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(短編集)

彼岸花



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【この小説が収録されている参考書籍】
彼岸花 (光文社時代小説文庫)

彼岸花の評価: 4.33/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

自分の心の鏡写してもらった

あんがとという一章がよかったかな。
尼寺で育てられた3代に渡る捨て子同士の女性達にこれまた捨て子のおとが来て・・・母親の気持ちも娘の気持ちもそれぞれ持って尼さんも特殊ではないと、普通の人間であるという感じがよくわかった。おとも嫌味な程世間受けするわけでもなく、子供の狡さも描いてみせる。うん、これは、正直ベースの話だな。特に善人がいるわけでもなく、ごく当たり前の欲も嫉妬もうとましさもみんな持っている人ばかり。
これが小説になるってことは、やっぱり作家の技量なんかね。なんだかんだブツブツいいつつも買ってしまうこの人の本。文庫で読むと何だかお得感があるのが不思議。
彼岸花 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:彼岸花 (光文社時代小説文庫)より
4334749127

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