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ダ・ヴィンチ・コード
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ダ・ヴィンチ・コードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全177件 81~100 5/9ページ
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先に映画をみたのですが正解でした。 次々に現れる謎が見ているときは「え、なんだったの?」という感じでしたが 象徴学やキリスト教にまつわる異聞などもっと知りたくなりました。 訳文もスムーズですんなり読めます。けれど、この厚さで三分冊にする必要は なかったのでは、ということで★4つです。 | ||||
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すでにたくさんのレビューでも言われていますが この本で主人公たちが歩んだ道のりをトレースするととても面白いと思います。 様々な芸術作品や美術品に系統的に出会えるのではないでしょうか。 もちろん、この話の中核であるミステリーの部分もとても面白く 一読の価値はあると思います。 | ||||
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世界的なベストセラーとのことだが、この本が、キリスト教的価値観が支配する西欧圏でどのような読まれ方をされているのか、とても興味深い。日本でこれだけの大ヒットとなっているのは、キリスト教をどう捉えるかという本質を抜きにして、知的エンターテインメントとしてのクオリティが高いことの証だろう。本文の会話の中にハリーポッターを揶揄するくだりがあるが、「ダ・ヴィンチ・コード」はある意味、“大人のためのハリーポッター”に違いないのだ。歴史上の人物や史実にまつわる謎の探求、パリを舞台とした観光的要素、敵味方が入り乱れるサスペンス、ストーリーの進行とともに芽生えるラブロマンス...エンターテインメントの“お約束”を完璧に押えて切っている。 もっとも読者を引き込んでいく部分は、史実や象徴の裏の意味の解読である。聖書にもダ・ヴィンチの絵にもディズニーにも実は裏の意味があるっていう想像は、そりゃあ面白くないはずがない。著者の力量が本書を知的エンターテインメントとして成立させているが、それが無ければ一気にトンデモ本の世界である。そういうスレスレの素材を類まれなる取材力、構成力で“大人のハリーポッターに”仕立て上げた著者には素直に拍手を送りたい。 読んでない人に言っとくと、これ、読んで絶対ソンはないです。凡百の薄っぺらなベストセラーとは一線を画す知的興奮が詰まっていることだけは間違いない。 | ||||
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キリスト教の歴史や芸術作品についてのウンチクが豊富に展開され、 その記述が興味深く楽しめます。 ただ、どこまでが(認められている)事実なのかずっと気になってしまいましたが・・・。 ミステリー小説としても面白いとは思いますが、主役の二人の個性がイマイチ魅力を 感じませんでした。 宗教文化や歴史に全く興味が無い方にはお勧め出来ない小説です。 | ||||
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もちろんストーリーやサスペンス的な要素も素晴らしいと思うのだが、個人的にはキリスト教や黄金比などについての薀蓄が参考になった。 特に中巻の130ページからのコンスタンティヌス帝とニケーア公会議についての説明だ。「イエス・キリストはこのニケーア公会議で多数決によって神としての存在になった。」などと聞けば誰だって驚くと思う。私はキリスト教に対しては複雑な思いがある。特にキリスト教を迫害していたパウロ(サウロ)が変心してキリスト教を広める権威になったことについては胡散臭さを感じていて、「もしオサマ・ビンラディンがアメリカ合衆国の大統領になったとしたらどう思う?」などと議論をしたこともあるのだが、パウロと限らずにキリスト教批判にはこうした事実からのアプローチもあるのかと感心させられた。 かといってこの著者がキリスト教そのものを攻撃をしたいわけではないところがまた素晴らしいと思う。事実を明らかにしつつもキリスト教徒への理解とやさしさが感じられる箇所もあったのが良かった。 | ||||
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下巻の展開が遅いという話を聞きましたが 全然そんなことはないですね 多少キリスト教の知識が必要な箇所がありますが スピーディに進んでいきます 私は満足です | ||||
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とても興味深い本だった。小学六年生の私にはとてもプラスになる本だった。 この本をよんでから映画を見るとすごく内容が理解できると思う。 キリスト教への印象がとても変わったし、ロバートとソフィーで謎を次々に解き明かしていき、危険な時こともあり読む側をドキドキさせた。 本が嫌いなひとでも頑張って読んでほしい。 ☆をひとつ減らしたのは、モナ・リザがあまりでてこなかったから。もともとモナ・リザに興味があってこの本を読んだのに、モナ・リザが特に出てこなかったのがマイナス。でも物語自体はとても面白かった。 | ||||
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ルーブル美術館の館長が、殺された。 殺される前に、自分をダ・ヴィンチの描いた人体図に見立て、暗号を書き記してから、息絶えていた。 宗教象徴学専門のロバート・ラングドン大学教授は面会の約束をとっていたために事件に巻き込まれる。 ルーブル美術館の様子や、宗教画の隠れた意味の存在など、読むと「知らなかった!」と感嘆する内容が沢山盛り込まれています。 映画をみるような、展開で面白く読めます。 主役の大学教授は奥ゆかしい性格で、読みやすい本でした。 | ||||
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映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観るにあたり、基礎知識が無ければ楽しめないと各メディアに書いてあったので先に読んでみました。 隠された暗号を主人公が解いてゆく過程がとても面白かったですが、ローズ・ラインやサン・シェルピス教会やら西洋美術や宗教学に疎い私としてはイメージが出てこなかったのでWEBで確認しながら読み進めていきました。 私はキリスト信者ではないのでなんとも思いませんが、キリストに血の血脈が残っているという設定は西洋的には大問題なのでしょうね。映画上映開始時には、現にカトリック系神父は抗議デモを行ったり、ある国は上映禁止をしたとか? 本の中でも、血の血脈は許されない故に抹殺するというものすごいロジックでテンプル騎士団が虐殺されたりシオン修道会が狙われるのですがどこまで事実でどこからフィクションなのか判断がつきかねました。 エンターテイメントしては合格の出来なので、おすすめします。あと、原作読んでから映画を見に行ったほうが楽しめますのでそれもおすすめしちゃいます | ||||
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読みやすいし、面白いのでガンガン読めます。けど、面白いと感じたのは非常にたくさんあるうんちくです。それ以外はストーリーも、うんちく話しては逃げての繰り返しで、途中で犯人の見当がついてしまうし、平凡だと感じました。だけど、うんちく大好きな人はおすすめです。 | ||||
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世界中でベストセラーになっていることに納得、面白い。 次の展開が気になって、止められない止まらない。 特にこれからフランスに旅行に行く人には最適だ。 辛いエコノミークラスでの長旅も、この本を読んでいれば あっと言う間に時間が過ぎ去ってしまうし、 ルーブル美術館を見学する楽しみも増えること請け合い。 ただし、到着までに読み終えられなくて、 現地で観光もそこそこに読みふけってしまうことには注意。 謎解き、急な展開、深すぎず浅すぎずの登場人物、 適度にちりばめられたキリスト教や絵画に関する薀蓄など、 これらが実にうまくブレンドされており、全く飽きさせない。 ただし、この本の魅力はあくまで「バランスの良さ」であって、 謎解きなどの項目ひとつひとつに対して深いものを求めるのは酷。 語られる薀蓄は「事実に基づいている」と前書きに書いてあるが、 全てを真に受けてはいけない。 それでもなお、面白く読んで適度な薀蓄を得るためには最高レベルの本だろう。 それにしても、キリスト教特にカトリックのタブーに踏み込んでいるようにも思うが、 (イスラム教でそれをやった場合に比べれば)反発はあまり聞こえてこない。 キリスト教の「ものわかりのよさ」に、感心してしまっているのだが | ||||
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映画はビジュアル面に特化した所があり、 (ソフィーとラングトンの乗る車が、バックしながら検問から逃走するシーン等は原作にはありません。) それはそれでまた面白かったんですが、 原作の方が面白いです。(まぁ、当たり前といえば当たり前ですが。) 夢中になって読んでいる自分がいました。とにかく濃密。 ストーリーや、それに絡んだ謎解きも、もちろん面白いんですが、 何より、随所で繰り広げられるうんちくの数々が魅力の中核を担っていると思います。 「ダン・ブラウンって何者?」と、思わずそうつぶやいてしまいました。(苦笑) ただ、ストーリーの終盤は、わりとあっさりと書かれている感じがしました。 自分が、読み続けていくうちに期待を持ちすぎたからなのかもしれませんが。 とは言え、理屈を抜きにして、普通に楽しめました。 ダン・ブラウン氏は、近代稀にみる作家の一人だと思います。 この作品に因んだ宗教がらみの問題が色々と取り沙汰されていますが、 単純にエンターテイメントの作品として割り切ってみれば、特に問題は無いのではないでしょうか。 あと、翻訳も良かったと思います。 | ||||
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これを大絶賛してしまう人というのは、 もともと聖書とか、テンプル騎士団とかいったネタが大好きな人だと思います。 そういう人は「よくぞやってくれました!」と拍手喝采してしまうのでは。 本書の場合、物語の稚拙さを指摘されることがありますが、 そんなことは置いといて、これをやったことに重要な意味を見出すわけです。 でも、そんなディープな人でなくっても十分に楽しめると思う。 物語もスリリングだし。 歴史(じゃなくてもいい)の謎をめぐって、 想像の羽を伸ばせるなら誰にでもオススメできる小説です。 | ||||
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本作品は、サスペンス・ミステリーとして第一級と言ってよいであろう。しかし、特にカトリックの教義を否定するかのような歴史的な謎を扱っているにしては、重みのない作品である。読み終えた後に大きな余韻が残る作品でもない。これは私がキリスト教徒でないため、ヨーロッパ文化の中で育っていないためかもしれない。 難解な表現はないし、キリスト教や事件の鍵に関する解説も登場人物を通してなされているので、エンタテインメントとして気軽に読み始めるのがよい作品と言えるだろう。特にキリスト教徒でない日本人なら、キリスト教が全否定されたところで実害は何もないのだから。 (これは上中下巻を通してのレビューです。) | ||||
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まず先に映画を観ました。 一緒に観に行った友人は先に原作を観ていたのですが、結論から言って、映画を先に観た方が本も楽しめるのでは・・?と思います。 映画ではサラっと流された部分が小説ではちゃんと詳しく書いてあったし、より一層理解が深まりました。 私はあまり普段は小説など読まないのですが、上・中・下巻とも読破できましたので、活字が苦手な人は、先に映画を観ることをオススメします。 | ||||
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まあまあ面白い小説。 「大人になったハリーポッターと仲間たちの聖杯探しの巻」といった感じだ。 神経を集中させて想像力を駆使しなければならないほどの緻密な表現はなく、 場面展開も早いので、さらさら読み進められる。 これからの時期、旅の暇つぶし本としてお勧めだ。 ビーチやプールサイドで読むのもいい。 キリスト教や聖杯、フリーメーソン等の基本的な知識はあった方が楽しめる。 少ない資料を鵜呑みにしたと思える記述がいくつかあり、煽り文句が行き過ぎた感があるが、小説としては面白い。 ただし、熱心な信者は不快にさせる表現がいくつかあるのでお勧めしない。 | ||||
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本書のキーワードになるテンプル騎士団については澁澤龍彦「秘密結社の手帖」でその存在を知ったのが最初だった。さらに荒俣宏「風水先生レイラインを行く」でイギリスの古代信仰や遺跡に漠然とした興味をもち、同じ荒俣宏「レックス・ムンディ」でそれらを複合したエンターテイメントを堪能した。文庫版「レックス・ムンディ」の帯には「ダ・ヴィンチ・コードを越えた」という惹句が記載されていたが、やっと本書を読むことができた。 結果から言えば、史実をうまく組み立てたパズルとして謎解きを進める部分と、黒幕をめぐる部分はミステリとして非常に楽しめる作品となっている。全体のスピード感と、舞台のダイナミックな移動も読者を飽きさせないし、終盤はうまい落としどころを持ってきたものだと感心した。 扱っているテーマそのものはあとがきで荒俣宏が指摘しているように、むしろキリスト教に造詣が深くない方が楽しめる。これは同氏の「レックス・ムンディ」についても同様だ。ただ造詣がないにしても、国内でこのテーマでこれだけのベストセラーになるとは意外だ。ハリウッドでの映画化というのが、いかにお互い有効なプロモーションであるかという証拠ではないだろうか。 | ||||
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ダン・ブラウンのベストセラー小説『ダ・ヴィンチ・コード』の上巻。キリスト教の存在意義を問うた話題作。ある日殺害されたルーブル美術館の館長、その殺人の容疑で追われるロバートラングドンと館長の娘ソフィーは、館長が残した奇妙な暗号を解読して行く過程で少しずつキリスト教の隠されたベールを剥がし始めた。館長が残した幾重にも重なる暗号の正体と、見え始めたシオン修道会の影。物語序盤の、軽快で論理的な展開は、時間さえも忘れさせてくれるだろう。 主張と史実が必ずしも一致していないという批判もある様だが、物語の論理展開、歴史評価、などなどは見事というより他ない。特別、宗教、特にキリスト教に対する思い入れが少ない日本人にとっては、却って客観的に物語を眺める事が出来るだろう。この小説は、決して歴史書ではないし、暗号書でもないのだが、そうしたエッセンスを十分に盛り込みつつ、一つの物語として完成させている。 ミステリーで時々御目に掛かる暗号の数々。それらは概して、必然性の薄い(他に幾らでも解釈があったり、不自然であったりする)場合が多いが、この『ダ・ヴィンチ・コード』に登場する暗号達は、人文的にも数理的にも非常に精巧に作られた論理的な暗号である。ゆえに、物語に登場する暗号の数々が一本の糸で結ばれた時、その美しさに思わず恍惚さえ覚えてしまう。 ところで、実に緻密に計算された見事な名作であるが、唯一難癖を付けるとすれば、このタイトル。da Vinciの名前を冠する程、内容はLeonardo da Vinci自身に深く関わるものではない。勿論、"最後の晩餐"に秘められた真実は物語の重要な要素ではあるが、物語の主題は決してda Vinci自身に委ねられている訳ではないし、況して"モナ・リザ"の解釈などはこの物語の本質とは殆ど接点が無い。本の表紙に"モナ・リザ"を使用するのは、少し食い違いがある様に思われる。 | ||||
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この作品を巡って、キリスト教、秘密結社、ダ・ヴィンチの謎に迫った様々なガイドが出て、周辺が騒がしくなっていましたが、 そういうこととは無関係に、この作品は、エンターテイメントとして一級品だと思います。 ヨーロッパを舞台とした設定、魅力的な登場人物、先が読みたくなる展開に、歴史の裏側を垣間見せてくれる知識がスパイスを効かせ、申し分のない、非常に優れた小説になっています。 学術的に言うとどうなのかわかりませんが、本書のジャンルはミステリー小説。その設定にどれだけ酔えるか、どれだけ不自然さを感じさせないか、綺麗に読者に嘘をついてくれるか、だと思います。 その意味で、本書は一流のエンターテイメントだと思います。 | ||||
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やっと読み終えました。非常に興味深くかつ、面白いミステリーでした。 古代の女神信仰と、キリスト教への様々な疑問、聖杯にまつわる伝説、以前にご紹介した『聖杯と剣』の後半に描かれている事柄をダ・ヴィンチの数々の名作から、様々読み解いていくのです。おりしもローマ法王が亡くなられた時期にこのようなキリスト教の根源を問うような作品が生まれ、また、その作品が、これほどまでに世界に人々に読まれたということが凄いことですね。時代が変わったという感慨が深いです。様々な専門的な研究としてかかれたのではなく、多くの人たちが読むことができるミステリーとして出版されたことが、非常におもしろいですね。上手いというのでしょうか。 キリストとマグダラのマリアについての真相、キリストの血を引く人たちをそっと守ってきたというシオン修道会の存在、そういった新しい知識も加わりましたが、このダ・ヴィンチ・コードに描かれているテーマについては、あまりに自分が長年勉強してきたジェンダーについてのテーマに等しいので、非常に感動しました。 まだお読みになっていない方はぜひとも読んでみてください。 夢中で読んだダ・ヴィンチ・コードですが、ビデオやさんに行ったら新作で、ダ・ヴィンチ・コードにまつわる様々な教会と、その解説をビデオにしたものがありました。思わず借りてみてしまいました。いくつか教会が出てくるのですが、それがどんな教会なのか、見ることができました。たくさん出てくるダ・ヴィンチの絵も実際に見ることができると非常にいいですね。トム・ハンクスで、映画化されましたが、いやはや彼が主人公とはちょっと感じが違うようなきがしますけどね。でも、やっぱりヴィデオになったら見てしまいそうです。 | ||||
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