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甘露梅 お針子おとせ吉原春秋



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甘露梅 お針子おとせ吉原春秋の評価: 4.13/5点 レビュー 15件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

いまいちかなぁ

吉原ものは好きだし興味があったのでかなり期待したのですが・・

花魁達のしゃべり方が何かわざとらしいというか、無理して吉原言葉にしてるというか、
何かしっくりきませんでした。
あまり雰囲気がない感じですかね。

主人公の年齢がいってからの恋、と言うのは良かったです。
この辺りをもう少し詳しくするほうが良かったかも。
今一つ唐突というか、ちょっと不自然な感じがしました。
甘露梅―お針子おとせ吉原春秋 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:甘露梅―お針子おとせ吉原春秋 (光文社時代小説文庫)より
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No.1:
(2pt)

江戸情緒とか粋って・・・・・

この作者が江戸情緒だの粋だのを言い出すと、鼻について仕方ない。まるでガイドブックに載っている下町風情をそのまま鵜呑みにしたみたい。

主人公は30代後半で夫に死にわかれ、息子夫婦と暮らすのも・・・と吉原でのお針子の仕事を選ぶが、中々なじめないとしきりにこぼす。遊女達は堅気の彼女にあまり打ち明けてくれない事もあるが、その中で唯一親身になってくれる男と出会う。けど、その人50代も過ぎてる年寄りで・・・・。

いくら江戸時代は現代と感覚が違うと言っても20以上年が離れた二人の組み合わせには違和感を覚えるし、吉原に入ってすぐの彼女に遊女達が打ち解けないのも傍から見れば当たり前のように見える。

この作品には、はっきりいって何一つ共感を持つ事が出来なかった。

却って教科書どおりのうそ臭い「粋」だの廓言葉だののわざとらしさばかりが目に付き、うっとおしい事甚だしい。そんなの繕わず、二人の成り行きだけを丁寧に追いかければいいのに。

 また、連作なのでエピソードの説明がところどころかさなるのも、文庫にするときくらい手を入れればいいのに、と思わされた。造りが雑な印象。
甘露梅―お針子おとせ吉原春秋 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:甘露梅―お針子おとせ吉原春秋 (光文社時代小説文庫)より
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