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甘露梅 お針子おとせ吉原春秋
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甘露梅 お針子おとせ吉原春秋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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岡っ引きの夫に先立たれた町家の女房、おとせ。時を同じくして息子が嫁を迎えたため、自分は手狭な家を出ることに。吉原で住み込みのお針子となったおとせの前には、遊女たちの痛切な生の営みがあった。さまざまな恋模様、その矜持と悲哀。そして自身にもほのかな思いが兆しはじめ……。今宵ひと夜の夢をのせて、吉原の四季はめぐる。 | ||||
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うさえまりさん 読み出したらおもしろいので目についた安いものかいました あまり興味がわきませんでした | ||||
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借金のかたに娘が泣きながら連れて行かれ、嫌々ながら客を取らされる・・・ というのが時代劇で見られる遊女屋のパターンだが、そんなイメージとは全然違うことがこの作品からは読み取れる。 店や遊女には格式なりのしきたりがあり、幼い娘や格下の娘は花魁付きとして仕事をし、育てられ、 季節ごとにはどのような行事があってどのような人間模様があるのか、ということなどが全体を通して描かれている。 そうした江戸の文化、暮らしぶりを描かせたら宇江佐さんは屈指の作家だろうと思う。 でも作品全体のつくりとしてはどうかな。 住み込みのお針子(お店での縫い物を専門に扱う仕事)として働く主人公・おとせの視点で物語は進むのだけれど、 読んでいて受けるおとせの印象は、正直いって“おせっかい、出しゃばり、うざったい”・・・ こんな人間がいたら周りから疎まれるだろうな、としか思えないのだが・・・。 宇江佐さんの描くヒロインには、ときどきこういう人がいるんだよね。 それもまた“宇江佐小説”なのだろうけど、この作品はあまり評価はできないかな。 | ||||
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