私も皆さんと同意見です。 表題含めた6作品の中で2作目の【千寿庵つれづれ】と 5作目の【妻恋村から】は同主人公のシリーズ作品です。 主人公・浮風は正式な尼僧としての資格はないがその人柄の良さと 今でいう霊能力でたくさんの生者死者たちから慕われています。 成仏できない死者たちにあわれみを感じましたが 最後は死者たちも浮風に諭されて納得成仏するのでホッとします。 不思議で楽しいお話しでした。 最終作【律儀な男】はなんともやりきれない悲しさを感じました。 現代の都会にはなくなってしまった正に義理と人情のお話です。 胸が詰まりました。 全体を通して素敵な作品集です。 宇江佐ファンのみならず時代小説初心者の方でも楽しめると思います。 | ||||
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大工の棟梁だった茂平は、今や隠居の身。暇をもてあまして気味の毎日だ。そんな茂平を人は 「ほら吹き茂平」と呼ぶ。さて、茂平はどんなほらを吹くのか?表題作「ほら吹き茂平」を含む 6編を収録。 嘘をつくのは良くない。茂平にもそれは分かっているはずなのに、ついほらを吹く。けれど、 それは人を困らせたり怒らせたりするものではない。ちょっとした人の揉め事を丸く収めてしまう ほらなのだ。癖というより、茂平の持つ才能なのではないだろうか。人は、「ほら吹き茂平」と 非難めいて呼ぶのではないのだ。むしろ親しみを込めてそう呼んでいる。読み手にもそのことは しっかりと伝わってくる。思わず微笑んでしまうような話だった。この作品の中の6編は、ほのぼのと した話、ぞくっとする話、皇女和宮の謎にまつわる話など、バラエティーに富んでいる。人生と いうものについても、あらためて考えさせてくれた。なかなか味わいのある作品だと思う。 | ||||
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脳梗塞で入院中の父が読みたいと意欲を見せてくれたので買いました。読みやすくてよかったです。ほのぼのとした家族愛を感じました。大変お勧めです。 | ||||
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大好きな宇江佐真理さんの新刊 江戸を舞台の短編集です。 「千寿庵つれづれ」と「妻恋村から」は、これでシリーズ化できそうな、 しみじみとした良いお話でした。 「律儀な男」は、中でも一番の、心に残る作品。 なんとなく藤沢周平を彷彿とするものを感じました。 宇江佐ファンの期待を裏切らない、一冊です。 | ||||
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