■スポンサードリンク
冷たい密室と博士たち
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
冷たい密室と博士たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
犀川や西之園が在籍する大学にある極地研の低温実験室で、大学院生二名の刺殺体が発見される。それも衆人環視の密室状態で。偶然見学に来ていた二人は、必然的に事件に関係することとなるが… 事件現場がかなり特殊だという以外は、普通の(殺人事件が普通と言うのも奇妙だが)ミステリーだと思う。論理的に組み立てられた密室なのに、殺人を引き起こす動機は、非論理的な感情だという矛盾。ある意味、前作の動機とは対称の位置にある動機で事件が引き起こされていると言えるだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんとこの作品は犀川創平がコーヒーを噴き出す唯一の作品です……。別に冷やかしとかではなくて、そんな創平君は後にも先にもここだけなので初々しさをお楽しみください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回はストレートな本格推理モノ、というかストレート過ぎて謎解きのシーンは逆に退屈になって おり、つまらんなぁと思っていたら・・・そのあとの動機の解明シーンではうっかり見逃していた 伏線が見事に回収され、思わず感動してしまった(ちょっと大げさだが)。 前作「すべてがFになる」に比べると事件やトリックそのものには理系色はあまりなく、UNIXのネット ワークを介したメールがどうたらtelnetがどうたらという程度なのだが、それでもUNIX系マシンに触 ったことない人にはちょっとわかりづらいかも。でももっと専門知識が介入する事件だったら面白かっ たのに。 不覚にもUNIX系技術者であるにも関わらずtalkコマンドは本作ではじめて知ったのだが。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
インパクトはなく、理論然として、普通のミステリに仕上がっている。 まぁ、それでも面白いことは面白いし、シリーズを通して見ていく中で、読み飛ばすわけにはいかず、黙々と目を通します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1996年リリース。S&Mシリーズの第2作。本作も『理系』がふんだんに味付けに使われている。(●^o^●)フロッピーの消えたディレクトリを探すシーンでは『Norton Un Erace』が飛び出すかとドギドキしたが、敵も超知的故に『Norton Wipe Info』しているかもしれずとも思ったがそこまではやりませんでした。それでも連絡は何とtelnetだし、UNIXのコマンド(かなり初歩的だが・・・(●^o^●))が出てくるたびに変に嬉しくなったりする不思議な作品である。何しろ随所に出てくるMacintoshと『ジェネシスならピーター・ガブリエルの世代だよね』とかセリフにピピッとくるものが多いのが森作品の特徴でそれがより作品を魅力的にしている(●^o^●)。S&Mシリーズ全10巻読破を決意させる一冊である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
S&Mシリーズの2作目です。孤島で事件が起きる前作とは違って、今回は別館とは言え、犀川助教授が勤めており、西ノ薗萌が通っている大学の中で起きる事件なので、あまり荒唐無稽ではなく地に足の着いた普通の推理小説という印象です。良くも悪くも突飛な作品だった前作の雰囲気を期待して読むと、肩透かしを喰うかも知れません。“冷たい密室”とは、北極や南極の環境を再現した実験を行うために冷却装置のつけられた実験室のこと。二つづきの部屋があり、相互に行き来はできるが、外には出られないというタイプの密室です。前作に引き続き新しい密室パターンを提示してくれました。犀川が前作を回想している場面が出てきますが、話の本筋にはさほど関係ないので、前作を読んでない人でもOKです。まあ、前作を読んでおくに越したことはありませんが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは本好きの友人から紹介されて買ったもののうちの一冊です。トリックが変にエンターテイメントしてないし、みてて入り込んでしまうような作品。ですが・・私にはちょっと文章が難しいです。主人公の犀川先生始め、頭のいい人たちが登場人物に多いので、スラスラとは読めないと思います(私だけかもしれなせんが・・)なのに見終わると次が読みたくなるんですよね~。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作「すべてがFになる」ほどの衝撃はないというのは、確か。でも、10作からなるこのシリーズを通るのには、この作品は必至。派手さはないけど、堅実な密室物です。また、犀川と萌絵の日常が垣間見れるのも魅力。このシリーズは多くの登場人物がその場限りではなく、次の作品にも出てきて、それが面白さの一つにもなっているので、全ての作品を読むと、なんともいえない愛着がわきます。理系の思考にも慣れてくれば気にならないですしね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第一作の「すべてがFになる」に比べ、普通のミステリィになったような気がします(それが良いことなのか良くない事なのかは別として)森さん的な感じが少し足りない気がしました。今回はそんなに好き嫌いが出る作品ではないと思います | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日常で生活している時に、結論を聞いてみると「ああ、なんだそういうこと」という時があると思います。単純と言えば単純な動作が物事を複雑にする、この作品はそんなお話です。「すべてがFなる」に比べて、より文系の皆様方にも楽しんでいただけるように思えます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!